NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.673 【阪神】阪神・阪急 梅田1丁目1番地計画が「サステナブル建築物等先導事業」に採択
ほりうち(ccbu8181) 2016-02-22 22:07:35
2016年2月22日

阪神電気鉄道株式会社
阪急電鉄株式会社


   梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)が、
        「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」
              に採択されました

〜先導的な省CO2技術を用いて、グループ一体で環境に優しい梅田のまちづくりを目指します〜

 阪神電気鉄道株式会社と阪急電鉄株式会社は、「梅田1丁目1番地計画(阪神百貨店(阪神梅田本店)の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」において、両ビル間の道路上空を活用した建替えと周辺公共施設整備を一体的に行うことにより、都市機能の高度化、防災機能の強化、公共的空間の創出、良好な景観形成等を通じ、国際競争力の強化に資する快適で省CO2に大きく寄与する質の高いまちづくりを進めることを目指しています。
 この度、こうした点が評価され、当計画が、国土交通省が所管する「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」の事業採択を受け(2015年12月21日付け)、両社におきまして、当該採択に基づく具体的な計画概要が決まりましたので、お知らせします。

 今後も行政機関及び関係先と引き続き協議を行い、2022年春頃の全体竣工を目指します。なお、阪神百貨店は、大阪神ビルディング西側で営業を継続します。
 工事の実施に当たっては、お客様の安全確保と周辺環境への十分な配慮を行ってまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願いします。

 阪急阪神ホールディングスグループでは、将来にわたって持続的な成長を実現していくため、「梅田地区をはじめとする沿線の価値向上」を事業戦略の一つと位置付けており、本計画が沿線の価値向上に資するよう計画の細部の検討及び関係機関との協議を、引き続き進めてまいります。

 本計画で用いられる省エネ・省CO2技術の概要等は、別紙のとおりです。

以上

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No.674 (Re:673) “サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)“ の採択について
ほりうち(ccbu8181) 2016-02-22 22:09:52
“サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)“ の採択について

 当計画が国土交通省の所管する「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」において、省エネ・省CO2 に係る先導的な技術の普及啓発に寄与するプロジェクトとして、事業採択を受けました。
(評価をいただいたポイント)
@ エネルギーのベストミックス
 空調熱源のエネルギー源として電気・ガスをバランスよく組み入れた機器構成とすることで、柔軟かつ効率的な運用が可能であり、CO2排出量も最小化することができます。
A 熱源最適運転シミュレーションシステム
 種類の異なる複数台の熱源機器の最適運転を行うための制御システムを採用しています。
B 阪神梅田駅への熱融通
 ビル内の熱源設備から、阪神梅田駅へ空調用冷熱を供給することで、エネルギーを無駄なく使うことができるようにしています。
C 阪急阪神梅田エリアエネルギーマネジメント
 阪急阪神グループが梅田エリアに保有する建物のエネルギー量を、将来的に、一元的に把握・管理するための集中中央監視システムを構築します。
D 様々な緊急時対応設備とBCP対応設備
 非常時にも自家発電設備により、一定容量の電力供給を行い、災害時の機能維持を図ります。
E オフィステナントへのエネルギー見える化
 テナント利用者に使用エネルギー情報を提供し、見える化することで、省エネルギーへの取組みを喚起する仕組みとしています。
F シークエンス温度制御
 建物の入口から内部に向かって段階的に温度設定を変化させる制御により、施設利用者の快適性を損なわずに省エネルギーを図る仕組みを採用しています。

【サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)とは】
 サステナブル性という共通価値観を有する省エネ・省CO2に係る先導的な技術の普及啓発に寄与する住宅・建築物のリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを国土交通省が公募し、採択した事業には整備費等の一部を補助し、支援する制度
<対象事業の種類>
 [1]住宅及び住宅以外のオフィスビル等の建築物(以下「住宅・建築物」という。)の新築
 [2]既存の住宅・建築物の改修
 [3]省CO2のマネジメントシステムの整備
 [4]省CO2に関する技術の検証

以上

撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 673×860(48%表示)
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No.676 (Re:673) [参考](1/2)
ほりうち(ccbu8181) 2016-02-22 22:11:17
[参考]「梅田1丁目1番地計画」の概要

 本計画地は大阪の中心地である梅田地区にあり、御堂筋の起点に位置しています。本計画では、両ビル間の道路上空を活用した建替えと周辺公共施設整備を一体的に行うことにしており、都市機能の高度化、防災機能の強化、公共的空間の創出、良好な景観形成等を通じ、国際競争力の強化に資する快適で質の高い街づくりを進めてまいります。
 計画ビル内には百貨店ゾーンとオフィスゾーンのほか、梅田地区におけるビジネス活動の活性化に資するカンファレンスゾーンを整備し、災害時には帰宅困難者の一時滞留スペースとしても活用することとしています。更に、ビル周辺では、地下・地上・デッキレベルでの3層歩行者ネットワークを強化し、街の回遊性を高めてまいります。


1 「梅田1丁目1番地計画ビル」(仮称)の概要
■百貨店ゾーン
 新しくなる阪神百貨店(阪神梅田本店)は、現在と同規模(延床面積:約100,000u)で、フロア数は11層(地下2階から地上9階まで)を計画しています。
 また、店舗づくりにおいては、品揃えの充実を図るとともに、快適な売場環境を整備し、様々なイベントを通じてライフスタイルの提案を行うことで、都心の一等地にふさわしい存在感と競争力のある商業施設を目指します。
 なお、建替工事は、百貨店の営業を継続しながら進める予定です。

