ほりうち(ccbu8181) 2017-11-24 21:38:37 |
平成29年11月24日
東海旅客鉄道株式会社 N700Sで採用予定の着雪防止対策の試行について 東海道新幹線では、冬季期間、車体に付着した雪が塊となって線路に落下し、バラスト等を跳ね上げて車両等を破損させないよう、速度を落として運転する場合があります。 このため、お客様に安全かつ安定した輸送を提供できるよう、当社では雪に対する様々な対策を実施しています。今年度は従来の対策に加え、一部のN700系営業車を用いて着雪防止対策を試行し、その対策をN700Sに反映します。今回の試行では、その対策の最終仕様について検討を進めます。 1.N700Sで採用予定の着雪防止対策(※入力者注:添付画像1参照) (1)台車付近における風の流れのシミュレーション結果をもとに、台車下部の開口面積を最大限縮小するよう台車カバー形状を改良し、台車部へ流れ込む空気を抑えることで雪の舞い上がりによる着雪を低減(※入力者注:添付画像2・3参照) (2)最も着雪が多いフサギ板を当社独自で開発した高出力で着脱可能な融雪ヒーター付フサギ板とし、フサギ板表面温度を融雪に効果的な温度に保つことで着雪量を低減(※入力者注:添付画像4・5参照) ※台車カバー形状の改良、融雪ヒーター取付けともに特許出願中 ※N700S営業車は平成32年度に投入予定 2.対象編成:N700系 3編成 |
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