ほりうち(ccbu8181) 2019-04-27 22:29:18 |
TOBU NEWS
2019年4月26日 2019年度の鉄道事業設備投資計画 設備投資計画は総額397億円 〜安全・安心で暮らしやすく、そして選ばれる沿線を目指して〜 東武鉄道株式会社 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、「3世代ファミリーがつながり日本一幸せな暮らしを実感できる沿線」、「私鉄NO.1 の通勤環境・観光輸送」、「沿線観光地へのインバウンド増加率NO.1」を目指すことを長期経営ビジョンに掲げ、事業を推進しています。鉄道事業では2019年度総額397億円の設備投資を行い、安全・安心で暮らしやすく、そして選ばれる沿線を目指します。 主な内容は以下の通りです。 1.私鉄NO.1の通勤環境を目指して ◇日比谷線直通列車に有料着席サービスを導入 (2020年度運行開始予定) ◇六実〜逆井間複線化による船橋〜運河間急行運転 (2020年春運行開始予定) 2.安全・安心で暮らしやすい沿線を目指して ◇鉄道の立体化(高架化工事)の推進 ・竹ノ塚駅付近 ・とうきょうスカイツリー駅付近 ・清水公園〜梅郷間 ◇ホームドア設置の推進 押上・北千住3階・新越谷・北越谷・池袋・朝霞・志木 (2020年度までに完成予定) ◇車内防犯カメラの設置の推進 3.インバウンドのお客さまにも 利用しやすい鉄道を目指して ◇多言語化への対応 ・駅案内表示器や自動券売機の多言語化の推進 ・WEBサイトによる運行情報の多言語化の推進 4.より楽しめる鉄道を目指して ◇SL2機目導入に向けた準備 |
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ほりうち(ccbu8181) 2019-04-27 22:33:05 |
1.私鉄NO.1の通勤環境を目指して 【日比谷線直通列車に有料着席サービスを導入】 通勤・通学やお出かけ時の快適性・利便性の向上を目的に、2020年度に日比谷線直通列車において、有料着席サービスを新たに導入します。東武線と東京メトロとの相互直通運転における有料着席サービス列車の導入は、今回が初となります。 車両は2017年7月に運行開始した東武鉄道「70000系」をベースに、ロング・クロスシート転換車両「70090型」を新造します。 ○2019年度新造車両数:4編成 【六実〜逆井間複線化による船橋〜運河間急行運転】 東武アーバンパークライン 六実〜逆井間約3.9kmの複線化については、今年度の完成を予定しています。 複線化後は、東武アーバンパークラインの速達性の向上を目的として、船橋〜運河間の急行運転を行います。これにより、東武アーバンパークラインの急行運転区間が拡大し、より便利な鉄道になります。 【車両の新造・改造】 より快適な移動環境を提供するために、車両の新造・改造を積極的に推進します。 ○2019年度70000系新造車両数:2編成(日比谷線直通車両) ○2019年度20400型改造車両数:5編成(日光線 南栗橋駅以北・宇都宮線運用車両) 【駅施設のリニューアル】 地域の“顔”であり、まちの“玄関口”である駅を、より便利で快適にご利用いただけるよう、駅施設のリニューアル工事を引き続き推進します。また、駅を単なる通過点にとどめることなく、複合的な機能を持たせ、まちに開かれた駅空間とすることを目指して、商業施設と一体となったリニューアル工事も推進します。 ○2019年度駅舎リニューアル: 東武スカイツリーライン 獨協大学前駅 東上線 中板橋駅・玉淀駅 ○2019年度駅トイレのリニューアル: 東武スカイツリーライン 北越谷駅 伊勢崎線 花崎駅 宇都宮線 南宇都宮駅 鬼怒川線 新高徳駅 東上線 池袋駅南改札・下板橋駅・川越駅・川越市駅・鶴ケ島駅・小川町駅 ○2019年度冷暖房付きホーム待合室新設: 東武スカイツリーライン 五反野駅・草加駅の上下ホーム ○商業施設と合わせたリニューアル: 東武スカイツリーライン 北千住駅 東上線 和光市駅 【駅施設のバリアフリー化】 すべてのお客さまに便利で快適にご利用いただけるよう、これまでに全線でエレベーター282基、エスカレーター257基(2018年度末時点)を設置しています。引き続き、国、関係自治体のご支援のもと、バリアフリー化工事を推進します。 また、より安全で快適にご利用いただけるよう、エレベーター・エスカレーターのリニューアル工事を推進するとともに、エレベーター内に防犯カメラを設置します。 ○2019年度エレベーター新設: 東上線 ときわ台駅、越生線 一本松駅 【運行情報アプリのアップデート】 わかりやすい運行情報を迅速かつ詳細に提供するため、2017年度よりスマートフォンアプリ「東武線アプリ」を配信しています。2019年度は、「列車走行位置」機能に東武アーバンパークラインを追加し、利便性の向上を図ります。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2019-04-27 22:35:39 |
