NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.4072 【JR西】11/12-2/28 A-MACアドレスを使い京都観光流動調査
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-11-08 22:11:50
News Release                    JR西日本

                         2017年11月8日
                       西日本旅客鉄道株式会社
                       http://www.westjr.co.jp/


       京都市域における観光流動調査について


 観光流動把握を目的とした交通流動推定システムの研究開発チーム、京都エリア観光渋滞対策実験協議会及び西日本旅客鉄道では、京都市域における観光流動の把握を目的に、Wi-Fiパケットセンサーを用いた観測調査を実施します。

詳細


1.調査期間
  2018年11月12日から2019年2月末まで計測を実施します。

2.調査実施者
  観光流動把握を目的とした交通流動推定システムの研究開発チーム(京都大学)
  京都エリア観光渋滞対策実験協議会(近畿地方整備局)
  西日本旅客鉄道株式会社

3.調査内容
  調査内容につきましては、こちらをご覧ください。
 http://www.kkr.mlit.go.jp/kyoto/contents/jyutaijikyou/pdf/h30_con01.pdf

「京都市域における観光流動調査についてのWi-Fiパケットセンサー計測におけるプライバシーポリシー」については別紙1をご参照ください



別紙1

 京都市域における観光流動調査についてのWi-Fiパケットセンサー計測におけるプライバシーポリシー
 観光流動把握を目的とした交通流動推定システムの研究開発チーム、京都エリア観光渋滞対策実験協議会及び西日本旅客鉄道株式会社(以下「本調査実施者」といいます)は、京都市域における観光流動の把握を目的に、Wi-Fiパケットセンサーによる交観測調査(以下「本調査」といいます)を実施します。本調査では、収集した情報の処理と取扱いに関して、以下に記載する内容のプライバシーポリシーを定めて運用します。

1.A-MACアドレスの収集の目的と取扱い
 この計測では、計測エリア周辺において被調査者の保有するWi-Fi機能を有する機器のMACアドレスを受信し、それを匿名化(Anonymous MAC Address、以下「A-MACアドレス」といいます)して記録します。A-MACアドレスには個人の名前やメールアドレスなどの個人を特定する情報や個人間の通信内容は含まれず、元の情報が類推不可能な無意味な文字列への変換(匿名化)を行いますが、複数の情報を組み合わせることにより個人の追跡が行われるリスクがあることから、弊社ではA-MACアドレスについて個人情報に準じた形で取り扱うこととし、本プライバシーポリシーにおいてその処理と取扱いを定めることとします。
 A-MACアドレスの収集にあたっては、収集するセンサー機器を配置するエリア及びその近くに、計測を行っていることを告知する掲示物を配置します。またウェブサイトやその他の広報手段を用いて、計測の実施に関する告知を行います。

2.A-MACアドレスの利用
 A-MACアドレスの利用は、交通流動解析を目的として実施し、本プライバシーポリシーに準拠して行います。また、計測の目的達成のため、当該業務の委託を受けた業者(以下「委託業者」といいます)に情報を提供することがあります。この場合についても、A-MACアドレスは交通流動解析の目的のみに使用し、委託業者においてもその委託範囲を超えて利用することはありません。

3.収集したA-MACアドレスの管理と保管
 収集したA-MACアドレスについては、適切な管理を行います。また、外部への流出防止、情報の紛失、破壊、改ざんの危険や外部からの不正なアクセス等の危険に対して、適切な安全対策を実施し、保護に努めます。さらに交通流動解析のために必要な処理が終了した時点で、取得したA-MACアドレスを消去し、流出防止に努めます。
委託業者は委託された業務を行うために必要な範囲でこの情報を利用することがあります。この場合は、機密保持契約の締結などの方法により、漏えい・再提供の防止などを図ります。

4.被調査者からの申し出によるA-MACアドレスの消去
 計測の実施にあたっては、被調査者が保有する機器のWi-Fi機能をオフにすることで、計測を回避できることを明示する他、被調査者が計測された可能性のあるA-MACアドレスの消去を希望する場合は、被調査者の申し出を受けて当該データを消去する方法を準備します。ただし保存期間を越えた等の理由によりA-MACアドレスの消去処理が行われた等、既にA-MACアドレスの消去が不可能となった場合はこの限りではありません。

5.収集したA-MACアドレスの第三者への提供と安全対策
 本調査実施者は収集したA-MACアドレスを、第三者に対し開示することはいたしません。ただし、弊社が従うべき法律に基づきA-MACアドレスの開示を要求された場合(裁判所、検察庁、警察などの法的機関から開示を求められた場合)、弊社はこれに応じて情報を開示する場合があります。

6.取扱いの改善・改良
 A-MACアドレスの取り扱いについては、適宜その改善に努めてまいります。

                                   以上