ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-01-17 23:44:19 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和2年 1月17日 鉄道局施設課環境対策室 リニア中央新幹線静岡工区の進め方に係る静岡県への回答書の公表 12月25日付けで静岡県から要請のあったリニア中央新幹線静岡工区の進め方について、本日、国土交通省より静岡県に回答いたしました。 令和元年12月25日付「リニア中央新幹線静岡工区の進め方について」において静岡県から要請があった事項につきまして、本日付けで国土交通省より静岡県に回答いたしました。 回答については、別添資料をご確認ください。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-01-17 23:44:53 |
令和2年1月17日
静岡県中央新幹線対策本部長 静岡県副知事 難波 喬司 殿 国土交通省 鉄道局長 水嶋 智 リニア中央新幹線静岡工区の進め方について(回答) 貴職より令和元年12月25日付「リニア中央新幹線静岡工区の進め方について」において要請のありました事項につきまして、下記のとおり回答いたします。 記 1.はじめに ○リニア中央新幹線(品川・名古屋間)の工事に関しては、全国新幹線鉄道整備法(以下、「全幹法」という。)の規定に基づき東海旅客鉄道株式会社(以下、「JR東海」という。)を建設主体として指名しており、JR東海において関係機関と協議をしながら進められてきたものと理解しています。 ○国土交通省としては、環境影響評価法(以下、「アセス法」という。)や全幹法に基づき、所管部局である鉄道局を中心に、工事実施計画の認可等の必要な手続きを進めて参りました。その後、各工区において、建設主体のJR東海が順次工事に着手してきたところです。 ○一方、静岡工区については、トンネル掘削に伴う大井川の減水に関して、水資源の確保や自然環境の保全等の方策を確認するため、貴県が設けた専門部会の場などを通じて、建設主体であるJR東海と議論や協議が行われており、今日まで工事着手に至っておりません。 ○両者の協議にははかばかしい進展がみられなかったため、令和元年8月には、静岡県知事から国土交通大臣に行われた申入れを踏まえ、「リニア中央新幹線静岡工区の当面の進め方について」を国土交通省、静岡県、JR東海の三者で合意し、国土交通省は専門部会等の議論を見守ってきたところです。 2.これまでの静岡県とJR東海の議論について ○専門部会の場を中心とした議論は、一般論としては、科学的知見等に基づきながら、両者の間で真摯に議論が行われてきたものと認識をしております。これまでの議論を経て、広範な課題が47項目に絞られてきたところであり、さらに、それらの項目についても精力的なやりとりが行われてきたと認識しており、関係してこられた専門部会の委員や県職員の方々のご尽力に敬意を表する次第です。 ○静岡工区に関する現在の議論は、水資源や自然環境への影響の回避・軽減のための建設主体のJR東海の対応等について、県条例等に基づき貴県自身が検証しているプロセスであると考えられます。このため、国土交通省としましては、個別の論点について評価をすることは必ずしも適切でないと考えておりますが、議論を見守ってきた私どもとして現状の認識を申し上げれば、重点的に議論が行われてきた水資源に関して、主に、 @トンネル湧水の全量の大井川表流水への戻し方 Aトンネルによる大井川中下流域の地下水への影響 の大きな2点についてのJR東海側の説明に対して、専門部会の委員や県職員の方々等の納得が得られていないものと考えています。 ○また、リニア中央新幹線の事業を進めるに当たっては、特に大井川水系に関係する大井川流域市町のご理解を得ることが大切だと思っておりますが、昨年11月に鉄道局が大井川流域市町を訪問した際にも、各市町がご懸念を有しておられるのは主にこれらの点であることを認識いたしました(もちろん、南アルプスの自然環境への懸念のご意見もいただいております)。 3.これからの協議の進め方について ○貴県の関係者の皆様方による検証のプロセスにおいては、昨年10月4日の議論のように、必ずしも貴県とJR東海との議論がかみ合っていない状況が見受けられたところであり、この事態を打開するためには、議論の整理役が必要と思われたことから、同年10月24日に国土交通省の事務次官が静岡県知事を訪問した際に、国土交通省が議論の整理を行う新たな三者協議の場を設けることを提案させていただきました。これに対し、貴県側からは、今般、環境省や農林水産省等の省庁の参画を求められています。 ○リニア中央新幹線の建設に関する諸手続の中で、国は全幹法およびアセス法の手続きを進めてきたところであります。言及されている環境省についてもアセス法の手続きの中で、平成26年6月に既に環境大臣から国土交通大臣に対して意見が述べられたところです。上記の@、Aに関して、制度上の接点がなく、法令の手続き上も位置付けられていない関係省庁を当事者として三者協議の場に参加させるとのご提案の趣旨を必ずしも十分に理解できないところではありますが、必要に応じて、国土交通省が関係省庁の知見を活用することも検討したいと思います。 ○そもそも、「トンネル湧水の全量の大井川表流水への戻し方」や「トンネルによる大井川中下流域の地下水への影響」といった課題は、政策的というよりも、科学的・工学的な課題であり、トンネル工学や水文学等の観点から議論を深める必要があると考えています。 ○貴県や大井川流域市町の一部が、国土交通省以外の省庁の参加を求めておられるということの意味は、我々の理解といたしましては、国土交通省の職員だけでは、そのような科学的・工学的な議論を行うに足る専門性が不十分ではないか、というご懸念ではないかと思われます。このようなご懸念を払拭するためには、既に提案している三者協議の場とは別に、上記の観点から、残された大きな2つの論点について、他の事例等にも精通したトンネル工学や水文学等の分野の専門家等の有識者からなる会議を設置して、これまで行われてきた議論等を検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていく方法等が考えられると思います。その人選に当たっては、関係省庁の職員の中に専門的な知見を有する適任者が存するのであれば、そのような方にも入っていただく可能性もあるものと思っております。具体的な方法については、国土交通省が案を作成し、貴県に相談させていただきたいと思います。 4.おわりに ○リニア中央新幹線の事業を進めていくための重要な要素の1つとして、JR東海が丁寧に地域とコミュニケーションを図っていくことが必要であると考えます。国土交通省としては、平成26年10月の工事実施計画の認可に際し、国土交通大臣から「地域の理解と協力の獲得」等の3点を指示したところです。また、昨年12月には、インフラの建設・運営主体が地域社会との共生を目指して努力を積み重ねてきた他の事例から学ぶことを目的として、成田国際空港株式会社をお呼びして、JR東海とともに交通インフラ整備と地域共生に関する勉強会を開催したところです。 JR東海には、地域社会との共生を図った他の事例等も参考に、地域との信頼関係構築に向けた取組みを進めていただきたいと考えています。国土交通省としても、そのために必要な調整や協力等を行っていきたいと思います。 ○また、リニア中央新幹線はJR東海の事業ではありますが、国土交通省は、当該事業の所管官庁として、リニア中央新幹線の早期実現とその建設工事に伴う水資源や南アルプス地域における自然環境への影響の回避・軽減を同時に進めていくことが重要であると認識しています。上述の有識者・専門家の知見もいただきながら、建設主体のJR東海に責任を持って説明していただき、工事に当たっての地元の方々の不安を取り除きつつ、適切な方法で工事を進めていくことが大切であると考えます。そのために、国土交通省としても、JR東海を指導、監督していきたいと考えています。 ○大きな2つの論点について上記のような議論の場を設けることや、自然環境等、その他の課題について今後引き続き貴県とJR東海との間で行われる議論の進行管理等、今後の進め方について、早急に、貴県と、JR東海、国土交通省鉄道局による三者協議の場において、協議を行いたいと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。 ○なお、以上の考え方について、令和元年12月25日付の「リニア中央新幹線静岡工区の進め方について」における貴県からの要請に合わせて整理すると別紙の通りとなります。 別 紙 静岡県からの要請に対する回答について ■静岡県からの要請 1 静岡県とJR東海との対話の交通整理を行う新たな枠組には、国土交通省のほか、環境省や農林水産省など、水資源、自然環境に関連する全ての省庁が参画することを要請する。 ◆回答のポイント ○残された47項目の課題のうち重点的に議論が行われてきた水資源に関して、主に、@トンネル湧水の全量の大井川表流水への戻し方、 Aトンネルによる大井川中下流域の地下水への影響、の大きな2点について納得が得られていないと考える。 ○これら2点に関して、制度上の接点がなく、法令の手続き上も位置付けられていない関係省庁を当事者として新たな三者協議の場に参加させるとの提案の趣旨を必ずしも十分に理解できないが、必要に応じて、関係省庁の知見を活用することも検討したい。 ○これら2点は、政策的というよりも科学的・工学的な課題であり、三者協議の場とは別に、トンネル工学や水文学等の分野の専門家等の有識者からなる会議を設置して、これまで行われてきた議論等を検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていく方法等が考えられる。その人選に当たっては、関係省庁の職員の中に専門的な知見を有する適任者が存するのであれば、そのような者にも入っていただく可能性もある。具体的な方法については国土交通省が案を作成し、貴県に相談させていただきたい。 ○上記のような議論の場を設けることや、自然環境等、その他の課題についての議論の進行管理等、今後の進め方について、早急に三者協議の場で協議を行いたい。 ■静岡県からの要請 2 国土交通省として、これまでの静岡県とJR東海との対話の内容について評価し、文書の形で提示することを要請する。 ◆回答のポイント ○専門部会の場を中心とした議論は、科学的知見等に基づきながら真摯に行われてきたと認識しており、専門部会の委員や県職員の方々のご尽力に敬意を表する。 ○現在の議論は貴県自身が検証するプロセスであり、国土交通省として個別の論点について評価をすることは必ずしも適切でないと考えているが、現状の認識としては、上記2つの論点についてのJR東海側の説明に対して、専門部会の委員や県職員の方々等の納得が得られていないのではないかと考えている。 ○また鉄道局が大井川流域市町を訪問した際にも、各市町がこれらの点に懸念を有していることを認識した。 ○国土交通省としては、上述の有識者の知見もいただきながら、JR東海に責任を持って説明していただき、工事に当たっての地元の方々の不安を取り除きつつ、適切な方法で工事を進めていくことが大切であると考えている。 ○そのために、国土交通省としても、JR東海を指導、監督していきたい。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-03-28 22:20:26 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和2年3月27日 鉄道局施設課環境対策室 リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議に関する 静岡県への回答書の公表 令和2年3月23日付けで静岡県から手交された「リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について」において疑義等があるとされた事項について、本日、国土交通省より静岡県に回答いたしました。 令和2年3月23日付「リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について」において疑義等があるとされた事項につきまして、本日付けで国土交通省より静岡県に回答いたしました。 回答については、別添資料をご確認ください。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-03-28 22:21:06 |
令和2年3月27日
静岡県 御中 国土交通省鉄道局 リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について(回答) 貴県より手交された令和2年3月 23日付「リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について」において疑義等があるとされた事項につきまして、下記のとおり回答いたします。 記 ○川勝静岡県知事から石井前国土交通大臣へのご発言も踏まえ、国土交通省が議論の整理役として本件への関与を強めた昨年8月から既に7ヶ月以上が経過し、また有識者会議を提案してから2ヶ月以上が経過していますが、未だに会議の開催の目処が立っておりません。 ○本件については、水資源に関する大井川流域市町等の方々の懸念を払拭するためにも、早期に有識者会議を立ち上げ、トンネル湧水の全量の大井川表流水への戻し方やトンネルによる大井川中下流域の地下水への影響に関する科学的・工学的な検証を開始することが肝要と考えております。 ○知事が3月24日の定例会見で「リニアのできるだけ早い開通を望んでいる」という趣旨の発言をされておられるとおり、リニアの早期実現と自然環境への影響の回避・軽減を両立させることが我々の共通認識であると考えております。 ○委員の構成など、貴県からの見解における個別の論点に対する国土交通省の考え方は別紙のとおりですが、両者の見解の相違を克服し、一致点を見い出すための努力を継続していくことが必要であると考えております。 ○このため、委員の構成については、国土交通省としては、選定した委員の中立公正性に関しては問題がないと判断していますが、3月23日の会見で難波副知事が述べられたように、「中立性・公正性については、主観、価値観が入る問題」であるため、今後議論を進めていくにあたり大井川流域市町等の方々のご懸念が払拭できないとのお考えであれば、貴県としてご異論がある委員については、委員ではなく別の立場で関与頂くことも国土交通省の責任において検討したいと考えております。 ○以上のとおり有識者会議の人選等に関してお互いの認識を確認した上で、今後はスケジュール感を共有しつつ議論を行っていくことが必要であると考えております。まずは、4月中旬を目処に 1回目の有識者会議を開催することを提案させて頂きます。 別 紙 1 委員候補の中立公正性に対する疑義について (1)委員構成の公表について ・貴県は「3月6日の協議後、記者会見の席で突然、貴省が氏名の明記された委員構成(案)を報道各社に配付された。協議の席上、県側は個人名の公表に反対を表明しており、それを無視し、予期に反したものである。」と指摘されています。 ・国土交通省としては、3月6日の会議の冒頭(記者会見の1時間半前)に、鉄道局より委員を公表する旨を明確に伝え、会議の中でも本件について確認しております。 ・また、3月6日に委員候補者を公表することを前提に準備を行っていたため、各委員候補の方々に「委員構成案を会見で公表すること」、「静岡県に委員構成案を照会した結果、静岡県から何らかの意見が出てくる可能性もありえること」等を説明し、承諾を頂いておりました。そのため、個人情報に関する問題を惹起することはなかったと考えております。 (2)委員候補の中立性について ・貴県は、委員候補の一人がリニア中央新幹線静岡工区の受注企業の社外監査役を務めていることをもって「当該企業の一員とみなされ適格性が疑われる」としており、また、「JRの前身・旧国鉄に在籍歴のあること、JR東海の中央新幹線懇話会メンバーであることなど、JR東海との関連性が極めて濃いことから、中立公正性に欠けると言わざるを得ない」と指摘されております。 ・当該委員候補がJR東海の受注企業の社外監査役であることについて、社外監査役は、法令上、当該会社の違法または著しく不当な職務執行を監視することを目的としており、同社からの独立性をもって、客観的・第三者的立場から職務に当たることが求められていることから、中立公正性には問題がないと考えております。 ・また、旧国鉄への在職歴があることについては、当該委員候補の在職期間は 1966年4月の就業から1年未満であり、その時期に中央新幹線は基本計画線にも位置づけられておりません。 ・さらに、中央新幹線懇話会については、当該委員候補によれば、同委員候補が鉄道以外の他の公共事業等に精通している土木系の専門家を集めた懇話会であり、JR東海からの委嘱や報酬は一切ないとのことです。 ・以上より、中立公正性には問題がないと考えております。 ・国土交通省としては、本件はリニア中央新幹線の工事に起因する問題を議論する場であることから、本件を検討するに当たっては、リニア中央新幹線の事業そのものに精通している委員も最低1名は不可欠であると考えていたところです。 ・なお、当該委員候補は、超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会委員長として、これまで長年にわたりリニア技術の審議に関わってこられたこと、国土交通省の国土審議会、交通政策審議会など数多くの審議会等の委員を務められたこと等を総合的に勘案し、幅広い見識をお持ちであることから委員候補にあげさせて頂いたところです。 2 水循環に関する委員候補者の偏りに対する疑義について (1)水循環の有識者の数の不足について ・貴県は「水循環基本法にのっとって議論のできる有識者が不足しているのではないか、という意見が寄せられている」として、「委員構成(案)には偏りがある」と指摘されておりますが、国土交通省が選定した委員構成(案)6名のうち、水文学、地下水学、河川工学といった水関係の委員は座長を含めて3名、その他はトンネル工学1名、土木計画学1名、環境地盤工学1名であります。 ・知事が2月12日の定例会見で「水循環基本法に関わられた学者が加わるのが望ましい」、「最大の問題は地下水の問題なので、地下水に関わる専門家が入ることが望ましい」旨のご発言をされたことを踏まえ、国土交通省では、3名の水関係の委員のうち、2名は「水循環基本法フォローアップ委員会」の委員を選定しています。このうち、1名は当該委員会の座長であり、かつ、内閣官房が設置した「水循環施策の推進に関する有識者会議」の座長でもあります。さらに、他の1名は日本地下水学会会長という地下水分野での第一人者であります。 ・このように、水循環基本法にのっとって議論のできる有識者を複数選定していると考えております。有識者会議では水問題の議論が大変重要であることは国土交通省も認識しており、この問題について十分な議論を行うためには、極めて高い専門性や深い造詣をお持ちの先生方に適正数お入り頂き、密度の濃い議論をして頂くことが重要であると考えております。 (2)交通工学の専門家について ・また、貴県は「『交通工学の専門家はテーマと直接関係がない』との意見が寄せられている」としていますが、国土交通省が交通工学の専門家を加えた理由としては、先に述べたとおり、本件はリニア中央新幹線の工事に起因する問題を議論する場であることから、本件を検討するに当たっては、リニア中央新幹線の事業そのものに精通している委員も最低1名は不可欠であると考えたことによります。 (3)その他 ・副知事から頂いたご意見で専門部会の匿名の委員や新聞記者の意見に基づき指摘を頂いていた箇所がありますが、現在は枠組みづくりの問題であるので、貴県としてのご見解を頂きたいと思います。 ・さもないと、専門部会の委員に議論の責任を負わせることになってしまい、専門部会の委員は当事者ではないという貴県の主張と矛盾すると考えます。 ・さらに、貴県は有識者会議の委員を公募する理由を、中立公正性の確保と水循環に関する専門性の確保のためとされています。一方、これまでの貴県からの説明では、貴県の専門部会の委員は中立的で専門的とされています。本有識者会議には専門部会からの参加も予定していることから、なぜ専門部会委員の参加を得ながらさらに公募する必要があるのかについても、さらなる説明を求めたいと思います。 3 生物多様性について議論する場合の委員構成について ・生物多様性については、貴県の専門部会での今後の議論の状況により、有識者会議で検証が求められるテーマや論点も変わってくると思われることから、現時点で委員の選定を行うことは難しいと考えており、有識者会議で議論を行うこととなった段階で、当該論点の議論にふさわしい委員構成を検討することとさせて頂きたいと考えております。 4 有識者会議におけるJR東海の立場の明確化について ・委員構成(案)の中に「説明責任者:JR東海」と明記したいと考えております。 5 その他について ・貴県の「貴省と本県との打ち合わせの中途段階で、貴省が委員構成(案)を記者に配布提供したことは、個人情報への配慮を欠く不用意なもので、はなはだ遺憾であった」との指摘については、上記1(1)のとおりです。 ・また、座長の人選については、当該5要件を満たすだけではなく、本件重要な課題を議論する有識者会議を適切に進行しとりまとめることができる方である必要があると考え、国土交通省の社会資本整備審議会会長、同審議会河川分科会会長などを歴任された方が適任と判断し、選定させて頂いたところです。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-03-28 22:21:38 |
参 考
令和2年3月23日 国土交通省 鉄道局長 水嶋 智 様 静岡県中央新幹線対策本部長 静岡県副知事 難波 喬司 リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について 令和2年3月6日における貴省との上記の協議案件について、貴省が提示された委員構成(案)に対する県の見解、また公募を行うこととした理由、並びに若干の意見を付して、下記のとおり申しあげます。 記 1 委員候補者の中立公正性に対する疑義 3月6日の協議後、記者会見の席で突然、貴省は氏名の明記された委員構成(案)を報道各社に配布された。協議の席上、県側は個人名の公表に反対を表明しており、それを無視し、予期に反したものである。 委員候補者は、その翌日(3月7日)の地元新聞の朝刊に「国交省 委員構成示す」の見出し、つづいて3月12日の朝刊には「委員案に受注業者監査役」の見出しで、二度にわたって全員の氏名が大きく報じられた。記事は、リニア中央新幹線静岡工区の受注企業の社外監査役を務めている人物名を明らかにしたうえで、当該企業から報酬を得ている以上、当該企業の一員とみなされ適格性が疑われるという内容である。同様の意見は新聞読者、関係者(県の専門部会委員、県議、大井川流域の地元等)からも寄せられた。知事の3月13日の記者会見での発言は、これらの意見を受けたものである。 それを受けた3月17日の国土交通省での記者会見で貴省は「監査役は中立的立場で会社経営の業務監査及び会計報告を行う」「交通工学系の専門家」「JR東海とは関係ない」などと弁明されたが、同候補者は JRの前身・旧国鉄に在籍歴のあること、JR東海の中央新幹線懇話会メンバーであることなど、JR東海との関連性が極めて濃いことから、中立公正性に欠けると言わざるを得ない。 2 水循環に関する委員候補者の偏りに対する疑義 有識者会議において最大のテーマは水問題であり、大井川流域全体の水循環である。それらについて、科学的根拠に基づき、かつ世間に理解される形で検証する有識者会議において、交通工学の専門家はテーマと直接関係がない一方、水循環基本法にのっとって議論のできる有識者が不足しているのではないか、という意見が寄せられている。一言でいえば、委員構成(案)には偏りがある。 上記1及び2により、県では、「水循環、水問題に知見を有し、かつ中立性の確保できる最善の委員候補者(案)を貴省に提出するべきである」と判断した。 静岡県は、従来から一貫して「広く会議を興し、万機公論に決すべし」の姿勢で県政に臨んでいる。貴省の委員候補(案)に対して本県の意見を回答するにあたっては、リニアに対する国民の高い関心に照らし、広く公論を反映しているのが望ましいと考える。委員の選定にあたっては、国民各層からテーマに通暁した優秀で適切な人材を募り、最高の学識を結集するのが最善の策である。「委員構成は中立公正を旨とすること」という貴省との申し合わせにより、リニア中央新幹線の国民生活への影響、特に本県に及ぼす水環境のマイナスの影響の大きさに照らし、委員に関する県意見は、公募を通して選ばれた委員(案)をもって回答することにしたのである。そのことに特段の問題はないと考える。 委員候補者は 47項目について議論できる高い見識と専門性が求められる。公募に応じられた委員候補者の適格性については、公募期間終了(3月31日)後、検討すべき47項目をとりまとめた二つの専門部会の委員各位のご意見をうかがう期間を1週間ばかり設け、そのご意見を尊重しながら県が慎重に選定した候補者を「案」として4月中旬頃を目途に貴省に御返答申し上げる。 3 生物多様性について議論する場合の委員構成貴省の委員構成 貴省の委員構成(案)では、まずは地下水と河川流量、水循環に関してのみ検討するとされており、いわば「第一次」の委員構成(案)である。 しかし、南アルプスならびに大井川水系の生物多様性の保全は、きわめて重大な関心事であり、47項目のテーマでもある。 それゆえ、生物多様性の問題を議論する場合、どなたを座長にするのか、また専門家はどういう方なのか、委員構成(案)を双方が合意した上で、世間に公表しておくことは、中立公正を担保するために、きわめて重要である。 そこで、生物多様性の委員候補(案)についてもご提示いただきたい。今回の第一次の委員構成(案)に加え、次回は、生物多様性を議論する場合の座長・構成委員(案)の「全員」を構成員名簿として明記していただきたい。 4 有識者会議におけるJR東海の立場の明確化 有識者会議で、JR東海が説明責任を果たす立場で参加することを示すため、委員構成名簿にJR東海の立場を明記していただきたい。 5 その他 問題解決のため貴省の設置される有識者会議を本県はきわめて重視している。そうした中、貴省と本県との打ち合わせの中途段階で、貴省が委員構成(案)を記者に配布提供したことは、個人情報への配慮を欠く不用意なもので、はなはだ遺憾であった。 有識者会議についての本県の以上の見解は、1月30日に貴省に申し入れて貴省の合意を得た5項目(会議の公開、全47項目の議論、JR東海への指導、委員の中立公正、座長の中立性)によっている。最後に、有識者会議の座長については、委員構成が明確になった段階で、選定されるべきものと考えていることを、念のため申し添える。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-04-16 22:27:33 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和2年4月16日 鉄道局施設課環境対策室 リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議に関する 静岡県への回答書の公表 令和2年4月10日付静岡県文書「有識者会議の委員候補者(案)について」において示された事項に対して、本日、国土交通省から静岡県に回答いたしました。 令和2年4月10日付「有識者会議の委員候補者(案)について」において、静岡県より示された委員候補者(案)やその他の事項につきまして、本日付で国土交通省より静岡県に回答いたしました。 回答については、別添資料をご確認ください。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-04-16 22:28:07 |
令和2年4月16日
静岡県 御中 国土交通省鉄道局 リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について 貴県より送付された令和2年4月 10日付「有識者会議の委員候補者(案)について」において要請のありました事項につきまして、下記のとおり回答いたします。 記 ○有識者会議についての基本認識 ・リニア中央新幹線静岡工区については、リニアの早期実現と環境への影響の回避・軽減を両立させることを貴県、JR東海、国土交通省の共通の認識とし、貴県とJR東海の議論がかみ合わない中、国土交通省が調整役として関与してきたところです。 ・このような中で、本件有識者会議については、本年1月17日に、国土交通省より、大きな2つの論点は科学的・工学的な課題であり、トンネル工学や水文学等の分野の専門家等の有識者からなる会議を設置し、これまで行われてきた議論等を検証して今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行うことを目的として提案したものです。 ・これに対し、貴県からは1月30日に、5つの事項の確保を前提に受け入れる旨の回答を頂きました。 ・その後、委員の人選等に当たって、貴県と鉄道局との間で協議を進め、3月6日には正式に6名の委員構成案を提示いたしました。6名のうち水関係の委員は3名であり、そのうち2名は「水循環基本法フォローアップ委員会」の委員を選定(1名は座長)し、うち1名は日本地下水学会会長という地下水分野の第一人者を選定いたしました。このように、貴県が重要だとお考えになっている水循環について議論をして頂ける有識者を複数選定いたしました。 ・この時点で提示した委員構成は、知事から言及のあった水循環や地下水の分野等について極めて高い専門性や深い造詣を持っている、いわば第一人者とされている専門家を複数含んでおり、少数精鋭の構成で密度の濃い議論を行っていただくために適正数の委員を選定させて頂いたところです。 ○委員について ・委員候補者については、4月10日に貴県から2名の推薦がありました。 ・この2名については、「厳正なる審査の結果」とされておりますが、どのような「審査」のプロセスを経てこの2名を選定されたのかは明らかにされておりません。また、これらの方々は「他薦」とのことでありますが、どのような立場の方がどのような理由で推薦されたのかについても明らかにされておりません。 ・その上で、この2名の方についての専門分野を拝見するに、国土交通省がすでに選定している方々と専門性や知見を有していると思われる分野が重なっていると考えられます。 ・また、静岡県が設置した専門部会の委員にも2名入って頂くこととし、これまでの議論の経緯や大井川流域市町等のご懸念が有識者会議で反映されるように、配慮を行ってきました。 ・このようなことから、貴県として、国土交通省が示した委員候補者に加え、なぜこれらの方々を加える必要があるのかという説得力のある積極的な理由は示されていないと考えております。 ・また、貴県が中立公正性に疑義があるとした委員候補者につきましては、国土交通省としては中立公正性に関して問題がないと判断していますが、貴県のご意向を尊重し、撤回させて頂きます。 ・以上のことに加え、人選については、これまでの知事会見でも「委員の最終決定権は国交省」とのご認識を述べられており、今般、国土交通省の判断として、有識者会議の委員を別添のとおりとさせて頂きたいと考えております。 ○有識者会議の開催時期や方法について ・有識者会議の開催時期については、4月の中旬を目途に第1回目を開催すると提案させて頂きましたが、新型コロナの影響も踏まえ、4月最終週とし、具体的な日程につきましては改めて調整させて頂きます。また、開催方法はWEB会議形式といたします。 ○生物多様性の問題に係る有識者について ・3月27日付文書で回答させて頂いたとおり、生物多様性につきましては、貴県の専門部会での今後の議論の状況により、有識者会議で検証が求められるテーマや論点も変わってくると思われることから、現時点で委員の選定を行うことは難しいと考えており、有識者会議で議論を行うこととなった段階で、当該論点の議論にふさわしい委員構成を検討することとさせて頂きたいと考えております。 ○中下流域の水資源への影響が出たときの補償の件について ・有識者会議においては、水問題をしっかりと科学的・工学的に議論することが重要であると考えております。 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) 【座長】 福岡 捷二 中央大学研究開発機構 機構教授 【委員】 沖 大幹 東京大学 教授 コ永 朋祥 東京大学 教授 西村 和夫 東京都立大学 理事・学長特任補佐 大東 憲二 大同大学 教授 森下 祐一 静岡大学 客員教授(静岡県専門部会より) 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地質調査総合センタープロジェクトリーダー (静岡県専門部会より) 【オブザーバー】 静岡県、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省) ※建制順 【説明責任者】 JR東海 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-04-16 22:28:43 |
