NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.1546 【東武】復活運転SL列車名称をSL「大樹」に決定
ほりうち(ccbu8181) 2016-12-01 18:48:24
TOBU NEWS 
2016年12月1日

SLのヘッドマークデザインを決定!

      2017年夏に東武鬼怒川線で復活運転するSLの列車名称を
             SL「大樹(たいじゅ)」に決定!

     〜12月4日(日)からは「東武鉄道 SL復活運転 SL「大樹」列車名称発表記念乗車券」を発売〜


東武鉄道株式会社

 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2017年夏の日光・鬼怒川地区におけるSL(C11形207号機)復活運転に向けて準備を進めておりますが、このたび、東武鬼怒川線 下今市〜鬼怒川温泉間で運転するSLの列車名称をSL「大樹(たいじゅ)」にするとともに、ヘッドマークデザインを決定しました。

 SLの列車名称である「大樹」は、世界遺産「日光の社寺」の一つである日光東照宮から連想される「将軍」の別称・尊称と言われており、また、自立式電波塔として世界一の高さを誇る「東京スカイツリー(R)」を想起させることから、沿線地域とともに力強く大きく育ってほしいとの思いを込めています。
 ヘッドマークデザインについては、徳川家の家紋である「三つ葉葵」をもとに、葵の紋をC11形と同様に3つの「動輪」で表現し、「大樹」の文字を重ねました。「葵」は、「つながっていく」ことを意味する文様とも言われており、3つの動輪には、日光・鬼怒川温泉・下今市の3つのエリアが互いに連動し、地域の回遊性が向上してほしいという思いが込められています。また、ヘッドマークに掲載する「大樹」の文字については、書道家であり日光観光大使も務める涼風花(りょうふうか)氏に揮毫(きごう)していただきました。「大樹」が意味する「将軍」のごとく、沿線地域を力強く牽引していきたいとの思いを込めて表現しています。

 なお、12月4日(日)からは、列車名称がSL「大樹」に決定したことを記念し、「東武鉄道 SL復活運転 SL「大樹」列車名称発表記念乗車券」を発売します。記念乗車券は、1セット1,000円(税込)の10,000セット限定発売で、SLの整備を行う検修庫がある南栗橋およびSLの発着駅の一つである下今市からの各片道乗車券(硬券仕様)2枚組となっています。

 SL「大樹」が、歴史・伝統・文化と自然が共生する日光・鬼怒川エリアの活力をさらに創出し、地域を力強く牽引するべく、2017年夏の復活運転に向けて準備を進めていきます。
 詳細は別紙のとおりです。

以上

撮影日:
撮影場所:
キャプション: C11形207号機
画像サイズ: 668×459(48%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: SL「大樹」ヘッドマークデザイン
画像サイズ: 516×516(62%表示)
NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.1547 (Re:1546) 別紙、参考
ほりうち(ccbu8181) 2016-12-01 18:50:20
<別紙>


    2017年夏に東武鬼怒川線で復活運転するSLの列車名称等について


1 SLの列車名称 SL「大樹(たいじゅ)」について
 2017年夏に東武鬼怒川線 下今市〜鬼怒川温泉間で運転するSLの列車名称をSL「大樹」に決定しました。「大樹」は、世界遺産「日光の社寺」の一つである日光東照宮から連想される「将軍」の別称・尊称と言われており、また、自立式電波塔として世界一の高さを誇る「東京スカイツリー(R)」を想起させることから、沿線とともに力強く大きく育ってほしいとの思いを込めています。

2 SLのヘッドマークデザインについて
 ヘッドマークデザインについては、徳川家の家紋である「三つ葉葵」をもとに、葵の紋をC11形らしく3つの「動輪」で表現したものに、「大樹」の文字を重ねました。「葵」は、「つながっていく」ことを意味する文様とも言われており、3つの動輪には、日光・鬼怒川温泉・下今市の3つのエリアが互いに連動し、地域の回遊性が向上してほしいという思いが込められています。また、ヘッドマークに掲載する「大樹」の文字については、書道家であり日光観光大使も務める涼風花氏に揮毫していただきました。「大樹」が意味する「将軍」のごとく、沿線地域を力強く牽引していきたいとの思いを込めて表現しています。

