ほりうち(ccbu8181) 2017-11-09 21:29:17 |
平成29年11月8日
東海旅客鉄道株式会社 東海道本線(静岡地区)の駅における列車のご案内の充実等について 当社では、在来線の運行管理システムの取替に合わせてお客様案内などの機能強化を順次進めています。このたび、東海道本線(静岡地区:函南駅〜新所原駅)において、運行管理システムの取替を行い、発車標や自動放送による列車のご案内を充実させます。あわせて、列車運行を管理する指令員のための支援機能を追加します。 1.列車のご案内の充実について ・発車標: 東海道本線(静岡地区:函南駅〜新所原駅)のうち、ホームに発車標を 設置している全11駅において、新たに乗車位置案内を表示します。 これにより、編成両数により異なる乗車位置を事前に把握できるように なります。 ・自動放送:東海道本線(静岡地区:函南駅〜新所原駅)の全駅で、新たに遅延情報 のご案内を行います。また、列車が到着する直前以外にも放送を行いま す。これにより、遅れ情報を事前に把握できるようになります。 ○ホームに設置している発車標のイメージ ※添付画像参照 ・「黄色@〜B」のように、乗車位置を右側に表示します。 ・遅延時は、遅延情報と乗車位置案内を交互に表示します。 2.運行を管理する指令員の支援機能について ・風や雨等による運転規制の際、これまでは指令員が規制区間内の信号機を赤信号に操 作していましたが、これを自動化することで、一連の対応をより迅速かつ正確に行え るようにします。 ・異常時に複数の列車の時刻変更を一度に手配する機能を付加することで、対応の迅速 化を図ります。 ・シミュレーション機能を付加し、ダイヤが乱れた際の対応方を訓練できるようにしま す。これにより指令員の対応能力の向上を図ります。 3.工事費(概算) 約46億円 4.スケジュール(予定) ・運行管理システムの取替は11月8日(水)に完了します。ご案内の充実は、各駅の 発車標・自動放送の改良に合わせて、11月22日(水)より順次開始します。 ・東海道本線に続き、関西本線・武豊線のシステム取替工事を進めており、平成31年 に取替を完了し、順次ご案内情報を充実させる予定です。 |
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