参 考
令和2年4月10日 国土交通省鉄道局 御中 静岡県 有識者会議の委員候補者(案)について リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議の「委員候補者(案)」について、別添のとおり回答する。 この委員候補者(案)は、12名の応募の中から、厳正なる審査の結果、選ばれた2名である。 貴省におかれてはこの委員候補者(案)を踏まえ、1月30日に貴省に申し入れて合意を得た五項目(会議の公開、全47項目の議論、JR東海への指導、委員の中立公正、座長の中立性)に基づき、改めて委員の選定を行っていただきたい。 また、有識者会議の開催時期や方法については、現在の感染症拡大防止に向けた社会状況を十分勘案の上、改めて御提案いただきたい。 南アルプス並びに大井川水系の生物多様性の保全は、水の戻し方にも関わる極めて関連性の高い問題であり、47項目の中に位置付けられるテーマでもある。 それゆえ、生物多様性の問題に係る有識者についても、専門家はどういう方なのか、またどなたを座長にするのか、委員構成(案)を双方が合意した上で公表しておくことは、中立公正を担保するために、極めて重要である。 そこで、水循環に関する委員候補者と併せて、生物多様性を議論する場合の座長・構成委員(案)の「全員」を構成員名簿として明記していただきたいことを改めて申し上げる。 なお、中下流域の水資源への影響が出たときの補償の件は大変重要な案件であるため、影響評価の方法や評価期間等については、有識者会議において議論いただきたい。 また、リニア沿線の本県以外の他の地域でも、トンネル工事等により水資源に影響が出る可能性があることから、リニア沿線の他の地域に対しても本県と同一の補償方針を適用するよう、貴省からJR東海に対して指導していただきたいことを申し上げる。 有識者会議委員候補者一覧 氏 名 いなばきくお 稲場 紀久雄 所 属・NPO法人日本下水文化研究会代表(理事長) ・水循環基本法を“動かす”国民運動協議会事務局長 専門分野・環境科学 ・生命環境経済学 ・衛生工学 最終学歴 京都大学工学部衛生工学科(京都大学工学博士論工博第807号) 審議会等の所属 ・長野県下水道あり方委員会委員(2003) ・水制度改革国民会議理事(2008) ・水循環基本法フォローアップ委員会事務局長(2014) ・水循環基本法を“動かず国民運動協議会事務局長(2018) 受賞暦・研究実績等 ・土木学会出版文化賞(2017) ・瑞宝小綬賞(2011) ・「水」新大賞(1977) ・下水道協会論文奨励賞(1969) ・「雨天時下水の水量水質制御に関する研究」京都大学工学博士 推薦理由 水制度改革国民会議理事として、水循環基本法の成立に尽力されており、現在も水循環基本法を“動かす”国民運動協議会事務局長を務めており、水循環に関する見識が高い。 氏 名 くらじこういちろう 蔵治 光一郎 所 属・東京大学大学院農学生命科学研究科 専門分野・森林水文学 ・森林流域管理学 最終学歴 東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了 審議会等の所属 ・水循環基本法フォローアップ委員会委員(地下水分科会長) ・国土交通省中部地方整備局豊橋河川事務所 矢作川流域圏懇談会 副座長(地域部会山部会 座長) ・愛知県 長良川河口堰最適運用検討委員会委員 受賞歴・研究実績等 【主な著書・編著】 「緑のダムの科学」、『森の「恵み」は幻想か』、『「森と水」の関係を解き明かす』など 【大井川に関する研究業績】 蔵治光一郎・溝口準平(2007)発電ダム建設に伴う大井川の流況の変遷.水文・水資源学会誌20:303−311 推薦理由 ・水循環基本法フォローアップ委員会委員において(地下水分科会長)を務める。 ・大井川に関する研究業績があり、大井川流域の水問題に関する事情にも精通している。 ・源流部における水循環に精通している。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-04-21 23:26:59 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和2年4月21日 鉄道局施設課環境対策室 リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議に関する静岡県への回答書の公表 令和2年4月17日付静岡県文書「有識者会議の委員候補者(案)について」において示された事項に対して、本日、国土交通省から静岡県に回答いたしました。 令和2年4月17日付「有識者会議の委員候補者(案)について」において、静岡県より示された有識者会議の委員候補者や開催時期等に関する見解につきまして、本日付で国土交通省より静岡県に回答いたしました。 回答については、別添資料をご確認ください。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-04-21 23:27:28 |
令和2年4月21日
静岡県 御中 国土交通省鉄道局 リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について 貴県より送付された令和2年4月17日付「有識者会議の委員候補者(案)について」において要請のありました事項につきまして、下記のとおり回答いたします。 記 1 有識者会議の構成員 ・静岡県専門部会からの人選については承知いたしました。貴県からの推薦に基づき、国土交通省の責任において選定させて頂きます。また、オブザーバーとして参加して頂く「大井川流域市町」は、地元住民の代表者であり大井川から水の供給を受ける8市2町(島田市、焼津市、掛川市、藤枝市、袋井市、御前崎市、菊川市、牧之原市、吉田町、川根本町)の自治体であると考えております。 2 貴県が回答された委員候補者 ・4月16日の回答のとおりです。 ・なお、有識者会議については、すでにこれまで述べてきたとおり、科学的・工学的な観点から議論し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていくことを目的として提案し、貴県からは1月30日に示された5つの事項の確保を前提に受け入れる旨の回答を頂きました。これを踏まえて国土交通省が4月16日に示した委員構成は、5つの事項に適合していると考えております。 ・また、今回貴県からは、「工学的視点からだけでなく(中略)社会的な問題の解決策を提案することが課題解決にとって最も近道であると考える。」との見解が示されておりますが、これはこれまで貴県との間で議論を重ねてきた有識者会議の設置目的や役割とは異なるものであり、5つの事項にも含まれておりません。知事がこれまでの会見で述べられてきた「有識者会議は科学的エビデンスに基づいて議論をする場でなくてはならない」との認識とも異なるものと考えております。 3 有識者会議の開催時期や方法 ・4月16日の回答のとおりです。 ・なお、有識者会議の開催にあたり、現在非常事態宣言が発令されていることを踏まえることは当然と考えております。 ・このため、関係者間の接触の機会を極力抑えるWEB会議方式での開催とすることを想定しており、国土交通省が示した委員構成のうち貴県専門部会からの委員以外の方々からは了承を得ています。また事務局を務める鉄道局も、出勤している最小限の職員で効率的に対応できる見込みです。貴県においても、オブザーバーとして多数の職員の出勤を伴わない形での対応を是非一緒に考えて頂ければと思います。 ・また、貴県専門部会からの委員以外の方々は、これまでリニア中央新幹線静岡工区の問題には携わっておられません。このため、第1回の会議では、主にこれらの方々に、これまでの専門部会等での議論の経緯等について理解を深めて頂くことを主眼とすることを想定しております。 4 生物多様性の問題に係る有識者 ・4月16日の回答のとおりです。 5 中下流域の水資源への影響が出たときの補償 ・4月16日の回答のとおりです。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-04-21 23:27:59 |
[参 考]
令和2年4月17日 国土交通省鉄道局 御中 静岡県 有識者会議の委員候補者(案)について 令和2年4月16日付「リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議について」における貴局の回答に対し、本県が回答した委員候補者等についての見解を下記のとおり申し上げます。 記 1 有識者会議の構成員 今回の有識者会議では、水循環を最初のテーマとしていたことから、静岡県専門部会の2名には、中央新幹線環境保全連絡会議地質構造・水資源専門部会の森下部会長と丸井委員が選ばれている。有識者会議では引き続き対話を要する47項目全てを議論することとなっていることから、静岡県専門部会の2名の人選は、議論されるテーマに応じて静岡県が決定することとさせていただきたい。 また、構成員名簿において、オブザーバーとして「大井川流域市町」とあるが、大井川流域市町とは大井川から水の供給を受ける8市2町(島田市、焼津市、掛川市、藤枝市、袋井市、御前崎市、菊川市、牧之原市、吉田町、川根本町)の自治体及び利水団体という理解である。 2 本県が回答した委員候補者 本県が指摘した中立公正性に疑義のある委員候補者の参加について撤回していただいたことについては感謝申し上げる。 一方、本県が推薦した委員候補2名が選定から漏れたことは極めて遺憾である。貴局の回答によれば、「どのような「審査」のプロセスを経てこの2名を選定されたのか明らかにされておりません。」との記載があるが、公募から委員候補者の選定まで県HPに公表するなどして、一貫してオープンな形で実施しており、その指摘は当たらない。 3月23日付の見解の中の「2 水循環に関する委員候補者の偏りに対する疑義」でも示したように、有識者会議の最大のテーマは水問題であり、大井川流域全体の水循環である。それを解決するためには、工学的視点からだけでなく水循環基本法の理念にのっとり議論できることに加え、大井川という地域の特異性を熟知し、地域住民の立場に立って社会的な問題の解決策を提案することが課題解決にとって最も近道であると考える。そこで、12名の応募者の中から、大井川流域の水循環に最も知見のある有識者2名を選定した。 稲場紀久雄氏は、水循環基本法の策定に携わったほか、大井川の水利権設定の歴史などに精通し、大井川流域の住民意識にも造詣が深い。 蔵治光一郎氏については、森林地帯から平野部に至る地下水の流れなど、森林水文学の分野に精通し、水循環基本法フォローアップ委員会における地下水分科会長を務めている。さらに、蔵治氏は、大井川の流況の変遷などの研究実績があり、大井川流域の利水や取水の変遷、水返せ運動など地域住民の苦悩の歴史など、幅広い知見を有している。 有識者会議の目的は、一日も早く地域住民に安心を与え、理解していただけるようJR東海に解決の糸口を示すことである。貴局が選定した委員の経歴、業績等を見る限り、貴局が選定した委員だけでは、大井川流域の状況を踏まえた議論ができないのではないか。本県推薦の2名の有識者は、大井川流域の水問題の状況を熟知された方であり、いずれも会議の目的を叶えるために必要不可欠な人材である。このような理由から、有識者会議の委員の再考を貴局に求めるものである。 3 有識者会議の開催時期や方法 開催時期や方法について、御配慮いただいたことに感謝申し上げる。しかし、昨日、コロナウィルス感染症拡大防止に関して、全国への緊急事態宣言が発令されたことにより、状況は大きく変化した。WEB会議といえども、その開催にあたっては委員を含めた多数の職員の出勤を伴うことから、緊急非常事態の状況において有識者会議を開催すべきか、今一度熟慮のうえ、改めて開催時期や方法について御提示いただきたい。 4 生物多様性の問題に係る有識者 貴局の回答によれば、「有識者会議で議論を行うこととなった段階で、当該論点の議論にふさわしい委員構成を検討する」と記載されているが、南アルプス並びに大井川水系の生物多様性の保全は、引き続き対話を要する47項目に位置付けられているテーマである。 水循環に関する議論と併せて、生物多様性に関する議論も早期に行うべきものであるから、生物多様性を議論する場合の構成委員(案)についても早期に提示していただきたい。 5 中下流域の水資源への影響が出たときの補償 「有識者会議においては、水問題をしっかりと科学的・工学的に議論することが重要である」と記載されているが、水問題をしっかりと議論したうえで、水資源に影響があった場合の補償に関する議論を進めていくことも重要である。 そこで、有識者会議の場で水資源への影響が出たときの補償に関する議論を行っていただくよう、改めて申し上げる。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-04-24 23:38:59 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和2年4月24日 鉄道局施設課環境対策室 第1回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の開催について リニア中央新幹線静岡工区について、これまで静岡県とJR東海との間で行われてきた議論等を科学的・工学的に検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていくための、「リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 リニア中央新幹線の静岡工区については、本年1月17日に、国土交通省から静岡県に対し、専門家等の有識者からなる会議の設置を提案させて頂きました。 この提案に対し、1月30日に、静岡県より5つの事項の確保を前提として受け入れるとの回答が示されました。その後、2月以降、委員の人選等に当たって、静岡県と鉄道局との間で協議を進めてきました。 このたび、以下のとおり、「リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 1.日 時:令和2年4月27日(月)18:00〜20:00 2.場 所:中央合同庁舎3号館4階 特別会議室(WEB上で同時開催) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.