2.安全・安心で暮らしやすい沿線を目指して 【鉄道の立体化の推進】 踏切における渋滞や事故を抜本的に解消し、分断された周辺市街地を、安全・安心・スムーズに行き来できるようにするとともに、高架下空間の活用等により都市の活性化や発展に寄与することを目的に、現在、沿線3か所において鉄道の立体化を推進しています。また、東武スカイツリーライン・東武アーバンパークライン 春日部駅付近、東上線 大山駅付近において自治体と事業化に向けた協議を進めています。 ○竹ノ塚駅付近高架化 東武スカイツリーライン 竹ノ塚駅付近(西新井〜谷塚間)では、足立区が施行する都市計画事業として連続立体交差化工事を施行中です。 2021年度の踏切除却を目指し、2019年度は、上り急行線の仮線切替と上り急行線高架橋工事を推進します。 この事業が完了すると、竹ノ塚駅が高架駅となり、2か所の踏切が廃止されます。 ○とうきょうスカイツリー駅付近高架化 東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー〜曳舟間では、墨田区が施行する都市計画事業として連続立体交差化工事を施行中です。 2024年度の完成を目指し、2019年度は、仮線工事を推進します。 この事業が完了すると、1か所の踏切が廃止されます。 ○清水公園〜梅郷間高架化 東武アーバンパークライン 清水公園〜梅郷間では、千葉県が施行する都市計画事業として連続立体交差化工事を施行中です。2023年度の完成を目指し、2019年度は、高架橋工事を引き続き推進します。 この事業が完了すると、愛宕駅と野田市駅の2駅が高架駅となり、11か所の踏切が廃止されます。 【ホームドア設置の推進】 駅ホームの転落防止等、さらなる安全性の向上を目的として、2020年度末までに、1日のご利用者数が10万人以上の駅(押上・北千住(3階)・新越谷・池袋・志木)および東京オリンピック・パラリンピック競技会場最寄駅(北越谷・朝霞)の計7駅に、国・関係自治体のご支援のもと、ホームドアの設置を推進します。 ○2019年度完成: 東武スカイツリーライン 押上駅 東上線 池袋駅(4番ホーム)・朝霞駅 (1・2番ホーム)・志木駅(3・4番ホーム) ○2020年度完成: 東武スカイツリーライン 北千住駅(3階)・新越谷駅・北越谷駅 東上線 志木駅(1・2番ホーム) ○2021年度以降整備予定:29駅 (特にご利用者数が多い区間の駅およびご利用者数が5万人以上の駅) 【車内防犯カメラの設置の推進】 車内のセキュリティ向上とテロ防止を目的として、半蔵門線、日比谷線、有楽町線・副都心線直通車両等に車内防犯カメラの設置を推進します。 ○2019年度設置車両:8編成 【踏切の安全性向上】 さらなる安全性の向上を図るため、検知範囲の広い新型(レーダー式)踏切支障報知装置への更新や、踏切が支障した場合に「非常押しボタン」を操作すると、ATS(自動列車停止装置)と連動し、列車を自動的に停止させる工事を推進するとともに、より一層の踏切視認性向上を図るため、全方向に光る踏切せん光灯へ更新します。 ○2019年度新型(レーダー式)踏切支障報知装置への更新:2踏切 ○2019年度非常押しボタンATS連動化:48踏切 ○2019年度全方向踏切せん光灯への更新:29踏切 【自然災害への備えの強化】 自然災害に強い鉄道を目指し、高架橋・橋梁の耐震補強工事や法面改修工事等の防災対策工事を引き続き推進します。 ○2019年度耐震補強: 東武スカイツリーライン 小菅〜五反野間等の高架橋 東武アーバンパークライン 江戸川橋梁、東上線 都幾川橋梁 ○2019年度法面補強・改修: 東武スカイツリーライン 北千住駅構内 日光線 板荷〜下小代間等 |
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ほりうち(ccbu8181) 2019-04-27 22:38:44 |
