NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.5529 【国土交通省】11/29 広島電鉄広島駅南口延伸に特許状交付
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2019-11-28 01:21:02
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省                         Press Release
Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism

                          令和元年11月27日
                          鉄道局都市鉄道政策課

         広島電鉄株式会社申請の軌道事業の特許
  〜路面電車が高架で広島駅南口に進入し、JR広島駅と直結します〜



 国土交通大臣は、広島電鉄株式会社による広島駅南口延伸の軌道事業特許申請について、11月29日付けで特許し、同日、中国運輸局長より申請者に対して特許状を交付します。


 広島電鉄株式会社は、駅前大橋から広島駅南口広場へ高架で進入する新規ルートを整備することとし、軌道法第3条の規定に基づく軌道事業特許申請を行っていました。今般、当該特許申請について、令和元年11月29日付けで、申請のとおり特許することとなりました。これにより、市内中心部と広島駅を結ぶ路面電車の乗車時間短縮等が図られます(特許申請の概要は別紙のとおり)。
 なお、特許状の交付を下記のとおり行います。

                記

1.日 時:令和元年11月29日(金) 11:30〜

2.場 所:中国運輸局 局長室
      (広島市中区上八丁堀6−30 広島合同庁舎4号館4階)

3.交付者:中国運輸局長 土肥 豊

4.受領者:広島電鉄株式会社 代表取締役社長 椋田昌夫


広島電鉄の軌道事業特許申請の概要

○広島電鉄広島駅停留場については、路面電車の定時性や速達性の確保が課題。
・路面電車が地上走行であるため、車と信号による影響で、ラッシュ時に停留場に進入できない車両が行列をつくっている状況。
・路面電車の広島駅停留場への進入ルートが迂回しており、中心部からの所要時間が長い。
○こうした課題に対応するため、路面電車を駅前大橋ルートから広場へ高架で進入させ、定時性・速達性を確保。
○さらに市内中心部の環状ルートを新たに整備し、利用者利便向上を図る。


延伸概要
・延伸区間: 1.1km
・停 留 場: 1カ所新設、 2カ所変更、 1カ所廃止
・開業目標:2025年春

整備効果
・中心部と広島駅間の乗車時間約 4分短縮
・広島駅でのJR乗換時間約1分短縮

事業費概要
・総事業費: 109億円
 ※うちインフラ部  約83億円(国及び自治体負担を想定)
 ※うちインフラ外部 約26億円(国及び自治体(各1/6)、事業者(2/3)負担を想定)
 ※国負担分は、社会資本整備総合交付金を想定
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 1283×905(25%表示)