ほりうち(ccbu8181) 2017-10-31 23:00:55 |
平成29年10月30日
東海旅客鉄道株式会社 東海道新幹線における地震検知の早期化について 東海道新幹線では、地震による一定の揺れを検知した際に、必要に応じて送電を停止することで、列車を自動的に緊急停止させる「地震防災システム」を設置しています。本システムは、線路から離れた箇所に設置された「遠方地震計」と線路沿線に設置された「沿線地震計」、「緊急地震速報」の活用により地震検知を行っています(別紙1)。 このたび、地震防災システムの更新に合わせ、最新の地震防災技術を活用することにより、地震検知の早期化による機能向上を行います。これにより、いち早く地震を検知することで、東海道新幹線のさらなる安全性の向上を図ります。 1.機能向上 (1)遠方地震計で検知したデータから地震の規模や震央位置を推定する解析手法を改良 し、推定に必要なデータ量を2秒間から1秒間に短縮することにより、地震を早期 に検知(別紙2) ※平成31年2月導入予定 (2)海底地震観測網(防災科学技術研究所)の情報を列車の運行制御に用いる方法を検 証し、新たに活用することにより、「南海トラフ」と「日本海溝」の海溝型地震を 早期に検知(別紙3、4) ※平成31年4月導入予定 2.費用 18.9億円(システム更新分含む) 3.工期 平成29年10月〜平成33年3月 |
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