ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-05-23 22:42:06 |
JR西日本 NEWS RELEASE 継続と進化でめざす未来へ。
〜さらなる安全・安定輸送の実現のために〜 アイトラッキングシステムを活用した 車掌の視線移動に関する映像教育を開始 2018年5月21日 西日本旅客鉄道株式会社 近 畿 統 括 本 部 安全・安定輸送の実現には、ホーム上の様々なお客様の動向に注意した安全確認が重要です。そのためJR西日本では、更なる安全確認技術の向上を図るため、2017年度よりアイトラッキングシステム(トビー・テクノロジー株式会社)を使用し、熟練車掌のドア扱い時などホーム上の安全確認に関する視線映像の取得や解析を進めて参りました。2018年度より、その解析結果を踏まえ、車掌の視線移動に関する映像教育を新たに開始します。 1.課題 駅停車中に列車のドアを扱い、発車させるためには、ホーム上の確認すべき部分を車掌に具体的に教育していかなければなりません。しかし、ドア扱い時、熟練車掌が見ている部分を視覚的に共有することは困難であり、「一呼吸置いたドア扱い」など、口頭での指導が多いことが課題でした。 2.視線に関する映像教育概要 (1)熟練車掌の実際の視線移動に基づき、ホーム上の安全確認時に見るべき勘所を教育します。 (2)視線移動を可視化することにより、自分の視線移動を振り返らせる機会を与えます。 3.車掌への教育方法 (1)京阪神エリア全車掌への映像教育 解析した結果をもとに視線映像や数値を使用した教育資料を作成し、安全教育に活用します。 (2)新任車掌養成時の教育 車掌になる際の養成場面において、実際に視線移動を撮影し、その場で確認します。自身の視線移動を映像で確認することで、ドア扱い時の視線移動や注意配分に関しての振り返りに使用します。 以上 |
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