NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.2013 【国土交通省】「標準的なバス情報フォーマット」を定めました
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-04-01 12:43:26
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省                         PressRelease
MinistryofLand,Infrastructure,TransportandTourism

                          平成29年3月31日
                          総合政策局交通計画課

     「標準的なバス情報フォーマット」を定めました
      〜経路検索におけるバス情報の充実に向けた取組〜


 国土交通省では、インターネット等の経路検索におけるバス情報拡充のため、バス事業者と経路検索事業者との間でデータの受渡をするための「標準的なバス情報フォーマット」を定めました。中小バス事業者と経路検索事業者の情報共有が進むことで、バス情報の拡充が期待されます。


 最近広く利用されているインターネット等による経路検索では、鉄道や大手バスの路線については広くカバーされていますが、中小バスの路線については対象から外れているケースが多いのが実情です。(経路検索の対象となっているバス事業者は、車両数30両以上の事業者で約9割、30両未満の事業者で約2割(平成28年4月時点)

 国土交通省では、有識者・関係者とともに、バス事業者と経路検索事業者との間で簡単に情報の受渡が可能となる手法について検討を行ってまいりましたが、このたび「標準的なバス情報フォーマット」を定めるとともに、これを用いたデータの作成・利用についての解説書を作成いたしました。

 このフォーマットに基づいて、中小バス事業者がデータを作成し提供することで、経路検索におけるバス情報の拡充が期待されます。

 今後、「標準的なバス情報フォーマット」を用いたデータ作成の促進に向け、バス事業者をはじめとする関係者への働きかけを積極的に行ってまいります。

※フォーマットに関する解説書は、下記のウェブサイトからダウンロードできます。 http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transport_tk_000067.html


[ 別添 ]
    「標準的なバス情報フォーマット」の概要等について


経路検索の現状

【経路検索の現状】

インターネット等の経路検索は広く利用されているが、鉄道や大手バス事業者はほとんどが検索対象となっている一方、中小バス事業者は対象から外れているケースが多いのが実情。

【中小バス事業者が対象から外れている要因】
@時刻表等の情報が電子データ化されていない場合も多く、データ化作業が必要。
A情報の受渡しをするためのフォーマットが定まっていないため、データの作成に多大
な手間が発生。
B大手と比較し検索される頻度が少ないため、経路検索事業者によるデータ収集が進みにくい。


「標準的なバス情報フォーマット」の整備により、経路検索に資する情報の受渡しを効率化

【「標準的なバス情報フォーマット」の概要】

○データ形式は、他のシステムで活用しやすいCSV形式
○データ項目は、停留所の位置や通過時刻表等一般路線バスの基本的な案内に必要な項目
北米や欧州で広く普及するフォーマットと互換性を確保
○事業者や自治体が「標準的なバス情報フォーマット」を利用するための「解説書」をあわせて作成。

【情報フォーマット整備による効果】
○中小バス事業者等と経路検索事業者等との情報の受渡しが効率化されることで、経路検索におけるバス情報の充実が期待される。
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