ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-03-23 23:16:31 |
KINTETSU 近畿日本鉄道株式会社
NEWS RELEASE 2019年 3月23日 近未来ステーションとして大和西大寺駅が新しく生まれ変わります 〜自由通路の一部供用開始に合わせ、中央改札口がオープンします〜 近鉄では、大和西大寺駅南北自由通路が4月19日(日)に一部供用開始されることに合わせ、新たな増床エリアを開放し、自由通路に接続した中央改札口を供用開始します。 また、先端技術を活用した新しい駅運営のあり方を「近未来ステーション構想」として検討してきましたが、今般その一環として、大型マルチディスプレイを利用したお客さま案内を導入、AIを活用した案内ロボットや車椅子などを利用される方の見守りシステムなどを試験導入します。 今後も、お客さまにとってより使いやすく、居心地の良い駅を目指して、内外装等のリニューアル工事(2021年度完成予定)を進めてまいります。 詳細は以下のとおりです。 1.改札口および通行ルートの変更について 南北自由通路とこれに接続する中央改札口の供用開始に伴い、大和西大寺駅をご利用になられるお客さまの通行ルートが変わります。4月18日(土)の最終列車後に北改札口を閉鎖し、翌19日(日)の始発列車からは、南北自由通路に接続した中央改札口の供用を開始します。 なお、南改札口については、引き続きご利用いただけます。 2.近未来ステーション構想について (1)「近未来ステーション構想」とは 近鉄では、「近未来ステーション構想」と題し、AIやITなどの先端技術を活用した新しい駅運営の形を検討しています。これらの取り組みにより、お客さまへのサービスや安全性の向上、駅係員の業務負担軽減および効率化を図っていきます。 (2)大和西大寺駅での取り組み @お客さま向けの取り組み ・駅案内ロボット 多様化するお客さまのニーズへの対応、増加するインバウンドに対する多言語でのご案内など、駅での案内サービスを充実させるため、AIを活用した案内ロボットを中央改札口カウンターとコンコース内に設置します。「乗換案内」「駅構内や駅周辺の案内」「よくあるお問い合わせへの回答」などを多言語(日・英・中・韓の4カ国語)で行い、お問い合わせに対して適切な回答(案内)ができているかを確認しつつ案内ロボットを育てていきます。 ・大型マルチディスプレイ お客さまに対する案内機能を強化するため、中央改札口内に大型マルチディスプレイ(55インチ×9台)を設置し、電車の発車時刻やのりば案内・沿線のご案内等の情報を提供します。また、事故や災害によるダイヤ乱れ等が発生した時には運行情報等を提供します。 ・改札口見守りシステム 中央改札口・南改札口から入場される白杖をお持ちのお客さまや車椅子をご利用のお客さまを、改札口上に設置したカメラを通してAIが自動的に認識し、駅務室内の専用パソコンを通じて駅係員に連携するシステムを設置します。駅係員が他の業務中でもお客さまの来駅に気づきやすくすることで、お客さまにより安心して安全にご利用頂ける駅を目指します。 (本稼働は6月下旬を予定) A業務改善の取り組み ・指紋認証改札システム 生体認証機能の活用に向けて、中央改札口と南改札口の自動改札機(それぞれ1台)に指紋認証装置を取り付けます。駅構内店舗の従業員を対象として使用し、生体認証に関する課題の抽出と様々な生体認証機能の活用に向けた検討を実施します。 今後も時代や環境とともに変化するお客さまのニーズに対応していくため、先進技術を積極的に取り入れ、未来の駅を目指し、お客さまへのサービスや安全性の向上に努めていきます。 3.今後の駅リニューアル工事の概要について(2021年度完成予定) (1)内外装デザイン 歴史ある西大寺の街並みに相応しい玄関口として、また、今後の当社の駅のあり方やサービスを試みていく先進的な駅として「和の伝統と現代技術の融合」をイメージコンセプトに、外装は光沢のあるダークグレーの色合いにランダムな表面加工を施して陰影をつけることで先進性を表現しつつ、格子をモチーフとした木目調フィンルーバーをアクセントとしています。また内装は、木目調と石調をベースに、シンプルなデザインとしました。 (2)トイレ改修 現在、駅の北側と構内地下道にあるトイレを移転・統合し、より快適にご利用いただけるトイレを整備します。通勤・通学・国内外からの旅行など、大和西大寺駅を利用される様々なお客さまの多様なニーズにお応えするべく、段差のない広々とした空間づくりやパウダーコーナーの設置を計画しており、2021年12月頃からご利用いただける予定です。 以 上 |
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