NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.3047 【国土交通省】2/25-3/4 山形交通廃線跡活用の自動運転実験
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-02-09 21:59:25
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省                         PressRelease
MinistryofLand,Infrastructure,TransportandTourism

                         平成30年2月9日
                         道路局道路交通管理課

  中山間地域における道の駅等を拠点とした自動運転サービス
    道の駅「たかはた」において実証実験をスタート
    〜鉄道廃線跡地を活用して地域内の生活の足を確保〜

 道の駅「たかはた」(山形県東置賜郡高畠町)において、実証実験を2月25日(日)から開始します。
 国土交通省では、高齢化が進行する中山間地域における人流・物流の確保のため、「道の駅」等を拠点とした自動運転サービスの2020年までの社会実装を目指し、全国13箇所で、順次、実証実験を行うこととしております。
 今般、2月25日(日)から3月4日(日)までの間、道の駅「たかはた」(山形県東置賜郡高畠町)を拠点とした実証実験を実施します。実験ではJR高畠駅と周辺観光施設や商店街等を廃線跡地を活用して結び、町役場や病院への移動等の高齢者の外出機会の増加や貨客混載による道の駅への農作物出荷等の検証を行います。
 実証実験の開始に合わせて、2月25日(日)に実験開始式を以下のとおり行いますので、お知らせ致します。(概要は添付資料をご覧ください。)

[実験開始式]
1.日時:平成30年2月25日(日)13時30分から
2.会場:道の駅「たかはた」(山形県東置賜郡高畠町大字安久津2072−1)
3.主催:道の駅「たかはた」を拠点とした
        自動運転サービス実証実験地域実験協議会
4.概要:挨拶、実験概要説明、実験車両説明、テープカット、実験車両試乗等

※本実験は、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)のプロジェクトの1つとして実施するものです。


道の駅「たかはた」自動運転サービス実証実験開始式の概要

1.日時:平成30年2月25日(日)13:30〜
2.場所:道の駅「たかはた」
     (山形県東置賜郡高畠町大字安久津2072−1)
3.主催:道の駅「たかはた」を拠点とした自動運転サービス地域実験協議会
4.式典
 受付開始 13:00〜
 式典開始 13:30〜
 (1)主催者挨拶
 (2)来賓挨拶
 (3)実験概要説明
 (4)実験車両説明
 (5)記念撮影、テープカット
 (6)実験車両試乗



    道の駅「たかはた」自動運転実証実験主な検証項目
@道路・交通
 ○相互に円滑な通行のための道路構造の要件
 ・後続車の追い越しを考慮した幅員
 ・待避所、停留所の設置
 ・歩行者、自転車との分離や共存
 ○自動運転に必要となる道路の管理水準
 ・狭小幅員
 ・除雪や凍結防止剤の散布等の方法
 ・路肩駐停車車両
A地域環境
 ○Wi-Fi通信を用いた遠隔操作による走行状況の確認
 ○積雪状態や降雪等による、LiDAR(光によるレーダー)の検知能力
Bコスト
 ○車両の維持管理コスト
C社会受容性
 ○自動運転技術への信頼性、乗り心地
D地域への効果[ビジネスモデルの検討を含む]
 ○円滑な地域内物流の支援
 ・集荷場から道の駅への農作物・生産物の配送実験
 ○高齢者の外出機会の増加
 ・病院、役場、銀行、買い物等への移動支援
 ○新たな、観光客の流れの創出
 ・新幹線駅との連携による、観光客の周遊支援
 ○運営主体のあり方
 ・自治体や交通事業者等の役割分担
 ○採算性確保の方策
 ・将来の利用ニーズ(支払意思額、求めるサービスレベル、観光利用意向等)
 ・地元の食材を使った加工品、農作物の出荷機会の拡大可能性
 ・将来の地域の協力体制(企業支援等)
 ○他事業との連携
 ・実験参加者の将来参加ニーズ(観光事業者等)
 ・新たな連携先のニーズ
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