■オフィスゾーン
 高層部分(地上11階〜38階)に、最新の設備を備えた、西日本最大規模(注)の1フロア当たり面積約4,500uの大型オフィスを整備します。
 (注)2000年以降に竣工したオフィスビルを対象。

■カンファレンスゾーン
 道路上空を建築利用することで生まれる大空間を活用し、地上11階に約4,000uのカンファレンスゾーンを整備します。カンファレンスゾーンを、“ビジネス情報  発信の場”、“国際的に活躍する人材育成の場”、“多様な人材による交流の場”として活用することで、梅田地区におけるビジネス活動を活性化し、国際競争力の強化に資することを目指します。また、災害時には帰宅困難者の一時滞留スペースとしても活用することで、防災性の向上にも貢献します。

■スカイロビー
 オフィスゾーン11階には、スカイロビーを整備し、オフィスワーカーや来街者に  開放するとともに、ギャラリー等の情報発信の場としても活用できるようにしていき ます。スカイロビーへは、地上部から大型エレベーターで直接アクセスすることができ、またスカイロビーと百貨店ゾーンはエスカレーターで繋がります。

■屋上広場
 低層部分の屋上において、賑わいと交流の場を創出するために屋上広場を整備するとともに、都市環境の改善に資する屋上緑化等を行い、オフィスワーカーや来街者向けにゆとりと潤いのある豊かな空間を形成していきます。また、当該広場を災害時における一時避難スペースとしても活用します。


[梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)]
 所在地 :大阪市北区梅田1丁目1番 他
 敷地面積:約12,200u(重複利用区域(注)含む。)
 容積率 :2,000%
 延床面積:約260,000u
 階数  :地下3階、地上38階
 高さ  :約190m
 主な用途:百貨店、オフィス、ホール等
 構造  :鉄骨造(地下部:鉄骨鉄筋コンクリート造)
 竣工  :2022年(予定)
 施設構成:
  百貨店ゾーン 地下2階〜地上9階 延床面積:約100,000u
  オフィスゾーン 地上11階〜38階 延床面積:約143,000u
  カンファレンスゾーン 地上11階 延床面積:約4,000u
  その他(駐車場、共用通路等) 延床面積:約13,000u

[現在の大阪神ビルディング]
 所在地 :大阪市北区梅田1丁目1番 他
 敷地面積:約7,300u
 容積率 :1,000%
 延床面積:約97,000u
 階数  :地下5階、地上11階
 高さ  :約50m
 主な用途:百貨店等
 構造  :鉄骨鉄筋コンクリート造
 竣工  :1963年
 施設構成:−


[現在の新阪急ビル]
 所在地 :大阪市北区梅田1丁目1番 他
 敷地面積:約4,100u
 容積率 :1,000%
 延床面積:約53,000u
 階数  :地下5階、地上12階
 高さ  :約50m
 主な用途:オフィス等
 構造  :鉄骨鉄筋コンクリート造
 竣工  :1962年
 施設構成:−

(注) 両敷地間の道路上空を利用する部分
(参考) 地上10階は機械室
※計画の概要は、今後の行政協議や実施設計の進捗等により変更となる可能性があります。

撮影日:
撮影場所:
キャプション: 計画地周辺図
画像サイズ: 693×657(46%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: DBJ Green Building 認証「5つ星」を取得
画像サイズ: 284×251(原寸表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 用途構成イメージ図
画像サイズ: 574×556(56%表示)
NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.677 (Re:673) [参考](2/2)
ほりうち(ccbu8181) 2016-02-22 22:12:27
2 主な周辺公共施設整備等の概要

 両ビルの周辺では、地下・地上・デッキレベルの3層歩行者ネットワークを強化することにより、歩行者空間の快適性・利便性向上を図り、周辺地域の活性化や都市の再生に貢献します。

■地下
 ・東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備及び日常維持管理
 ・敷地周辺のバリアフリー化
 ・敷地周辺の地下道の整備

■地上
 ・御堂筋歩道の拡幅、美装化及び日常維持管理
 ・計画地西側における敷地内広場空間の整備

■デッキレベル
 ・梅田新歩道橋の美装化及び耐震性の向上
 ・敷地内通路(計画建物2階レベル)の整備


3 工事施行計画の概要
 (施工は株式会社竹中工務店)

1 T期工事(新阪急ビル解体工事着手)              2014年10月
2  〃  (大阪神ビルディング東側解体工事着手)        2015年2月
3  〃  (梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)T期部分新築工事着手)2015年7月
4 T期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)    2018年春頃
  ※新百貨店の部分開業
5 U期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)        2018年春頃
6  〃  (梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)U期部分新築工事着手)2019年春頃
7 U期工事竣工(新百貨店部分)                 2021年秋頃
  ※新百貨店の全面開業
8 全体竣工
  ※オフィス部分の開業                     2022年春頃

撮影日:
撮影場所:
キャプション: 整備等のイメージ図
画像サイズ: 860×850(37%表示)
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撮影場所:
キャプション: 工事施行計画の概要
画像サイズ: 824×530(39%表示)