3 記念乗車券の発売概要について
(1)名称   「東武鉄道 SL復活運転 SL「大樹」列車名称発表記念乗車券」
(2)発売期間 2016年12月4日(日)〜2017年1月3日(火)
        ※売り切れ次第、終了となります。
        ※発売開始時間は、各発売か所の営業開始時間に準じます。
(3)発売か所
・東武線(55駅) 浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、曳舟駅、亀戸駅、北千住駅、西新井駅、竹ノ塚駅、草加駅、新越谷駅、北越谷駅、春日部駅、北春日部駅、東武動物公園駅、久喜駅、羽生駅、館林駅、足利市駅、太田駅、伊勢崎駅、佐野駅、新桐生駅、南栗橋駅、栗橋駅、栃木駅、新栃木駅、新鹿沼駅、下今市駅、東武日光駅、東武宇都宮駅、鬼怒川温泉駅、大宮駅、岩槻駅、七光台駅、野田市駅、流山おおたかの森駅、柏駅、新鎌ヶ谷駅、船橋駅、池袋駅、下板橋駅、大山駅、上板橋駅、成増駅、和光市駅、朝霞台駅、志木駅、ふじみ野駅、川越駅、川越市駅、若葉駅、坂戸駅、東松山駅、森林公園駅、小川町駅、武州長瀬駅
・東武グループツーリストプラザ(東京ソラマチ(R) イーストヤード5階)
 発売時間 10:00〜20:00
(4)発売枚数 10,000セット ※お一人様5セットまで購入可能です。
(5)発売額  1セット 1,000円(税込)
(6)発売内容 ・南栗橋駅から 530円区間の小児片道乗車券
        ・下今市駅から 470円区間の大人片道乗車券
(7)有効期間 2016年12月4日(日)〜2017年1月3日(火)
        ※有効期間中、各券1回限り有効。
        ※途中下車はできません。

以上


<参考1>

       揮毫いただいた書道家 涼風花(りょうふうか)氏について

【プロフィール】
・1985年10月12日生まれ
・栃木県日光市出身
・日本書道師範、日光観光大使
・美人すぎる書道家として多方面で活躍中


<参考2>

         蒸気機関車(SL)復活運転の計画概要について

1 運転計画概要について
(1)運転開始予定時期
   2017年 夏
(2)運転予定区間
   東武鬼怒川線 下今市〜鬼怒川温泉間 12.4km
(3)所要時間
   約35分/片道
(4)運転日数
   土休日を中心に年間最大140日程度(1日3往復程度)を予定

2 車両について
 鉄道産業文化遺産の復元・保存ならびに栃木・福島エリアの支援活性化という本事業の目的にご賛同いただいた全国の鉄道会社からのご支援・ご協力を得て、かつてSL運転に使われていた時代の車両を貸与・譲渡いただき、運転する予定です。なお、SLの借受および車掌車・客車の譲受は、車両等の産業文化遺産の保存実績のある東武博物館が行い、ディーゼル機関車(DL)の譲受は東武鉄道が行います。
 ┌───┬──────────────────┬──┬───────┐
 |名称 |車号                |両数|借受元・譲受元|
 ├───┼──────────────────┼──┼───────┤
 |SL |C11−207(2016年 8月19日受入済)|1両|JR北海道  |
 ├───┼──────────────────┼──┼───────┤
 |車掌車|ヨ8634(2016年 6月11日受入済)  |1両|JR貨物   |
 |   |ヨ8709(2016年 6月25日受入済)  |1両|JR西日本  |
 ├───┼──────────────────┼──┼───────┤
 |   |スハフ14−1、スハフ14−5   |  |       |
 |   |オハフ15−1、オハ14−1    |  |       |
 |客車 |オロ12−5、オロ12−10    |6両|JR四国   |
 |   |   (2016年10月4、5日受入済)   |  |       |
 ├───┼──────────────────┼──┼───────┤
 |DL |DE10−1099         |1両|JR東日本  |
 └───┴──────────────────┴──┴───────┘
 SLの編成予定図
  ←進行方向 [SL]+[車掌車]+[客車1]+[客車2]+[客車3]+[DL]
 ※客車の座席定員数は、約200席を予定。

3 施設について
(1)転車台
 JR西日本が所有していた下記転車台を譲渡いただき、設置に向けた整備を行っています。
 ┌───────┬──────┬─────┬─────────────┐
 |名称     |旧設置場所 |譲受元  |設置場所         |
 ├───────┼──────┼─────┼─────────────┤
 |長門市駅転車台|山口県長門市|     |下今市駅(栃木県日光市)  |
 ├───────┼──────┤JR西日本├─────────────┤
 |三次駅転車台 |広島県三次市|     |鬼怒川温泉駅(栃木県日光市)|
 └───────┴──────┴─────┴─────────────┘

(2)南栗橋検修庫の新設
 2016年7月、SLの各種検査を行う検修庫を南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)に新設しました。

(3)下今市駅舎改修およびSL見学エリアの整備
 SLの発着の拠点となる下今市駅は全面的に改修を行い、かつてSLが走っていた時代を彷彿とさせる昭和レトロ感のある駅舎に生まれ変わります。また、構内にはSLの雄姿を間近で見学できるエリアを整備する予定です。

4 検修および乗務要員養成について
 検修および乗務要員の養成については、JR北海道、秩父鉄道、大井川鐵道、真岡鐵道に協力をいただき、教育・習熟訓練を進めています。

5 今後のスケジュール
 2016年12月頃 JR東日本からDLを受け入れ
 2017年 4月頃 東武鬼怒川線にて試運転の開始
      夏  営業運転開始

以上

撮影日:
撮影場所:
キャプション: SL「大樹」ヘッドマークデザイン
画像サイズ: 516×516(62%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 記念乗車券台紙イメージ
画像サイズ: 244×248(原寸表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 涼風花氏
画像サイズ: 195×279(原寸表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 運転予定区間
画像サイズ: 378×210(85%表示)