構成員:別添参照 別添 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) 【座長】 ふくおか しょうじ 福岡 捷二 中央大学研究開発機構 機構教授 −(専門分野)河川工学、水災害工学 【委員】 おき たいかん 沖 大幹 東京大学 総長特別参与・教授 −(専門分野)水文学、水資源工学 ※水循環施策の推進に関する有識者会議座長、水循環基本法フォローアップ委員会座長 とくなが ともちか コ永 朋祥 東京大学 教授 −(専門分野)地下水学、地圏環境学 ※水循環基本法フォローアップ委員会委員、日本地下水学会会長 にしむら かずお 西村 和夫 東京都立大学 理事・学長特任補佐 −(専門分野)トンネル工学、地盤工学 だいとう けんじ 大東 憲二 大同大学 教授 −(専門分野)環境地盤工学 もりした ゆういち 森下 祐一 静岡大学 客員教授 (静岡県専門部会より) −(専門分野)地球環境科学 まるい あつなお 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地質調査総合センタープロジェクトリーダー(静岡県専門部会より) −(専門分野)地下水学 【オブザーバー】 静岡県、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省) ※建制順 【説明責任者】 JR東海 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-05-07 22:34:44 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和2年5月 7日 鉄道局施設課環境対策室 リニア中央新幹線静岡工区有識者会議に関する 静岡県等からの抗議文のJR東海への送付 令和2年5月1日付静岡県等文書「第1回リニア中央新幹線静岡県工区有識者会議における東海旅客鉄道株式会社金子社長の発言について」をJR東海に送付いたしました。 令和2年5月1日付静岡県等文書「第1回リニア中央新幹線静岡県工区有識者会議における東海旅客鉄道株式会社金子社長の発言について」を、別添の通り本日付で国土交通省よりJR東海に送付しました。 内容については、別添資料をご確認ください。 令和2年5月7日 東海旅客鉄道株式会社 代表取締役社長 金子 慎 殿 国土交通省鉄道局長 水嶋 智 リニア中央新幹線静岡工区有識者会議について 令和2年4月27日に開催された第1回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議における貴殿発言に対して、静岡県、大井川流域市町、利水関係者の総意として、本会議の事務局である国土交通省鉄道局に対し別添の抗議文が送付され、国土交通省から貴殿への適切な対処をお願いしたいとの要請を受けた。 国土交通省としては、本有識者会議の趣旨は、これまで静岡県とJR東海の間で行われてきた議論等の検証であり、特に大きな水資源に関する2つの論点である「トンネル湧水の全量の大井川表流水への戻し方」及び「トンネルによる大井川中下流域の地下水の影響」について科学的・工学的に議論する場であることを、先日の会議の発足に当たり確認させて頂いたところである。 しかしながら、前回の会議においては、こういった会議の趣旨、JR東海の立場に必ずしもそぐわない発言が行われたと認識しており、誠に遺憾である。その結果、静岡県知事等から抗議を受ける事態に至ったことは誠に残念である。 関係者間の信頼関係がない中では、この会議での今後の建設的な議論は期待できない。ついては、JR東海には反省を促すとともに、あらためて本会議が円滑に進むよう、この会議の趣旨を踏まえて、説明責任者として真摯に対応されたい。 以上 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-05-07 22:35:24 |
別添
令和2年5月1日 国土交通省 鉄道局長 水嶋 智 様 静岡県知事 大井川土地改良区理事長 島田市長 神座土地改良区理事長 焼津市長 金谷土地改良区理事長 掛川市長 大井川右岸土地改良区理事長 藤枝市長 特種東海製紙株式会社取締役執行役員産業素材事業本部長 兼資源再活用本部担当 袋井市長 新東海製紙株式会社取締役島田工場長 御前崎市長 島田市(水道事業)市長 菊川市長 静岡県大井川広域水道企業団企業長 牧之原市長 牧之原畑地総合整備土地改良区理事長 吉田町長 東遠工業用水道企業団企業長 川根本町長 中部電力株式会社静岡水力センター所長 第1回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議における 東海旅客鉄道株式会社金子社長の発言について 4月27日に国土交通省で開催された第1回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議において、東海旅客鉄道株式会社(以下「JR東海」という。)からの説明に先立ち、同社の金子社長から、「工事を進める事業者の責任者」として発言があった。有識者会議は、引き続き対話を要する事項47項目を議題として科学的・工学的に議論するため設置されたものであるにもかかわらず、説明責任者である金子社長は、科学的根拠に基づく説明ではなく、県の姿勢への批判に終始した。その内容は、地域の水資源や自然環境へ影響を与える事業の責任者としての自覚と責任感に欠けており、また、根拠に基づかないものも含まれている。発言内容は地域としてはとうてい受け入れ難いものである。 ついては、静岡県、流域市町、利水関係者の総意として、JR東海金子社長に対し、別紙の通り抗議することとした。有識者会議の事務局である国土交通省におかれては、JR東海の金子社長への適切な対処をお願いし、第2回有識者会議において、その結果を報告願いたい。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-05-07 22:36:18 |
第1回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議における
東海旅客鉄道株式会社金子社長の発言について 4月27日に国土交通省で開催された第1回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議において、東海旅客鉄道株式会社(以下「JR東海」という。)からの説明に先立ち、同社の金子社長から、「工事を進める事業者の責任者」として発言があった。有識者会議は、引き続き対話を要する事項 47項目を議題として科学的・工学的に議論するため設置されたものであるにもかかわらず、説明責任者である金子社長は、科学的根拠に基づく説明ではなく、県の姿勢への批判に終始した。その内容は、地域の水資源や自然環境へ影響を与える事業の責任者としての自覚と責任感に欠けており、また、根拠に基づかないものも含まれている。発言内容は地域としてはとうてい受け入れ難いものである。 以下、静岡県、大井川流域市町、利水関係者の総意として、その発言内容の問題点を指摘し、JR東海の金子社長に対し、厳重に抗議する。 1 「環境に関する法制としては、環境影響評価法に基づいて、資料の作成をしております。私どもは、中央新幹線の事業は、有益な事業であるからと、環境保全を軽んずるつもりは全くございません。果たして、逆に、南アルプスの環境が重要であるからといって、あまりに高い要求を課して、それが達成できなければ、中央新幹線の着工も認められないというのは、法律の趣旨に反する扱いなのではないかと考えているものです。」という発言について 県の行為が「法律の趣旨に反する扱い」としているが、これは、文脈から推定すると、「中央新幹線の事業は有益な事業なので、環境影響評価法に基づく南アルプスの環境の保全のためとして、環境影響評価のレベルとして、あまりに高い要求を課することは法律の趣旨に反する扱いであると考える」と解される。静岡県は、環境影響評価法(1997年6月制定)及び静岡県環境影響評価条例(1999年3月制定)に基づく事務を、長年にわたり適正に行っていると自負している。公開の場で行われた金子社長の「県の行為が法律の趣旨に反する扱い」としている発言は、県の環境影響評価事務の適正性を疑問視しているものと理解せざるを得ない。 トンネル工事に伴う環境への影響に対する流域住民の不安に真摯に答えることなく、事業を進めようとすることこそ「法律の趣旨に反する扱い」であると考える。 次に、「あまりに高い要求を課して」であるが、静岡県は、事業による環境への影響をゼロにする、いわゆる”ゼロリスク”を求めていない。 静岡県が設置した中央新幹線環境保全連絡会議の地質構造・水資源専門部会及び生物多様性専門部会(以下「専門部会」という。)で指摘されてきたところであるが、ゼロリスクとはできないので、「事業によるリスクの推定上の不確実性の存在(どういう内容の、どの程度の環境影響が発生するかを事前には確度高くは推定できない)を認めた上で、その不確実性を工事前・工事中・工事後にどう管理していくか」という「リスク管理の基本的考え方と方法」、すなわち、「事前の対処によって影響をできる限り小さくし、残るリスクに対し、工事中、工事後の観測・モニタリング情報を用いたリスク管理の仕組みによって、どう対処し、影響を低減していくか」を示すことを求めている。静岡県及び専門部会から、この問題を再三指摘されているにもかかわらず、JR東海は、リスク管理の重要性を未だに理解していない。 2 「私たちはトンネル工事に伴う大井川中下流域の水資源への影響について、河川流量は減少しないことや、また地下水への影響で、地域の方々に御迷惑をお掛けしないという説明を行いまして、そして、万一影響が生じた場合には補償を行うということも明らかにしております。」という発言について 確かに、これまで、JR東海は、県、市町、利水関係者(以下「県等」という。)に対し、そういう説明を行ってきている。しかし、その説明は県等及び県民の納得できるものとなっていない。 例えば、県等は「工事中に静岡県内区間で発生するトンネル湧水が山梨県側に流出しても、静岡県の河川流量は減少しない」とするJR東海の見解の科学的根拠とわかりやすい説明を求めている。 大井川流域内で発生したトンネル湧水を大井川流域外に流出させれば、大井川流域の水資源に何らかの影響を与えることは自明である。 しかし、JR東海は、「河川流量は減少しない」という金子社長の発言のように、未だに「計算モデルによる計算結果によれば河川流量は減少しない」という説明に終始しており、その科学的な根拠は十分に示されていない。 また、「迷惑をお掛けしないという説明を行いまして、万一影響が生じた場合には補償を行うということも明らかにしております。」と金子社長は理解されているようであるが、「迷惑をお掛けしないかどうかが明らかにされていない」からこそ、流域住民は不安を感じて、日々、心配の種となっている。このことを金子社長は理解していない。 また、「万一影響が生じた場合には補償を行う」のは当然である。その前に必要なことは、工事の実施前の段階で、影響を回避する最大限の努力を行うことである。工事中に、トンネル湧水が山梨県側に流出することを回避する努力を怠り、「地域の方々に御迷惑をおかけしない。影響が生じた場合には補償する」という説明では、地域住民は安心できない。 3 「静岡県のホームページでは、トンネル掘削箇所付近から 100km程離れている大井川の中下流域までいかにも水路が存在しているような図が示されておりまして、これは上流部のトンネル掘削工事が中下流域の地下水の減少をもたらす仕組みが示されているかと思います。」という発言について この発言は、静岡県のホームページに掲載している「リニア中央新幹線建設に係る大井川水問題の現状・静岡県の対応」13ページの図(参考資料1)を指摘しているものと思われる。この図は、トンネル掘削により発生する可能性のある現象(リスク)を、わかりやすくモデル化するため、トンネル掘削による本坑トンネル近傍の表流水、地下水の流れの変化を示したものである。「100km程離れている大井川の中下流域までいかにも水路が存在しているような図」ではないことは、トンネルと導水路トンネルの流出口の位置関係を見れば明らかである。金子社長の発言は、事実と異なるだけではなく、県が地下水の影響が中下流域に及ぶことを示すために意図的に作図した資料であるかのごとく印象づけるものである。 4 「有識者会議では、静岡県の専門部会からも参画をされておいでになりますので、専門的な知見から、これまで心配な事態が起こる蓋然性について、どの程度なものなのか、また、発生する可能性が大きいと考えておいでなのか、あるいは小さいものなのかを、お示しいただければありがたいと思います。」という発言についてどういうリスクがあり、それがどの程度であり、どう対処するかは、事業者が整理すべきものである。この点については、専門部会においても、リスクマップやリスクマトリックスとして整理するよう再三申し上げているが、未だにJR東海からは示されていない。 まずは、専門部会に対して、自ら「リスクの内容、大きさ、発生確率、リスクの対処方針」を提示し、事業者として説明責任を果たすよう求める。本来、事業者が自ら整理すべきものであるにもかかわらず、「お示しいただければありがたい」と有識者会議に求めることは、自らの責任放棄である。 5 「(食物連鎖図など専門部会から求められている課題は)大変ハイレベルで、時間を要する課題が含まれているわけでございます。さらに、静岡県はこれらの課題について着工前に完了しなくてはならないという意向も示されております。少なくとも大規模プロジェクトで、これまでのレベルの環境アセスを行っている例は、承知しません。私達は環境保全のために技術的に可能なことは精一杯対応するというスタンスですが、静岡県からはなかなか実現し難い課題が示されている」という発言について 「少なくとも大規模プロジェクトで、これまでのレベルの環境アセスを行っている例は、承知しません」という発言は、他の全ての大規模プロジェクトの環境アセスの事例を調査し、それと県等が求めている環境アセスのレベルを比較した「根拠資料」をもとにした発言と思われる。その根拠資料を直ちに示していただきたい。 環境影響評価のレベルについては、その事業の規模や事業内容、それによるリスクや不確実性の程度、影響を与える可能性のある地域の自然環境や経済社会環境の特殊性など、その事業内容や環境の地域特性等を踏まえて、個別に、適切に判断されるべきものである。 ユネスコ・エコパークに認定されている南アルプスは、アクセスが困難なこともあり、人為が及んでいない貴重な自然環境が残っており、生態系は開発の影響を受けやすい。そのような場所において、貴社の言葉を借りれば、「鉄道トンネル史上例を見ない1400mもの土被りがある最大の難工事」が行われる計画である。そこでは当然、ハイレベルの環境影響評価が必要である。金子社長の発言は、鉄道トンネル史上、例を見ないトンネル掘削工事を行おうとしている南アルプスの自然環境の特殊性や大井川の水資源の特殊性をまったく理解しておらず、認識不足と言わざるを得ない。 6 「有識者会議におかれては、静岡県の整理されている課題自体の是非、つまり、事業者にそこまで求めるのは無理ではないかという点を含めて、ご審議いただければ幸いでございます。併せて、それが達成できなければ、工事を進めてはならないという県の対応について、これは、事業を所管されるのは国土交通省でありますけれども、こういった趣旨を踏まえて、適切に対処をお願いしたいと思います。」という発言について 有識者会議が、科学的・工学的根拠に基づく議論を始める前に、「事業者にそこまで求めるのは無理ではないかという点を含めて、ご審議いただければ幸い」と、委員に対し、結論を誘導するかのごとき発言は理解しがたい。また、県等の主張は、先にも述べたように、着工前のゼロリスクを求めるものではない。「せめてそこまでは事前(着工前)に詰めておき、できる限り影響とリスクを回避・低減した上で、その後の、工事中・工事後の観測・モニタリング情報を用いた対処の仕組みによって、影響を回避・低減すべきである」という、リスク管理の基本に基づくものである。 7 発言全般についてー水循環基本法の理解の観点から 水循環基本法では、その前文において、「水が人類共通の財産であることを再認識し、水が健全に循環し、そのもたらす恵沢を将来にわたり享受できるよう、健全な水循環を維持し、又は回復するための施策を包括的に推進していくことが不可欠である。」とし、第3条第2項では「水が国民共有の貴重な財産であり、公共性の高いものである。」、同条第4項では「水は、水循環の過程において生じた事象がその後の過程においても影響を及ぼすものであることに鑑み、流域に係る水循環について、流域として総合的かつ一体的に管理されなければならない。」とされている。