ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-04-14 19:42:37 |
News Release JR西日本
2021年 4月14日 西日本旅客鉄道株式会社 http://www.westjr.co.jp/ オープンイノベーションで支える技術ビジョンの実現 当社は、4月9日に経済産業省特許庁が実施する令和3年度「知財功労賞」において、知的財産権制度活用優良企業(オープンイノベーション推進企業)として経済産業大臣表彰を受賞しました。 今後も、技術ビジョンの実現を目指してオープンイノベーションを推進し、安全性や生産性の向上に資する取り組みを着実に推進していきます。 1.これまでのオープンイノベーションの成果 オープンイノベーションによる価値創造の成果として、以下の3事例を紹介します。これらの実現までには、他社との協業における意思決定のプロセスの違いなど、多くの見えないギャップを乗り越え、意図した技術のマッチングができたことにより、新しい価値創造につながっています。 ○鉄道の安全に貢献する技術 ・世界初のフルスクリーンホームドア(協業先:ナブテスコ、JR西日本テクシア) うめきた(大阪)地下駅での未来駅の安全対策として、あらゆる車種・編成に応じて開口を構成出来るホームドアを開発中。 ・車いす段差解消機構(協業先:小松製作所(本社:長野県)、JR西日本テクシア) 車いすをご利用されているお客様にスムーズに乗降いただくため、車両乗降時の駅ホームと車両間の段差・隙間の解消を可能とする機構を開発中。 ○生産性向上につながる技術(協業先:JR西日本テクシア) ・自動改札機のCBMソリューション 自動改札機のメンテナンスを行うグループ会社と協同でデータとAIを活用するとともに、故障予測を行うプログラムを開発し、点検頻度の最適化を図っています。 2.今後の取組み ・外部資源の社内への取り込み、安全性や生産性の向上に資する取り組みを着実に推進するとともに、成果を他社、他業界へ展開し、新たな事業機会を創出していきます。 ・自動改札機のCBMソリューションは既に社内で保守コスト約3割減を達成しており、同じ悩みを抱える他の鉄道会社へ展開したいと考えています。 ・イノベーションに向けたマネジメントシステムの構築と運用にも取り組んでいくなど、中計の目指す未来に向けた変化対応力を獲得していきます。 |
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