NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.1399 【JR東海】鉄道照明設備のLEDへの取替で省エネ化を推進
ほりうち(ccbu8181) 2016-10-12 23:05:06
平成28年10月12日
東海旅客鉄道株式会社


      鉄道照明設備のLED化による省エネルギー化の推進について


 当社は、駅、踏切、車両区所、その他沿線の照明設備に、高圧水銀ランプを使用していますが、順次LEDランプへの取り替えを進めることとしましたのでお知らせします。

1.取替対象となる高圧水銀ランプの個数
  約23,000個

2.取替完了予定
  平成32年12月

3.取替費用
  約40億円

4.LEDランプの導入効果
○省エネルギー効果
・電力消費量を削減
 *年間約△2,000万KWh⇒従来比約△7割 (一般家庭約6,000世帯分)
○環境負荷低減効果
・電力消費量の削減に伴いCO2排出量も削減
 *年間約△10,000t⇒従来比約△7割(一般家庭約2,000世帯分)
○照明の長寿命化による取替周期の長期化
・照明寿命が長いため、取替周期が従来の約3年から約10年に延長
 *照明寿命:高圧水銀ランプ約12,000時間、LEDランプ約40,000時間
○コスト削減効果
・電力消費量の削減により、エネルギーコスト(電気料金)も従来比約△7割



(参考)高圧水銀ランプ、LEDランプの特徴
【高圧水銀ランプ】
・ランプ内の蒸気に水銀を含むランプです。街灯や工場照明等、広く一般に使われています。
・なお、高圧水銀ランプは、『水銀による環境の汚染の防止に関する法律』及び関係政省令に基づき、平成32年12月末をもって製造が禁止されることとなっています。
【LEDランプ】
・発光ダイオードを使用したランプです。同程度の明るさの高圧水銀ランプと比較し、消費電力量が少なく長寿命であり、水銀を使用しないため水銀灯の代替照明として普及し始めています。

撮影日:
撮影場所:
キャプション: (LEDランプ 使用例)名古屋駅コンコース
画像サイズ: 422×287(76%表示)