NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.47 【東武】「細川紙 ユネスコ無形文化遺産登録記念乗車券」を発売
ほりうち(ccbu8181) 2015-07-13 23:31:53

TOBU NEWS 
2015年7月13日

ユネスコ無形文化遺産に登録された細川紙を使用した記念乗車券!

 7月17日(金)より
  「細川紙 ユネスコ無形文化遺産登録記念乗車券」を発売します!




東武鉄道株式会社

 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2015年7月17日(金)より「細川紙(ほそかわし)ユネスコ無形文化遺産登録記念乗車券」を東上線の小川町駅で発売します
 この記念乗車券は、埼玉県のほぼ中央に位置する比企郡小川町と東秩父村で伝承され、国の重要無形文化財として指定されている手漉き和紙の「細川紙」が、2014年11月にユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念して発売するもので、東上線沿線である小川町の文化・芸術振興を図ることを目的として企画しました。
 細川紙は、国内産の楮(こうぞ、クワ科の植物)だけを原料とし、江戸時代から伝承されているといわれる伝統的な製法と製作用具で作られる和紙で、今回の記念乗車券は台紙と乗車券が1枚の細川紙に印刷された珍しい仕様となっています。券面は小川町の雄大な山並みを背景に、和紙漉きの様子や開業当時と現在の小川町駅舎などがデザインされ、小川町からの大人2枚、小児1枚の片道乗車券が印字された、1セット1,500円(税込)の記念乗車券を3,000セット限定で発売します。
 この機会に “和紙のふるさと 小川町”にお越しいただき観光をお楽しみいただくとともに、旅の思い出に、ぜひ記念乗車券をお買い求めください。
 概要は別紙のとおりです。



<別紙>

     「細川紙 ユネスコ無形文化遺産登録記念乗車券」の概要

1 名称 「細川紙 ユネスコ無形文化遺産登録記念乗車券」

2 発売期間 2015年7月17日(金)〜11月30日(月)
       ※売り切れ次第、終了となります。

3 発売か所 東上線 小川町駅

4 発売数 3,000セット

5 発売額 1セット 1,500円(税込)

6 発売内容 ・小川町から 810円区間の大人片道乗車券
       ・小川町から 590円区間の大人片道乗車券
       ・小川町から 100円区間の小児片道乗車券

7 有効期間
 2015年7月17日(金)〜11月30日(月)までの1回に限り有効

8 特徴
 3枚の片道乗車券および台紙は1枚のA4サイズの細川紙(和紙)に印刷されています。
 ※片道乗車券を使用する場合は、ミシン目に沿って切り離してご使用ください。
 ※改札窓口にて駅係員にご提示ください。自動改札機は使用できません。

以上



(参考)

 「細川紙(ほそかわし)」(埼玉県比企郡小川町・東秩父村)について

 「細川紙」は、手漉き和紙の中でも埼玉県の比企郡小川町と東秩父村で古くから作られてきた伝統的な製法と製作用具で作られる和紙で、1978年に国の重要無形文化財に指定されましたが、2014年には、「石州半紙(せきしゅうばんし)」(島根県)、「本美濃紙(ほんみのし)」(岐阜県)とともに、「和紙:日本の手漉(てすき)和紙技術」としてユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産に登録されました。
 小川町と東秩父村周辺で作られてきた小川和紙は、1200年以上の歴史があるといわれていますが、中でも細川紙は、国内産の楮(こうぞ)だけを原料とし、様々な厳しい要件を満たした和紙。ルーツは江戸時代に紀州高野山麓の細川村の細川奉書の技術が伝わったことがきっかけとされています。未晒(みさら)しの純楮紙ならではの強靭さと素朴ながらつややかな光沢をもち、地合がしまり紙面が毛羽立ちにくく、強直(ごうちょく)で雅味(がみ)に富んだ味わいがあり、現在では便箋や古文書補修用紙のほか、壁紙や照明のインテリアとしても和紙の用途は広がっています。

以上

撮影日:
撮影場所:
キャプション: 「細川紙 ユネスコ無形文化遺産登録記念乗車券」(表面)(イメージ)
画像サイズ: 802×567(40%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 参考写真
画像サイズ: 498×800(64%表示)