このように、地下水を含め、流域の水は「公水」であり、その「公水」を流域外に流出させることは、水循環基本法の理念に反する行為であることを金子社長は認識願いたい。 8 発言全般についてー地域の人々、その暮らし、自然環境へのまなざし これまでJR東海に対し、繰り返し説明してきたとおり、過去の「水返せ運動」に代表されるように、大井川の水は先人の思いと行動や灌漑事業等の長年の公益事業により、水が確保されてきたという歴史がある。流域市町の生活・経済活動に必要不可欠な「命の水」、また、脆弱な南アルプスの自然環境保全のため、これまで多くの人々が努力してきた。そのような中、JR東海が、2013年9月に「トンネル工事により、大井川の河川流量が2./秒減少する」という環境影響評価結果を発表して以来、大井川流域の人々は、今日に至るまで、「命の水」が減少し、生活や経済に影響を与えるのではないかという不安を抱き続けている。 金子社長の発言、とりわけ「あまりに高い要求を課して、それが達成できなければ、中央新幹線の着工も認められないというのは、法律の趣旨に反する扱い」との発言は、地域の人々の思いや行動、そして不安を軽視するものである。認識を改めていただきたい。 以上のとおり、JR東海の金子社長の発言は、大井川の水資源及び南アルプスの自然環境を守って欲しいという大井川流域住民をはじめとする県民の思いを踏みにじるものである。また、県の環境影響評価事務の適正性の否定ばかりか、SDGsをはじめとした、世界の環境保全への取り組みを軽視するものである。このような発言が、リニア中央新幹線整備と大井川の水資源及び南アルプスの自然環境との両立を図るために科学的・工学的に議論する「有識者会議」の冒頭でなされたことは、静岡県、大井川流域市町、利水関係者として、決して容認できない。 金子社長に対し、強く抗議し、然るべき対応を求める。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-05-27 19:34:47 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和2年5月26日 鉄道局施設課環境対策室 リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議に関する 静岡県への回答書の公表 令和2年5月22日付静岡県文書「リニア中央新幹線静岡工区有識者会議について」につきまして、本日、国土交通省から静岡県に回答いたしました。 令和2年5月22日付静岡県文書「リニア中央新幹線静岡工区有識者会議について」につきまして、静岡県より示された有識者会議の透明性やJR東海への指導等に関する見解につきまして、本日付で国土交通省より静岡県に回答いたしました。 回答については、別添資料をご確認ください。 別添資料 令和2年5月26日 静岡県知事 川勝 平太 殿 国土交通省鉄道局長 水嶋 智 リニア中央新幹線静岡工区有識者会議について 貴職より送付された令和2年5月22日付「リニア中央新幹線静岡工区有識者会議について」につきまして、以下の通りお答え申し上げます。 なお、頂いた文書のうち、ご趣旨が必ずしも良く理解できない部分もございますので、それらについては、貴県と鉄道局の担当者同士でお話をさせて頂き、対処させて頂ければと思います。 1.「会議の透明性」について 国土交通省としては、これまでの合意事項を踏まえ、また第1回の会議が終わった後のご指摘を踏まえ、5月13日に有識者会議の公開のあり方について、国土交通省の考え方を改めて発表させて頂いたところです。 具体的には、報道関係者の傍聴、会議後の記者ブリーフィング、議事録の速やかな公表により、会議の透明性を確保していると考えております。 会議の公開のあり方については、委員の先生方ともご相談をさせて頂きました。その結果、先生方のご意向を踏まえ、現在の対応とさせて頂いているところです。事務局としては先生方が落ち着いて議論をして頂く環境を整えることも大変重要だと考えており、座長からもその旨のご意見を頂いております。 何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 透明性の確保に関する国土交通省の考え方についてさらなるご説明が必要であれば、当方の担当者から貴県等のご担当にご説明を申し上げます。 なお、機器の不具合については、お詫びを申し上げますとともに、さらに改善に努めます。 2.「JR東海への指導」について 有識者会議を進めるにあたり、JR東海が「説明責任者」としての責務を誠実に果たして頂くことは大変重要であると考えています。 残念ながら、第1回の会議では、その立場にそぐわない社長の発言が行われたことから、関係者の不信感を招いてしまったと考えます。 このため、以後の有識者会議を進めていくうえでの関係者間での信頼関係を構築するためにも、私からJR東海社長に対して直接電話にて指導を行いました。 さらに、第2回の会議においても、JR東海に対して反省を求めたところであり、JR東海からはその場で反省と謝罪の弁が述べられました。 また座長からも第2回の会議の場において、JR東海に対して改めてご指導を頂いたところです。 これらのやり取りを経て、今後の有識者会議を進めていく環境は整ったと考えており、実際にも、第2回の会議は、出席者の間で極めて密度の濃い充実した議論が行われたのではないかと考えております。 以上のことから、有識者会議の運営上は、これ以上、会議の場において社長の謝罪などを求める必要はないと考えますが、貴職がもしJR東海社長に対しさらなる謝罪を求めたいと思われておられるのであれば、現在、社長から貴職への面会のお願いが行われていると承知しておりますので、早急に直接面会の機会をお持ちになり、お互いの真意を確認し、信頼関係の構築につながるお話合いをされることが望ましいのではないかと考えます。 以上よろしくお願い申し上げます。 以上 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-06-13 09:40:35 |
2020年6月12日
東海旅客鉄道株式会社 中央新幹線南アルプストンネル静岡工区における工事の準備の内容について 中央新幹線南アルプストンネル静岡工区については、トンネル掘削の前段で行うヤード整備等の準備を進めることについて、中断(西俣非常口、椹島導水路トンネル坑口)、未着手(千石非常口)となっています。 現在、当社が静岡県に再開の了解をお願いしている準備の内容は別紙のとおりですので、お知らせします。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-06-30 23:58:28 |
2020年6月29日
東海旅客鉄道株式会社 中央新幹線南アルプストンネル(静岡工区)における トンネル掘削の前段で行うヤード整備の可否の確認について 中央新幹線南アルプストンネル静岡工区について、本年6月26日、当社社長が静岡県知事に面会し、トンネル掘削の前段で行うヤード整備を進めることについて、ご了解を頂くべく、説明させて頂きました。 現在、当社が静岡県に確認を求めている内容は別紙のとおりですので、お知らせします。 令和2年6月29日 静岡県中央新幹線対策本部長 静岡県副知事 難波 喬司 様 東海旅客鉄道株式会社 代表取締役副社長 宇野 護 中央新幹線南アルプストンネル(静岡工区)における トンネル掘削の前段で行うヤード整備の可否について 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、令和2年6月26日、弊社社長が貴県の川勝知事(以下、「知事」といいます。)に面会し、表題のヤード整備(以下、「本件ヤード整備」といいます。)を進めることについて、ご了解を頂くべく、説明させて頂きました。 この面会において、知事から、本件ヤード整備を行うとなると、これまで進めてきた作業員宿舎等の整備と合わせ、改変面積が5ha以上となるため、静岡県自然環境保全条例第24条に規定する自然環境保全協定(以下、「協定」といいます。)の締結が必要であり、本件ヤード整備を認めるかどうかは、協定締結の可否によって判断する、とご回答頂いたことから、当方としては、速やかに協定締結の準備を整えることによって、本件ヤード整備を進めることは可能なのではないか、と受け止めました。 これに対して、その後の報道等によれば、貴県の事務方から記者団への協定についての説明の後、知事は、記者の質問に答えて、本件ヤード整備の内容である、濁水処理設備等の設置、坑口予定箇所の整備等については、トンネル本体工事と一体であり、一切認められない旨の説明をされた、とのことであります。 しかし、これらは報道等によるところでありますので、本件ヤード整備等について、協定を速やかに締結し、本件ヤード整備を進めることについて、それが困難であること及びその理由について、直接、書面で、ご教示頂きたいと存じます。 本件ヤード整備に今月中に着手できるか否かは、社長から知事にお願いしたように、弊社にとって、中央新幹線(品川・名古屋間)の開業が2027年に間に合うか否かに関わる、極めて重要な意味を持つものであり、今後の対応も必要となることから、誠に恐縮ですが、今週末の7月3日までに、ご回答頂くよう、お願い申し上げます。 以上 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-07-10 01:06:04 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和2年7月 9日 鉄道局施設課環境対策室 リニア中央新幹線静岡工区に係る国土交通省の提案について リニア中央新幹線静岡工区について、水資源・自然環境への影響の回避・軽減とリニア中央新幹線の早期実現という2つの課題を両立させるため、静岡県及びJR東海に対して提案を行いました。 リニア中央新幹線静岡工区につきましては、水資源・自然環境への影響の回避・軽減とリニア中央新幹線の早期実現を両立させることが重要であることについて、累次にわたり、静岡県、JR東海とも認識の共有を確認してきたところです。この共通認識の下、国土交通省より、静岡県及びJR東海に対し、大井川の水資源及び自然環境への影響が軽微であると認められる範囲内で、国の有識者会議の議論等と並行して、速やかに坑口の整備等を進めることを提案いたしました。 提案については、別添資料をご確認ください。 また、静岡県知事及びJR東海社長に対して、提案内容を直接ご説明する予定ですが、詳細は追ってご案内いたします。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-07-10 01:06:37 |
リニア中央新幹線静岡工区に係る国土交通省提案
令和2年7月9日 国土交通省 1.基本認識 大井川の水資源は流域の地域にとって欠くことのできないものであり、また南アルプスの自然環境は、世界的にも貴重なものである。とりわけ、その生活や経済活動に必要な水を大井川の恵から得ている流域市町においては、歴史的にも水の確保のために様々な困難を乗り越えてきており、これら市町にとって、大井川の水資源は死活的に重要である。 このような認識のもと、現在、国土交通省においては、リニア中央新幹線南アルプストンネル建設に伴う大井川の水資源への影響、その軽減策等を検証する有識者会議を開催している。この会議においては、JR東海から、これまでの検討の結果等について、追加的なデータの提供を含め、詳細な説明を求めつつ、精力的な検討を重ねている。この会議において結論が得られるなど必要な手続きが行われるまでは、水資源への影響等が懸念されるトンネル掘削工事に着手されることがあってはならない。これは、JR東海を含む関係者の共通認識である。 他方で、リニア中央新幹線の整備も、三大都市圏を結ぶ大動脈の二重系化による災害リスクへの備え、巨大な都市集積圏域の形成による我が国の国際競争力の強化、国土構造の変革など、我が国全体にとって極めて大きな社会的・経済的意義を有するものであり、とりわけ災害のリスクを考えたとき、その一刻も早い整備が望まれる。東京−名古屋間の沿線地域においても、2027年開業に向け、リニア中央新幹線の開業効果を地域の発展に結びつけるために、様々な取り組みが行われている。 以上の認識のもと、水資源・自然環境への影響の回避・軽減とリニア中央新幹線の早期実現を両立させることが重要であることについては、累次にわたり、静岡県、JR東海とも認識の共有を確認してきた。この共通認識の下、国土交通省としては、大井川の水資源及び自然環境への影響が軽微であると認められる範囲内で、国の有識者会議の議論等と並行して、速やかに坑口の整備等を進めることを提案したい。 2.2つの課題を両立させるための提案 (1)リニア中央新幹線の早期実現にとって重要な南アルプストンネル整備工事においては、工事の拠点となる施工ヤード(西俣、千石、椹島)において、 @宿舎、事務所等の活動拠点の整備(以下「宿舎等整備」という。)を行い、 A濁水処理施設、坑口の整備等、トンネル掘削の前段階の工事(以下「坑口等整備」という。)を行ったうえで、 B斜坑、本坑、導水路トンネル等の掘削(以下「トンネル掘削工事」という。)に着手する こととなる。坑口等整備には、着手後数か月を要する見込みであり、トンネル掘削工事はこれらの坑口等整備完了後でなければ着手できない。 (2)こうした状況の下、現時点で、水資源等への影響の回避・軽減とリニア中央新幹線の早期実現を両立させる方策として、坑口等整備を速やかに実施することが考えられる。国の有識者会議における議論などトンネル掘削工事の着手に必要な各種の検討・手続きと坑口等整備を並行して進めることができれば、その工期の分だけ全体の工程を前倒しできる。特に、冬季は気象条件によっては、地表面での工事が困難な状況も想定されるため、これを早期に実施する意味が大きい。 (3)宿舎等整備については、昨年までに、「大井川水系の水資源及び南アルプスの自然環境保全に著しい影響を与えるとは考えにくい」(平成30年8月24日:県発出文書)として、静岡県を含む関係自治体の同意のもと、すでに実施されている。坑口等整備以降の工程は、着手に至っていないが、坑口等整備については、宿舎等整備と同様、基本的には陸上部地表面の工事であり、「大井川水系の水資源及び南アルプスの自然環境保全に著しい影響を与えるとは考えにくい」とされた実施済みの工事と工事自体は同等と考えられる。 (4)静岡県や流域市町には、坑口等整備がトンネル掘削工事と一体であり、いわばなし崩し的にトンネル掘削につながってしまうのではないかとの懸念があることは理解するが、これについては、国の有識者会議の議論等必要な検討・手続きが行われるまではトンネル掘削工事に着手しないことについて、JR東海はすでに明言している。また、トンネル掘削には、静岡県知事による河川法に基づく占用許可等が必須であるなど、制度的にも「なし崩し」にならないことは担保されている。 (5)以上の考え方に立って、現時点で水資源・自然環境への影響の回避・軽減とリニア中央新幹線の早期実現を両立させるために、静岡県、JR東海に、下記の点を提案する。なお、流域市町におかれても、この提案の趣旨を十分踏まえた上で御理解賜れば幸いである。 記 1.JR東海は、国の有識者会議における議論等、必要な検討・手続きが終わるまで、トンネル掘削工事に着手しない。 2.静岡県は、坑口等整備の速やかな実施を容認するものとし、7月の早い時期を目途に、必要な手続きを進める。 3.JR東海は記2.の必要な手続きの終了後、坑口等整備を行うが、その際、国の有識者会議の今後の議論等の結果、坑口の位置、濁水処理施設等に変更が必要になった場合には、当該変更を行うことを前提とする。 (注)静岡県においては、県自然環境保全条例上、宿舎等整備を「活動拠点整備工事」、坑口等整備及びトンネル掘削工事を一体として「トンネル掘削工事」として整理し、前者については開発面積が5ha未満であるため条例による環境保全協定は不要である一方、後者については、5haを超えることが確実であるため、協定の締結が必要との見解を示している。 これは、開発行為を工事そのものの水資源・自然環境への影響ではなく工事の目的に基づいて整理・区分したものであると考えられるが、その後、本年4月には、国の有識者会議が立ち上がり、現在、南アルプストンネル建設に伴う大井川の水資源への影響、その軽減策等の検証が、国も加わった枠組みの中で始まっているところである。このような状況の変化を踏まえ、水資源・自然環境への影響の回避・軽減とリニア中央新幹線の早期実現の両立を図るという観点に立った場合に、個別の工事内容自体が周辺環境に与える影響に着目して、開発行為を整理・区分することも条例の運用上ありうると思われることから、静岡県において検討頂ければありがたい。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-07-10 01:07:06 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和2年7月 9日 鉄道局施設課環境対策室 リニア中央新幹線静岡工区に係る国土交通省提案に関する 静岡県・JR東海への説明について リニア中央新幹線静岡工区につきましては、水資源・自然環境への影響の回避・軽減とリニア中央新幹線の早期実現という2つの課題を両立させるため、静岡県及びJR東海に対して、本日、提案を行ったところですが、以下のとおり、JR東海社長及び静岡県知事に対して、提案内容を直接ご説明いたします。 1.JR東海へのご説明 (1)日 時 令和2年7月10日(金) 10:00〜(30分程度) (2)場 所 国土交通省11階特別会議室 (3)対応者 JR東海 代表取締役社長 金子慎[かねこしん] (4)説明者 国土交通省 事務次官 藤田耕三[ふじたこうぞう] 2.静岡県へのご説明 (1)日 時 令和2年7月10日(金) 17:00〜(30分程度) (2)場 所 静岡県庁知事室 (3)対応者 静岡県 知事 川勝平太[かわかつへいた] (4)説明者 国土交通省 事務次官 藤田耕三[ふじたこうぞう] |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-10-23 02:44:33 |