3.インバウンドのお客さまにも利用しやすい鉄道を目指して 【多言語化への対応】 ○駅における多言語化 インバウンドのお客さまにもストレス無く快適にご利用いただくことを目的に、駅での情報提供手段である、発車案内表示器・自動放送装置および異常時に運行情報や振替輸送経路等を視覚的に分かりやすくご案内できる運行情報表示器(デジタルサイネージ)の多言語化を推進します。また、2019年度末までに全ての自動券売機を多言語対応とします。 ○2019年度多言語化対象駅: ・発車案内表示器の多言語化(日・英・中・韓):東上線 池袋駅・川越駅 ・自動放送装置の多言語化(日・英): 鬼怒川線 鬼怒川温泉駅、 東上線 池袋駅・川越駅 ・運行情報表示器(デジタルサイネージ)の多言語化(日・英・中・韓): 東武スカイツリーライン 浅草駅・とうきょうスカイツリー駅・押上駅・曳舟駅・北千住駅・ 新越谷駅・春日部駅 伊勢崎線 久喜駅、 東武アーバンパークライン 大宮駅・柏駅・船橋駅 ・多言語対応自動券売機の導入(日・英・中(繁/簡)・韓・仏・西・泰): 48駅 ○WEBサイトによる運行情報の多言語化 インバウンドのお客さまにリアルタイムな情報を提供することを目的に、WEBサイトおよびSNSにて、列車遅延・運転見合わせ・振替輸送区間等の運行情報を多言語(日・英・中(繁/簡)・韓・泰)で提供します。 【一斉放送装置の新設】 異常時に、より細やかなご案内をするため、見合わせ区間・原因・復旧見込み・振替輸送案内等の情報を、各駅に配信する一斉放送装置を新設し、インバウンドのお客さまにも分かりやすいよう、多言語対応とするなど、効果的に情報を提供します。2019年度は東上線 池袋〜川越市に新設する工事に着手し、2020年度の完成を目指します。 【特急券等購入時のクレジットカード決済の推進】 キャッシュレスニーズに応えるため、2020年度までに浅草駅や東武日光駅等、主な特急停車駅に設置している特急券専用券売機において、クレジットカード決済を開始します。 なお、すでに「特急券インターネット購入・予約サービス」、「特急券チケットレスサービス」およびインバウンドのお客さま向け案内所「東武ツーリストインフォメーションセンター浅草・池袋」、「東武日光駅・鬼怒川温泉駅ツーリストセンター」においては、特急券等購入時のクレジットカード決済の取り扱いをしています。 【TOBU FREE Wi−Fiの拡大】 インバウンドのお客さまへのサービス拡充策の一環として、無料 Wi−Fiサービスを、2020年度までに半蔵門線、日比谷線、 有楽町線・副都心線直通の全車両に拡大します。 なお、すでに特急車両・TJライナー車両と121駅に整備して います。 ○2019年度整備車両数:24編成 |
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ほりうち(ccbu8181) 2019-04-27 22:41:31 |
4.より楽しめる鉄道を目指して 【SL2機目導入に向けた準備】 日光・鬼怒川エリアの沿線活性化を推進するため、観光コンテンツの1つであるSLについて、年間を通してお楽しみいただけるよう、2019年度はC11形蒸気機関車の復元作業を推進します。今後も、SL2機体制に向けて様々な準備を進めてまいります。 また、今まで以上にSL・DLの旅をお楽しみいただくことを目的に、バラエティー豊かな車両編成とするべく、SL大樹・DL大樹の客車として、JR北海道で活躍していた14系客車「ドリームカー(オハ14−505)」1両を新たに導入しました。今後は、SL・DLの年間運転日のうち約40日、「ドリームカー」を中間に連結した3両編成にて運転することを計画しています。 ○今後のSL2機体制に向けた準備: SLの補機となるディーゼル機関車の購入 下今市SL機関庫の拡張等 【大谷向〜鬼怒川温泉間昭和レトロ化工事】 鬼怒川線を、ファミリーでお楽しみいただける「昭和レトロ感」のある“テーマパーク”にするため、2019年度においては、新高徳駅のリニューアル工事を行います。 SL大樹の運転開始にあわせ、これまで下今市駅のSL転車台広場の開設や、駅舎、駅名標・番線表示板といったご案内表示、お客さま用ベンチ等に昭和レトロ調デザインを採用しています。 以上 |
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