NEWS RELEASE：JR＆私鉄 ４
| ひろやす／伊藤(vnnc8158) 2019-01-19 00:20:15 |
|
［出典：国土交通省ホームページ］
国土交通省 Press Release Ministry of Land,Infrastructure,Transport and Tourism 平成３１年１月１８日 鉄道局総務課 駅員への暴力、３年連続減少！ 〜平成２９年度鉄道係員に対する暴力行為の実態調査結果〜 平成２９年度における鉄道係員に対する暴力行為の発生件数は全国で６７９件。３年連続の減少（対前年度比１４６件の減少）となるも、６割以上の加害者が飲酒有りという状況。 鉄道係員に対する暴力行為は、鉄道の安全確保や利用者への良質な鉄道輸送サービスの提供に影響を与えるおそれがあります。また、近年、鉄道係員に対する暴力行為に関する意識が高まっています。 これらを踏まえ、国土交通省では、平成２５年度※より、全鉄軌道事業者を対象として、その実態を把握するための調査を実施しております。 調査の結果、平成２９年度における鉄道係員に対する暴力行為の発生件数は全国で６７９件となり、平成２８年度の８２５件から１４６件の減少となりました。 平成２７年度、平成２８年度に引き続き、暴力行為の発生件数は３年連続で減少しましたが、暴力行為の撲滅に向けて、今後とも警察等関係者と連携し、広報啓発活動等の取組みを進めて参ります。 ※調査対象は前年度の発生件数等 別紙１ ※伊藤注：添付画像をご覧下さい。 別紙２ 鉄道係員に対する暴力行為の主な事例及び抑止に関する取組みについて（平成29年度） １．暴力行為の主な事例 月日 7月22日／曜 日 土曜日／時間帯 0時00分 場所 改 札／加害者の年齢 53歳／飲酒の有無 有 駅係員が改札窓口横のガラスを蹴っていた53歳男性酔客に対し、おやめいただくようお願いしたところ激高し、飛び掛るように右拳で右胸あたりを殴打した。（レントゲン、CT検査の結果異常なし）警察を要請し引き渡した。 月日 9月11日／曜 日 月曜日／時間帯 7時50分 場所 駅構内／加害者の年齢 61歳／飲酒の有無 有 上りホーム(１番のりば)にて、酒に酔った第三者（加害者）が女子高生を投げ飛ばした為、駅長と当該社員が第三者を取り押え、改札口まで連れて行った際に、左首を殴られた。 月日 5月1日／曜 日 月曜日／時間帯 5時00分 場所 改札口／加害者の年齢 不明／飲酒の有無 不明 5時15分、始業前の改札口で駅務員が居ないことに腹を立て、大声で喚き散らす。助役が5時30分より始業開始であることと謝罪を伝えるも納得せず、胸ぐらを掴み再三にわたり恫喝。警察要請をし、被害届提出。 月日 10月25日／曜日 水曜日／時間帯 0時00分 場所 改札窓口／加害者の年齢 50代／飲酒の有無 有 改札機通過の際によろめいたことにより時間が掛かり、改札機の扉が閉まったことに腹を立て、対応した係員を二度突き飛ばした。係員が二度目に突き飛ばされた際にバランスを崩し転倒した。また転倒したことに対し「わざと転倒した」と更に激高したため警察要請。 月日 10月28日／曜 日 土曜日／時間帯 0時00分 場所 エレベーター内／加害者の年齢 30代／飲酒の有無 有 叫び声が聞こえたため、駅員がコンコースに向かったところ、揉み合いとなっている関係者３名を発見。仲裁に入り退駅させるためエレベーターに同乗していたところ、関係者が再び暴れ出し、駅員が取り押さえようとしたところ、喉を掴まれ後頭部を壁に打ち付けられた（頸部挫傷全治４〜５日）。その後、警察を要請、駅員は被害届を提出。 月日 11月20日／曜 日 月曜日／時間帯 23時00分 場所 コンコース／加害者の年齢 29歳／飲酒の有無 有 コンコースで酩酊状態の男性旅客が、上半身裸で大声を出し、他の旅客に迷惑をかけていた。駅務助役が注意して一旦は収まりかけたが、また大声を出し他の旅客に迷惑をかけていたので、警察要請。警察官が到着する前に、突然暴れだし、コンコースにある公衆電話を2台倒したので、駅係員3名が現場に急行して男性旅客を取り押さえようとしたが,出口の方に逃走した。その際、もみ合いとなり駅係員1名が左頬を殴られた。暴れる男性旅客を駅係員3名が取り押さえ、警察官に引き渡した。 ２．暴力行為の抑止に関する鉄道事業者の主な取組み @ 年末年始等には鉄道警察隊及び所轄の警察署に対して警察官による巡回強化の依頼を実施。 A 刺又、防犯ブザー、防犯スプレー等の防犯グッズの配備。 B 教習用DVDを作成し、新入社員時から酔客等応対方の教育を実施。 C ターミナル駅における「粗暴事犯防止（撲滅）キャンペーン」に参加。 D 事象発生時等、必要に応じて職場間で情報共有を図り、対応について注意喚起を促す。 E 防犯カメラ台数拡充及び作動中のステッカーの貼付。 F 駅務室から離れた有人改札口に駅務室へつながる通報装置を設置 G 怪我防止のため、制服のネクタイをクリップタイプにしている |
||||||
|
||||||
|
|