2020年10月20日
東海旅客鉄道株式会社 環境影響評価に係る関係資料の公開依頼に対する静岡県への回答について 静岡県からの、中央新幹線南アルプストンネル(静岡工区)における環境影響評価に係る関係資料の公開依頼について、本日、当社が静岡県に回答した内容は別紙1のとおりですので、お知らせします。 なお、本件に関するこれまでの静岡県とのやり取りは、別紙2〜4のとおりです。 令和2年10月20日 別紙1 令和2年10月20日 静岡県中央新幹線対策本部長 静岡県副知事 難波 喬司 様 東海旅客鉄道株式会社 代表取締役副社長 宇野 護 リニア中央新幹線静岡工区における環境影響評価に係る関係資料の公開について(回答) 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、貴県から令和2年10月9日付「リニア中央新幹線静岡工区における環境影響評価に係る関係資料の公開について」(以下、「貴県書面」という。)を頂戴しましたが、弊社の考え方につきましては、貴県に差し上げた同月7日付「リニア中央新幹線静岡工区における環境影響評価に係る関係資料の公開について(回答)」で述べたところです。 環境影響評価に係る一連の資料については、貴県及び静岡市にご送付の上、現在に至るまで、弊社ホームページにて公開しているとともに、環境保全事務所においてご覧いただけるようにしています。 一方、貴県書面にご記載の「静岡工区における環境影響評価に係る関係資料」の指すものが必ずしも明らかではありませんが、環境影響評価に係る関係資料については、一般に専門性が高いため、専門知識を有する関係者による分析・議論を踏まえずに単に公開をすれば、大井川流域の皆様の不安解消には繋がらず、むしろ不安を与えてしまう結果になりかねないと考えています。 弊社としましても、貴県書面にご記載のとおり「適切な情報が流域の方々に届くようにすることが大切である」と考えており、そのためには、国土交通省が「水資源に関する大井川流域市町等の方々の懸念を払拭するため」に科学的・工学的な検証を行う場として設置した「リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」(以下、「有識者会議」という。)において、大井川流域の皆様の不安を解消していくことが相応しいと考えております。弊社は、貴県の専門部会からも2名の委員が参加されている有識者会議において、自ら用意した資料に加えて、委員の皆様からご要請をいただいた資料についても、お示ししながら丁寧にご説明していく考えであります。 大井川流域の皆様の不安を解消したいとの思いは、貴県と同様に弊社も強く有しているところです。貴県には平成30年10月から8か月間、環境影響評価に係る関係資料をお貸ししておりました。その中で弊社が大井川流域の皆様にご説明することが適切であるとお考えの事柄について、ご教示をいただきたいと存じます。 以上 別紙2 令和 2年10月 9日 東海旅客鉄道株式会社 代表取締役副社長 宇野 護 様 静岡県中央新幹線対策本部長 静岡県副知事 難波 喬司 リニア中央新幹線静岡工区における環境影響評価に係る関係資料の公開について 令和2年10月7日付けで、貴社から「リニア中央新幹線静岡工区における環境影響評価に係る関係資料の公開について(回答)」(以下、「貴社書面」という)を頂きました。 貴社書面において、環境影響評価で使用した資料については、貴社が実施した調査の成果物であり、専門性が高く、その内容については専門的知識を有する関係者以外に公開することは、不適切な情報が流れ大井川流域の皆様に不安を与えかねないことから、公開は適当でない旨の理由が記されておりました。 大井川流域の方々の不安という点でありますが、リニア工事につきましては、流域の方々は既にたいへん大きな不安を抱えております。この不安を払拭するためには、不適切な情報が流れないために貴社の有する情報を公開しないようにすることではなく、情報を公開し、適切な情報が流域の方々に届くようにすることが大切であると考えます。流域住民の方々は、単に公開されない情報を見ようとしているだけでなく、貴社の流域住民に対する姿勢を見ていると推察します。 貴社におかれましては、流域住民の方々の不安を一日も早く解消するために、その公表のあり方や方法等につきまして、ご再考いただけますようお願い申し上げます。 別紙3 令和2年10月7日 静岡県中央新幹線対策本部長 静岡県副知事 難波 喬司 様 東海旅客鉄道株式会社 代表取締役副社長 宇野 護 リニア中央新幹線静岡工区における環境影響評価に係る関係資料の公開について(回答) 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、先般、貴県から、令和2年 10月2日付「リニア中央新幹線静岡工区における環境影響評価に係る関係資料の公開について」(以下、「貴県書面」という。)を頂戴しました。 環境影響評価に係る一連の資料については、貴県及び静岡市にご送付の上、現在に至るまで、弊社ホームページにて公開しているとともに、環境保全事務所においてご覧いただけるようにしています。 一方、貴県書面にご記載の「静岡工区における環境影響評価に係る関係資料」の指すものが必ずしも明らかではありませんが、環境影響評価で使用した資料については、弊社が実施した調査の成果物であります。加えて、それらの資料は一般に専門性が高く、その内容については専門知識を有する関係者による分析・議論が必要なものであり、先般の一部報道のようにその軽重の判断がないまま一部のみを抜き出して不適切に使用すると、大井川流域の皆様に不安を与えてしまう結果に繋がりかねません。したがいまして、関係資料を公開することは適当であるとは考えておりません。 弊社は、国土交通省設置の「リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」において、大井川流域の皆様の心配の解消に資するように、自ら用意した資料に加えて、委員の皆様からご要請をいただいた資料についても、必要に応じて丁寧にご説明していく考えです。 なお、同様の趣旨につきましては、別添のとおり、弊社から貴県に送付した令和2年9月30日付「貴県へお貸しした資料に関する事実関係の確認について」にも記載しております。 以上 別紙3(別添) 令和2年9月30日 静岡県くらし・環境部環境局 環境政策課 課長 清 真人 様 水利用課 課長 市川 浩司 様 東海旅客鉄道株式会社 中央新幹線推進本部中央新幹線建設部 中央新幹線静岡工事事務所 所長 永長 隆昭 貴県へお貸しした資料に関する事実関係の確認について 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、弊社は平成30年10月30日に、地質調査・水文調査等に関する資料(以下、「本件資料」という。)を貴県にお貸ししました。その後、令和元年 10月の専門部会委員等による意見交換会においても、本件資料の一部(以下、「当該資料」という。)が示されて議論されています。 ところが、当該資料と思われるものが、本年9月10日の静岡新聞に「JR東海の非公表資料が存在することが、9日までに分かった」として掲載されました。また、翌11日の同紙には、「『借用書』で閲覧限定」との見出しで、貴県から頂いた借用書のコピーが掲載されております。 本件資料につきましては、弊社が外部に委託した調査の成果物であるため、貴県にお貸しする際、借用の目的、使用範囲、第三者への譲渡及び提供をしないなどの条件を記載した借用書を頂いておりました。 弊社としましては、本件資料は極めて専門性が高く、専門知識を有する関係者によって分析・議論されるべきものであり、第三者がその一部を抜き出して使用することは、大井川流域の皆様の不安を徒に煽る不適切な行為であると考えております。 つきましては、当該資料や借用書が静岡新聞に掲載された経緯について、ご存知のことがないかをご確認のうえ、書面にてご回答くださいますよう、お願い申し上げます。 なお、弊社は国土交通省設置の「リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」において、本件資料を踏まえてご説明し、それに基づき議論が行われてきています。今後も当該会議において、本件資料を含めて必要なものをお示しした上で、分かり易くご説明していく考えであることを申し添えます。 以上 別紙4 令和 2年10月 2日 東海旅客鉄道株式会社 代表取締役副社長 宇野 護 様 静岡県中央新幹線対策本部長 静岡県副知事 難波 喬司 リニア中央新幹線静岡工区における環境影響評価に係る関係資料の公開について 9月10日の静岡新聞の報道により、JR東海の非公表資料が存在するとの報道がありました。 貴社としては、県や専門部会委員に既に資料を開示しているので「公表済み」とお考えかもしれませんが、「公表」とは不特定多数の人々が知ることの出来るように一定の事項を発表することです。特定の人への開示は「公表」とはいえません。また、専門部会でホワイトボードへの添付をした場合などは「掲示」と考えます。 9月24日に開催された、貴社の金子社長会見において「大井川流域住民の心配の種が残っているのは良くない」と社長が発言されたとの報道がありました。また、「心配なことがあれば解消していくのが当然」ともお考えであるとすれば、少なくとも重要情報については公表すべきと県は考えます。 県としましては、流域住民の方々の不安を一日も早く解消するために、リニア中央新幹線静岡工区における環境影響評価に係る関係資料について公表することを求めます。その公表方法等につきましては、改めて協議をさせていただければと思います。 なお、関係資料の公表が難しい場合には、その理由を明確にお示し願います。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-07-15 01:07:44 |
令和2年7月14日
鉄道局施設課環境対策室 第4回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の開催について リニア中央新幹線静岡工区について、これまで静岡県とJR東海との間で行われてきた議論等を科学的・工学的に検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていくため、以下のとおり、「第4回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 1.日 時:令和2年7月16日(木)14:00〜16:00 2.場 所:中央合同庁舎2号館地下2階 講堂(WEB上で同時開催) (住所:東京都千代田区霞が関2−1−2) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.構成員:別添参照 別 添 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) 【座長】 福岡 捷二 中央大学研究開発機構 機構教授 −(専門分野)河川工学、水災害工学 【委員】 沖 大幹 東京大学 総長特別参与・教授 −(専門分野)水文学、水資源工学 ※水循環施策の推進に関する有識者会議座長、水循環基本法フォローアップ委員会座長 コ永 朋祥 東京大学 教授 −(専門分野)地下水学、地圏環境学 ※水循環基本法フォローアップ委員会委員、日本地下水学会会長 西村 和夫 東京都立大学 理事・学長特任補佐 −(専門分野)トンネル工学、地盤工学 大東 憲二 大同大学 教授 −(専門分野)環境地盤工学 森下 祐一 静岡大学 客員教授(静岡県専門部会より) −(専門分野)地球環境科学 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地質調査総合センタープロジェクトリーダー (静岡県専門部会より) −(専門分野)地下水学 【オブザーバー】 静岡県、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省) ※建制順 【説明責任者】 JR東海 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-08-23 01:57:46 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和2年8月20日 鉄道局施設課環境対策室 第5回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の開催について リニア中央新幹線静岡工区について、これまで静岡県とJR東海との間で行われてきた議論等を科学的・工学的に検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていくため、以下のとおり、「第5回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 1.日 時:令和2年8月25日(火)18:00〜20:00 2.場 所:中央合同庁舎3号館10階共用会議室(WEB上で同時開催) (住所:東京都千代田区霞が関2−1−2) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.