ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-04-30 02:35:50 |
TOBU NEWS RELEASE
東武鉄道株式会社 2022年 4月28日 東武グループのサステナビリティ経営の一環として 当社初となる「グリーンボンド」を発行します! 〜環境負荷軽減に向けたSDGsの推進〜 東武鉄道株式会社 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、環境課題解決に資する事業の資金調達手段として、当社初となる「グリーンボンド」を2022年6月に発行します。 東武グループでは、サステナビリティ経営のさらなる推進に向けて、マテリアリティ(重要課題)の一つである「環境優位性の更なる向上などによる環境負荷軽減」を実現すべく、様々な取り組みを行っています。今回のグリーンボンドは、同取り組みを加速させるとともに、投資家をはじめとしたステークホルダーの皆様に東武グループの取り組みについてご理解いただき、沿線地域社会及び東武グループの持続的発展を実現していくことを目的に発行するものです。 発行概要、調達資金の使途等の詳細は別紙のとおりです。 <参考>グリーンボンドとは、企業や地方自治体等が、国内外のグリーンプロジェクトに要する資金を調達するために発行する債券を指します。 <別 紙> グリーンボンド発行の概要について 1 発行概要 ┌─────┬──────────────────────┐ │社債の名称│東武鉄道株式会社第132回無担保社債 │ │ │(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)│ ├─────┼──────────────────────┤ │発行総額 │100億円(予定) │ ├─────┼──────────────────────┤ │発行年限 │5〜10年(予定) │ ├─────┼──────────────────────┤ │発行時期 │2022年6月(予定) │ ├─────┼──────────────────────┤ │資金使途 │新型車両導入・太陽光発電システム設置 │ │ │ (一部リファイナンスを含む) │ ├─────┼──────────────────────┤ │主幹事 │みずほ証券株式会社、 │ │ 証券会社│三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、│ │ │大和証券株式会社 │ ├─────┴──────────┬───────────┤ │ストラクチャリング・エージェント│みずほ証券株式会社 │ └────────────────┴───────────┘ ※「ストラクチャリング・エージェント」とは、グリーンボンドのフレームワークの作成および外部評価(セカンドオピニオン)の取得に関する助言等を通じて、グリーンボンドの発行支援を行う者を指します。 2 資金使途 本社債により調達した資金の全額を、以下の資金使途に充当する予定です。 ■新型車両導入 (1)特急スペーシアの新型車両N100系を導入 2023年に、特急スペーシアの後継モデルとなる新型特急(6両編成×4本合計24両)を東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線の、浅草駅〜東武日光駅・鬼怒川温泉駅間に導入します。現スペーシアと比べ、CO2排出量を最大40%削減することに加え、運行の使用電力相当分は、全て再生可能エネルギー由来の電力に実質的に置き換え、CO2排出量を実質「ゼロ」とすることで、カーボンニュートラルな運行を実現し「国際エコリゾート日光」の実現に寄与します。 (2)500系車両「リバティ」の増備 2021年度に、500系車両「リバティ」(3両編成×6本合計18両)を増備しました。1編成3両固定の「併結・分割」を可能にした仕様で、途中駅で列車の併結・分割を行うことにより、ひとつの特急で目的地の異なるお客様にご利用いただけるほか、高効率の永久磁石同期電動機(PMSM)を搭載し車体にはアルミ合金を使用して軽量化を図り、前照灯や室内照明にLEDを採用することで消費電力を低減するなど環境負荷の低減を図っています。 ■太陽光発電システムの設置 (東武動物公園駅西口商業施設 ) 東武動物公園駅西口に、地域の方々と来街者が交流する「お買い物とまちづくりの活動拠点」をコンセプトとした商業施設を2021年9月にオープンしました。本施設では、地域の方々の日常生活を支えつつ、地域に開かれた交流広場「みんなの広場」の整備、飲食店営業等の商いへの挑戦を後押しするシェアキッチンの設置、高齢化が進む地域のニーズを捉えた移動販売等、地域課題解決や地域活性化につながるサービスを提供しています。さらに、本施設で使用する電力量の約1/3を賄えるソーラーパネル約1,450枚を屋根一面に設置することにより、当社として初めて建築物の省エネルギー性能を表示する第三者認証制度「BELS(Building-Housing Energy-efficiency LabelingSystem)」において最高評価の5つ星を獲得しました。 3 グリーンボンド・フレームワークの作成 グリーンボンドの発行にあたり、国際資本市場協会(ICMA)の「グリーンボンド原則」および環境省の「グリーンボンドガイドライン」に4つの核となる要素として定められている「@調達資金の使途」「Aプロジェクトの評価と選定プロセス」「B調達資金の管理」「Cレポーティング」等の方針を記載した、「グリーンボンド・フレームワーク」を策定しました。 URL:https://www.tobu.co.jp/corporation/kankyo/greenbond/ 4 第三者評価(セカンドオピニオン)の取得 本フレームワークについて、第三者評価機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)より、「グリーンボンドガイドライン」等の原則との適合性に対する第三者評価(セカンドオピニオン)を取得しました。 URL: https://www.tobu.co.jp/corporation/kankyo/greenbond/ 5 サステナビリティに対する考え方 東武グループのサステナビリティに対する考え方は以下のページをご覧ください。 URL: https://www.tobu.co.jp/corporation/#csr-info 6 東武グループのSDGsに対する取組み等 SDGsへの取り組みや社会環境活動の詳細は、「社会環境報告書」をご覧ください。 URL:https://www.tobu.co.jp/corporation/report/ 以 上 |
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