ほりうち(ccbu8181) 2018-03-08 12:02:16 |
2018年3月7日 東海旅客鉄道株式会社 在来線列車見張員訓練用シミュレータの導入について 当社では、列車運行に関わる設備の保守・点検を通して安全安定輸送を確保しています。 在来線において、列車が走行する昼間時間帯などに線路や架線などの検査・工事を行う場合、列車の接近を確認し速やかに作業員を線路外に待避させることを目的に、専属の列車見張員を配置して、安全を確保しています。 このたび、線路内作業の安全確保に重要な役割を持つ列車見張員が、実際の作業現場をイメージし、実技の訓練を行うことが可能なシミュレータを新たに導入し、列車見張員を訓練することで、線路内作業のさらなる安全性の向上を図ります。 1.主な特長(別紙) (1)実際の作業状況をイメージした動画による訓練 列車見張員の前後の大型モニタに、作業現場をイメージした動画を表示します。これにより、列車見張員は現場の作業状況や列車の接近をイメージして待避指示を出す訓練が可能となります。なお、訓練は最大5名が同時に行うことが可能です。 (2)センサー付きカメラによる自動評価 訓練ではセンサー付きカメラを用いて、列車見張員の動作をモニタリングします。合図の出し方や待避時の姿勢などを自動的に評価して指導者用の画面卓に結果を表示し、指導者が列車見張員にフィードバックを行います。 (3)トラブルを想定した訓練 待避後に作業員が線路内の忘れ物に気づき線路内に戻る場合など、実際の作業現場で起こり得る、様々な条件を再現した訓練が可能です。 2.訓練の対象者 在来線の列車見張業務に従事する社員と協力会社の係員約1,200名に対して、訓練を実施していきます。 3.導入台数と使用開始時期 ・導入台数:名古屋地区、静岡地区に各1台、計2台 ・使用開始:2018年4月1日(日) 4.工事費 約5,000万円 |
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