構成員:別添参照 別 添 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) 【座長】 ふくおか しょうじ 福岡 捷二 中央大学研究開発機構 機構教授 −(専門分野)河川工学、水災害工学 【委員】 おき たいかん 沖 大幹 東京大学 総長特別参与・教授 −(専門分野)水文学、水資源工学 ※水循環施策の推進に関する有識者会議座長、水循環基本法フォローアップ委員会座長 とくなが ともちか コ永 朋祥 東京大学 教授 −(専門分野)地下水学、地圏環境学 ※水循環基本法フォローアップ委員会委員、日本地下水学会会長 にしむら かずお 西村 和夫 東京都立大学 理事・学長特任補佐 −(専門分野)トンネル工学、地盤工学 だいとう けんじ 大東 憲二 大同大学 教授 −(専門分野)環境地盤工学 もりした ゆういち 森下 祐一 静岡大学 客員教授(静岡県専門部会より) −(専門分野)地球環境科学 まるい あつなお 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地質調査総合センタープロジェクトリーダー (静岡県専門部会より) −(専門分野)地下水学 【オブザーバー】 静岡県、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省) ※建制順 【説明責任者】 JR東海 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-10-24 01:09:31 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和2年10月23日 鉄道局施設課環境対策室 第6回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の開催について リニア中央新幹線静岡工区について、これまで静岡県とJR東海との間で行われてきた議論等を科学的・工学的に検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていくため、以下のとおり、「第6回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 1.日 時:令和2年10月27日(火)15:00〜17:00 2.場 所:中央合同庁舎3号館10階共用会議室(WEB上で同時開催) (住所:東京都千代田区霞が関2−1−3) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.構成員:別添参照 別 添 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) 【座長】 福岡 捷二 中央大学研究開発機構 機構教授 −(専門分野)河川工学、水災害工学 【委員】 沖 大幹 東京大学 総長特別参与・教授 −(専門分野)水文学、水資源工学 ※水循環施策の推進に関する有識者会議座長、水循環基本法フォローアップ委員会座長 コ永 朋祥 東京大学 教授 −(専門分野)地下水学、地圏環境学 ※水循環基本法フォローアップ委員会委員、日本地下水学会会長 西村 和夫 東京都立大学 理事・学長特任補佐 −(専門分野)トンネル工学、地盤工学 大東 憲二 大同大学教授 −(専門分野)環境地盤工学 森下 祐一 静岡大学客員教授(静岡県専門部会より) −(専門分野)地球環境科学 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地質調査総合センタープロジェクトリーダー (静岡県専門部会より) −(専門分野)地下水学 【オブザーバー】 静岡県、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省) ※建制順 【説明責任者】 JR東海 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-12-05 00:23:11 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和2年12月 4日 鉄道局施設課環境対策室 第7回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の開催について リニア中央新幹線静岡工区について、これまで静岡県とJR東海との間で行われてきた議論等を科学的・工学的に検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていくため、以下のとおり、「第7回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 1.日 時:令和2年12月8日(火)18:00〜20:00 2.場 所:中央合同庁舎3号館10階 共用会議室(WEB上で同時開催) (住所:東京都千代田区霞が関2−1−3) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.構成員:別添参照 別 添 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) 【座長】 ふくおかしょうじ 福岡 捷二 中央大学研究開発機構機構 教授 −(専門分野)河川工学、水災害工学 【委員】 おき たいかん 沖 大幹 東京大学 総長特別参与・教授 −(専門分野)水文学、水資源工学 ※水循環施策の推進に関する有識者会議座長、水循環基本法フォローアップ委員会座長 とくながともちか コ永 朋祥 東京大学 教授 −(専門分野)地下水学、地圏環境学 ※水循環基本法フォローアップ委員会委員、日本地下水学会会長 にしむらかずお 西村 和夫 東京都立大学 理事・学長特任補佐 −(専門分野)トンネル工学、地盤工学 だいとうけんじ 大東 憲二 大同大学 教授 −(専門分野)環境地盤工学 もりしたゆういち 森下 祐一 静岡大学 客員教授 (静岡県専門部会より) −(専門分野)地球環境科学 まるい あつなお 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地質調査総合センタープロジェクトリーダー (静岡県専門部会より) −(専門分野)地下水学 【オブザーバー】 静岡県、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省) ※建制順 【説明責任者】 JR東海 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-02-05 00:18:52 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和3年2月 4日 鉄道局施設課環境対策室 第8回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の開催について リニア中央新幹線静岡工区について、これまで静岡県とJR東海との間で行われてきた議論等を科学的・工学的に検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていくため、以下のとおり、「第8回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 1.日 時:令和3年2月7日(日) 12:00〜14:00 2.場 所:中央合同庁舎3号館10階 共用会議室(WEB上で同時開催) (住所:東京都千代田区霞が関2−1−3) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.構成員:別添参照 別 添 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) 【座長】 ふくおかしょうじ 福岡 捷二 中央大学研究開発機構機構 教授 −(専門分野)河川工学、水災害工学 【委員】 おき たいかん 沖 大幹 東京大学 総長特別参与・教授 −(専門分野)水文学、水資源工学 ※水循環施策の推進に関する有識者会議座長、水循環基本法フォローアップ委員会座長 とくながともちか コ永 朋祥 東京大学 教授 −(専門分野)地下水学、地圏環境学 ※水循環基本法フォローアップ委員会委員、日本地下水学会会長 にしむらかずお 西村 和夫 東京都立大学 理事・学長特任補佐 −(専門分野)トンネル工学、地盤工学 だいとうけんじ 大東 憲二 大同大学 教授 −(専門分野)環境地盤工学 もりしたゆういち 森下 祐一 静岡大学 客員教授 (静岡県専門部会より) −(専門分野)地球環境科学 まるい あつなお 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地質調査総合センタープロジェクトリーダー (静岡県専門部会より) −(専門分野)地下水学 【オブザーバー】 静岡県、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省) ※建制順 【説明責任者】 JR東海 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-02-18 02:59:46 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和3年2月17日 鉄道局施設課環境対策室 リニア中央新幹線建設に関する 流域市町首長と国土交通省との意見交換会について リニア中央新幹線整備における大井川水系の水資源保全と南アルプスの環境保全に関して、国土交通省と大井川流域市町首長による意見交換を行います。 1.日 時:令和3年2月21日(日) 15:00〜16:30 2.場 所:島田市役所会議棟大会議室 (住所:静岡県島田市中央町1−1) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.出席者:<流域市町> 中野焼津市長 塚本掛川市上下水道部長 北村藤枝市長 原田袋井市長 裄V御前崎市長 長谷川菊川市長 杉本牧之原市長 田村吉田町長 鈴木川根本町長 染谷島田市長 <国土交通省> 上原鉄道局長 江口技術審議官(鉄道) |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-03-10 22:14:12 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和3年3月10日 鉄道局施設課環境対策室 リニア中央新幹線建設に関する 流域市町首長と国土交通省との意見交換会について リニア中央新幹線整備における大井川水系の水資源保全と南アルプスの環境保全に関して、国土交通省と大井川流域市町首長による意見交換を行います。 1.日 時:令和3年3月14日(日)15:00〜17:00 2.場 所:島田市民総合施設プラザおおるり 第3多目的室 (住所:静岡県島田市中央町5.1) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.出席者:<流域市町> 中野焼津市長 塚本掛川市上下水道部長 北村藤枝市長 鈴木袋井市副市長 裄V御前崎市長 長谷川菊川市長 杉本牧之原市長 田村吉田町長 鈴木川根本町長 染谷島田市長 <国土交通省> 上原鉄道局長 江口技術審議官(鉄道) 嘉村中部運輸局長 5.主 催:国土交通省 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-02-26 00:01:57 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和3年2月25日 鉄道局施設課環境対策室 第9回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の開催について リニア中央新幹線静岡工区について、これまで静岡県とJR東海との間で行われてきた議論等を科学的・工学的に検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていくため、以下のとおり、「第9回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 1.日 時:令和3年2月28日(日) 10:00〜13:00 2.場 所:中央合同庁舎3号館10階 共用会議室(WEB上で同時開催) (住所:東京都千代田区霞が関2−1−3) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.構成員:別添参照 別 添 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) 【座長】 ふくおかしょうじ 福岡 捷二 中央大学研究開発機構 機構教授 −(専門分野)河川工学、水災害工学 【委員】 おき たいかん 沖 大幹 東京大学 総長特別参与・教授 −(専門分野)水文学、水資源工学 ※水循環施策の推進に関する有識者会議座長、水循環基本法フォローアップ委員会座長 とくながともちか コ永 朋祥 東京大学 教授 −(専門分野)地下水学、地圏環境学 ※水循環基本法フォローアップ委員会委員、日本地下水学会会長 にしむらかずお 西村 和夫 東京都立大学 理事・学長特任補佐 −(専門分野)トンネル工学、地盤工学 だいとうけんじ 大東 憲二 大同大学 教授 −(専門分野)環境地盤工学 もりしたゆういち 森下 祐一 静岡大学 客員教授 (静岡県専門部会より) −(専門分野)地球環境科学 まるい あつなお 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地質調査総合センタープロジェクトリーダー (静岡県専門部会より) −(専門分野)地下水学 【オブザーバー】 静岡県、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省) ※建制順 【説明責任者】 JR東海 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-03-21 01:24:37 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和3年3月18日 鉄道局施設課環境対策室 第10回 リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の開催について リニア中央新幹線静岡工区について、これまで静岡県とJR東海との間で行われてきた議論等を科学的・工学的に検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていくため、以下のとおり、「第10回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 1.日 時:令和3年3月22日(月)13:00〜15:00 2.場 所:中央合同庁舎3号館10階 共用会議室(WEB上で同時開催) (住所:東京都千代田区霞が関2−1−3) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.構成員:別添参照 別 添 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) 【座長】 ふくおかしょうじ 福岡 捷二 中央大学研究開発機構 機構教授 −(専門分野)河川工学、水災害工学 【委員】 おき たいかん 沖 大幹 東京大学 総長特別参与・教授 −(専門分野)水文学、水資源工学 ※水循環施策の推進に関する有識者会議座長、水循環基本法フォローアップ委員会座長 とくながともちか コ永 朋祥 東京大学 教授 −(専門分野)地下水学、地圏環境学 ※水循環基本法フォローアップ委員会委員、日本地下水学会会長 にしむらかずお 西村 和夫 東京都立大学 理事・学長特任補佐 −(専門分野)トンネル工学、地盤工学 だいとうけんじ 大東 憲二 大同大学 教授 −(専門分野)環境地盤工学 もりしたゆういち 森下 祐一 静岡大学 客員教授 (静岡県専門部会より) −(専門分野)地球環境科学 まるい あつなお 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地質調査総合センタープロジェクトリーダー (静岡県専門部会より) −(専門分野)地下水学 【オブザーバー】 静岡県、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省) ※建制順 【説明責任者】 JR東海 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-04-16 05:21:21 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和3年4月15日 鉄道局施設課環境対策室 第11回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の開催について リニア中央新幹線静岡工区について、これまで静岡県とJR東海との間で行われてきた議論等を科学的・工学的に検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていくため、以下のとおり、「第11回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 1.日 時:令和3年4月17日(土) 14:00〜16:00 2.場 所:中央合同庁舎3号館10階 共用会議室(WEB上で同時開催) (住所:東京都千代田区霞が関2−1−3) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.構成員:別添参照 別 添 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) 【座長】 ふくおかしょうじ 福岡 捷二 中央大学研究開発機構 機構教授 −(専門分野)河川工学、水災害工学 【委員】 おき たいかん 沖 大幹 東京大学 総長特別参与・教授 −(専門分野)水文学、水資源工学 ※水循環施策の推進に関する有識者会議座長、水循環基本法フォローアップ委員会座長 とくながともちか コ永 朋祥 東京大学 教授 −(専門分野)地下水学、地圏環境学 ※水循環基本法フォローアップ委員会委員、日本地下水学会会長 にしむらかずお 西村 和夫 東京都立大学 理事・学長特任補佐 −(専門分野)トンネル工学、地盤工学 だいとうけんじ 大東 憲二 大同大学 教授 −(専門分野)環境地盤工学 もりしたゆういち 森下 祐一 静岡大学 客員教授 (静岡県専門部会より) −(専門分野)地球環境科学 まるい あつなお 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地質調査総合センタープロジェクトリーダー (静岡県専門部会より) −(専門分野)地下水学 【オブザーバー】 静岡県、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省) ※建制順 【説明責任者】 JR東海 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-09-23 17:33:59 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和3年9月22日 鉄道局施設課環境対策室 第12回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の開催について リニア中央新幹線静岡工区について、これまで静岡県とJR東海との間で行われてきた議論等を科学的・工学的に検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていくため、以下のとおり、「第12回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 1.日 時:令和3年9月26日(日)14:00〜16:00 2.場 所:中央合同庁舎3号館10階共用会議室(WEB上で同時開催) (住所:東京都千代田区霞が関2−1−3) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.構成員:別添参照 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) 【座長】 ふくおかしょうじ 福岡 捷二 中央大学研究開発機構 機構教授 −(専門分野)河川工学、水災害工学 【委員】 おき たいかん 沖 大幹 東京大学 教授 −(専門分野)水文学、水資源工学 ※水循環施策の推進に関する有識者会議座長、水循環基本法フォローアップ委員会座長 とくながともちか コ永 朋祥 東京大学 教授 −(専門分野)地下水学、地圏環境学 ※水循環基本法フォローアップ委員会委員、日本地下水学会会長 にしむらかずお 西村 和夫 東京都立大学 理事・学長特任補佐 −(専門分野)トンネル工学、地盤工学 だいとうけんじ 大東 憲二 大同大学 教授 −(専門分野)環境地盤工学 もりしたゆういち 森下 祐一 静岡大学 客員教授 (静岡県専門部会より) −(専門分野)地球環境科学 まるい あつなお 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門 招聘研究員 (静岡県専門部会より) −(専門分野)地下水学 【オブザーバー】 静岡県、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省) ※建制順 【説明責任者】 JR東海 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-12-16 18:54:20 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和3年12月16日 鉄道局施設課環境対策室 第13回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の開催について リニア中央新幹線静岡工区について、これまで静岡県とJR東海との間で行われてきた議論等を科学的・工学的に検証し、その結果を踏まえて今後のJR東海の工事に対して具体的な助言、指導等を行っていくため、以下のとおり、「第13回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 1.日 時:令和3年12月19日(日)10:00〜12:00 2.場 所:中央合同庁舎3号館10階共用会議室(WEB上で同時開催) (住所:東京都千代田区霞が関2−1−3) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.構成員:別添参照 別 添 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) 【座長】 ふくおかしょうじ 福岡 捷二 中央大学研究開発機構 機構教授 −(専門分野)河川工学、水災害工学 【委員】 おき たいかん 沖 大幹 東京大学 教授 −(専門分野)水文学、水資源工学 ※ 水循環施策の推進に関する有識者会議座長、水循環基本法フォローアップ委員会相談役 とくながともちか コ永 朋祥 東京大学 教授 −(専門分野)地下水学、地圏環境学 ※ 水循環基本法フォローアップ委員会委員、日本地下水学会会長 にしむらかずお 西村 和夫 東京都立大学 理事・学長特任補佐 −(専門分野)トンネル工学、地盤工学 だいとうけんじ 大東 憲二 大同大学 教授 −(専門分野)環境地盤工学 もりしたゆういち 森下 祐一 静岡大学 客員教授(静岡県専門部会より) −(専門分野)地球環境科学 まるいあつなお 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門 招聘研究員(静岡県専門部会より) −(専門分野)地下水学 【オブザーバー】 静岡県、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省) ※建制順 【説明責任者】 JR東海 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-12-22 00:09:24 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和3年12月21日 鉄道局施設課環境対策室 斉藤国土交通大臣と金子東海旅客鉄道株式会社社長が面会しました リニア中央新幹線静岡工区有識者会議において取りまとめられた「大井川水資源問題に関する中間報告」を踏まえ、本日、斉藤国土交通大臣が、金子東海旅客鉄道株式会社社長と面会し、口頭指導しましたので、お知らせします。 (添付資料) 大井川水資源問題に関する中間報告 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001446412.pdf |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-12-28 22:00:17 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和3年12月28日 大井川水資源問題に関する中間報告について(依頼) 本日、静岡県に対して、リニア中央新幹線静岡工区有識者会議においてとりまとめられた「大井川水資源問題に関する中間報告」に関し、地質構造・水資源専門部会の委員の方々と有識者会議委員との間で科学的・工学的な観点から意見交換や情報共有を図るため、ご意見・ご質問等のとりまとめを依頼しました。 (添付資料) 大井川水資源問題に関する中間報告について(依頼) 令和3年12月28日 静岡県中央新幹線対策本部長 静岡県副知事 難波 喬司 殿 国土交通省 鉄道局長 上原 淳 大井川水資源問題に関する中間報告について(依頼) 令和3年12月19日に開催された第13回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(以下、「有識者会議」という。)において、「大井川水資源問題に関する中間報告」(以下「中間報告」という。)がとりまとめられたところです。 この際、貴県の地質構造・水資源専門部会(以下「専門部会」という。)の委員の方々と有識者会議委員との間で、中間報告に関して科学的・工学的な観点から意見交換や情報共有を図りたいと考えております。 つきましては、貴職におかれまして、専門部会としてのご意見・ご質問等をとりまとめ、当局にご送付頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。 頂いたご意見・ご質問等につきましては、当局において有識者会議委員の意見、回答等をとりまとめ、送付させて頂きます。 時節柄ご多忙の折とは存じますが、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。 大井川水資源問題に関する中間報告(PDF形式:322KB) https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001447531.pdf |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-03-30 23:19:06 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和4年3月30日 鉄道局施設課環境対策室 大井川水資源問題に関する中間報告について(回答) 本日、「大井川水資源問題に関する中間報告」に対する静岡県地質構造・水資源専門部会委員からのご意見等に対して、リニア中央新幹線静岡工区有識者会議より回答しました。 (添付資料) 大井川水資源問題に関する中間報告について(回答) 令和4年3月30日 静岡県中央新幹線対策本部長 静岡県副知事 難波 喬司 殿 国土交通省 鉄道局長 上原 淳 大井川水資源問題に関する中間報告について(回答) 令和4年1月14日付けでご回答頂きました「大井川水資源問題に関する中間報告」(以下「中間報告」という。)に対する地質構造・水資源専門部会(以下「専門部会」という。)委員からのご意見等につきまして、下記の通り回答いたします。 記 1.有識者会議についての基本認識 リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(以下「有識者会議」という。)は、水資源利用へのJR東海の取組みに対し、科学的・工学的な観点から助言・指導等を行うことを目的として設置されたものです。そのうち、まずは水資源利用に関する内容について議論を行い、その結果を中間報告としてとりまとめております。 よって、専門部会委員から頂いたご意見のうち、中間報告や水資源利用に関する内容以外のご意見については、有識者会議として回答する立場にはないことをご理解願います。 2.専門部会委員からのご意見への回答について 中間報告に対する専門部会委員からのご意見への有識者会議委員の回答は別紙の通りです。今般の専門部会委員からのご意見にあるような「全量の戻し方」や「モニタリングなどの具体的な内容」などについては、今後、有識者会議が指導した方向性に基づき、JR東海が地域との双方向のコミュニケーションをとりながら検討することになります。 なお、有識者会議における議論の中間報告への反映の仕方についてもご意見を頂いておりますが、中間報告の作成にあたっては、有識者会議における議論の状況を踏まえ、通常のプロセスを経てとりまとめられたものと認識しております。 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-06-06 23:29:00 |
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 令和4年6月 6日 鉄道局施設課環境対策室 第14回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の開催について (第1回環境の保全の議論) リニア中央新幹線静岡工区について、JR東海の環境保全に関する取組みに対して、科学的・客観的な観点から議論を行うことにより、JR東海に対して指導・助言等を行うため、以下のとおり、「第14回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」を開催します。 1.日 時:令和4年6月8日(水) 11:00〜12:00 2.場 所:TKP新橋カンファレンスセンター 16階ホール16D (WEB上で同時開催) (住所:東京都千代田区内幸町1−3−1幸ビルディング) 3.議 事:リニア中央新幹線静岡工区について 4.構成員:別添参照 5.その他 ・会議の様子はWEB配信する予定であり、WEBでの一般傍聴は可能です。 配信URL<https://youtu.be/nL4unsT4TUs> ※希少種情報等を扱う機微な議論となる場合もあることから、WEB配信等については今後、議論の状況等に応じて変更する場合がございます。 ※通信状況によって、映像の乱れや一時的な停止があることをあらかじめご了承ください。 ・会議資料等については、国土交通省ホームページにて公開する予定です。 (会議資料は会議開始前、議事録は後日、公表予定です。) https://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk9_000011.html 別 添 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 構成員名簿 (順不同、敬称略) ※今後追加があり得る。 【委員】 とくながともちか コ永 朋祥 東京大学 教授 −(専門分野)地下水学、地圏環境学 だいとうけんじ 大東 憲二 大同大学 教授 −(専門分野)環境地盤工学 まるいあつなお 丸井 敦尚 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門 招聘研究員 −(専門分野)地下水学 なかむらふとし 中村 太士 北海道大学 教授 −(専門分野)生態系管理学 つじもとてつろう 辻本 哲郎 河川情報センター 河川情報研究所 所長 (名古屋大学 名誉教授) −(専門分野)河川工学、河川生態学 やすたかてつお 保高 徹生 国立研究開発法人産業技術総合研究所 地質調査総合センター 研究グループ長 −(専門分野)リスク学、地盤環境工学 いたいたかひこ 板井 隆彦 静岡淡水魚研究会 会長 (静岡県生物多様性専門部会より) −(専門分野)動物生態学(水生生物(魚類)) ますざわたけひろ 増澤 武弘 静岡大学 客員教授 (静岡県生物多様性専門部会より) −(専門分野)植物生態学 【オブザーバー】 JR東海 静岡県、静岡市、大井川流域市町、 関係省庁(文部科学省、環境省等)※建制順 【事務局】 国土交通省鉄道局 |
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