【きっぷ】なんでも談話室     6
No.37 【札幌市】お得なきっぷ紹介
牛乳たか(sfzm9381) 2008-10-11 21:09:09
札幌市交通局が発行するお得なきっぷをご紹介します。
・共通1DAYカード
 札幌市営地下鉄全線・札幌市電全線が1日乗り放題になるものです。また、ジェイ・アール北海道バス・じょうてつバス・中央バスの札幌市内特殊区間内も使用可能です。(残念ながら手稲・滝野・芸術の森・定山渓方面では使用できません)
料金:大人1,000円・子供500円

・地下鉄専用1DAYカード
 札幌市営地下鉄全線が1日乗り放題になるものです。
料金:大人800円・子供400円

・ドニチカキップ
 札幌市営地下鉄全線が1日乗り放題になるものです。土曜・日曜・祝日のみ利用可能です。
料金:大人500円・子供250円

・どサンこパス
 札幌市電全線が1日乗り放題になるものです。家族割引として1枚のどサンこパスで大人1名子供1名が乗車可能です。土曜・日曜・祝日のみ利用可能です。
料金:300円(子供用はありません)

・エコキップ
 札幌市営地下鉄全線・札幌市電全線が1日乗り放題になるものです。また、ジェイ・アール北海道バス・じょうてつバス・中央バスの一部区間(共通1dayカードより乗車可能路線が限られる)も使用可能です。毎月5日・20日に使用可能です。5日・20日が土日祝祭日の場合でも制限無く利用可能です。
料金:大人700円・子供350円

・共通ウィズユーカード
 札幌市営地下鉄全線・札幌市電全線・札幌市内のジェイ・アール北海道バス・じょうてつバス・中央バスで利用可能なプリペイドカードです。地下鉄からバスへの乗り継ぎ割引が適用される区間も自動的に割引料金が引き落とされます。1dayカードと違い、札幌市内であれば使用可能です。また札幌市内から市外を経由して市内に戻る系統でも利用可能です。
種類:
共通ウィズユーカード500(販売額500円)
共通ウィズユーカード1100(販売額1,000円)
共通ウィズユーカード3300(販売額3,000円)
共通ウィズユーカード5500(販売額5,000円)
共通ウィズユーカード11500(販売額10,000円)
こども共通ウィズユーカード1100(販売額1,000円)
なお、障害者と付添・介護人が利用可能な福祉割引ウィズユーカード1100(販売額1,000円)、子供の障害者が利用可能なこども福祉割引ウィズユーカード1100(販売額500円)(地下鉄のみ有効)があります。

・地下鉄専用昼間割引カード
 札幌市営地下鉄全線で利用可能なプリペイドカードです。地下鉄専用で乗り継ぎ割引券の購入はできません。午前10時から午後4時まで利用できます。土・日・祝日も午前10時から午後4時まで利用できます。
2,500円分利用可能(販売額2,000円)子供用はありません。

・市電専用昼間割引回数券
 札幌市電全線で利用可能な回数券です。午前10時から午後4時まで利用できます。土・日・祝日も午前10時から午後4時まで利用できます。
2,500円分利用可能(販売額2,000円)170円券14枚,120円券1枚つづり1冊
1,250円分利用可能(販売額1,000円)50円券13枚,20円券20枚,10円券20枚つづり1冊

・市電回数券
 札幌市電全線で利用可能な回数券です。
1,100円分利用可能(販売額1,000円)170円券6枚,80円券1枚つづり1冊
1,100円分利用可能(販売額1,000円)50円券10枚,20円券20枚,10円券20枚つづり1冊
1,870円分利用可能(販売額1,700円)170円券11枚つづり1冊

・(番外編)市電早朝割引
 札幌市電全線で始発から午前7時までに降車する場合現金のみ早朝割引料金が適用されます。
1乗車 150円(子供は通常料金が適用)

なお、札幌市営地下鉄には「回数券」はありません。

カード型の一日券(ドニチカ・エコキップふくむ)は改札機やカードリーダーを通過した1日のみ有効となりますので、事前に購入することが可能です。券売機販売の一日券についても同様です。

各カード・回数券とも使用期限はありません。

福祉割引ウィズユーカードについては
・身体障がい者(1〜6級)身体障害者手帳持参者および介護人
・知的障がい者 療育手帳持参者および介護人
・情緒障がい児 いつくしみの手帳持参者および付添人
・養護児童 養護(保護)施設の長が発行する割引証持参者および介護人
・戦傷病者 戦傷病者手帳持参者および介護人
・原爆被爆者 被爆者健康手帳持参者および介護人
について利用可能で、市外発行の手帳所持者および付添・介護人も対象となります。地下鉄窓口での購入が可能です。

こども福祉割引ウィズユーカードについては
・身体障がい者(1〜6級)身体障害者手帳持参者
・知的障がい者 療育手帳持参者
・情緒障がい児 いつくしみの手帳持参者
・養護児童 養護(保護)施設の長が発行する割引証持参者
について利用可能ですが、札幌市各区役所福祉窓口での発売となり、地下鉄窓口での販売はしません。付添・介護人は福祉割引共通ウィズユーカードを利用可能です。また、本カードは地下鉄専用となります。

カードの図柄で交通局ページに無いものを添付画像として紹介します。
牛乳たか・サカモト
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 福祉割引ウィズユーカードと今は滅多にみられない市電回数券
画像サイズ: 640×480(50%表示)
【きっぷ】なんでも談話室     6
No.39 (Re:37) Re:【札幌市】お得なきっぷ紹介
牛乳たか(sfzm9381) 2008-10-13 13:29:53
情報源と購入箇所の記載を失念していましたので追記します。

ウィズユーカード・1dayカード等は札幌市交通局ホームページより
福祉割引に関しては札幌市保健福祉局障がい福祉課ホームページより(市外発行障害手帳については、逆に市外は除く旨の規定がないため、また、駅係員確認済)
市電回数券に関しては「札幌市電車乗車料金条例施行規程」より

■発売箇所
・共通ウィズユーカード
 地下鉄駅(全駅)、定期券発売所、交通案内センター、電車車内
 (ただし車内発売は大人用1000円券・3000円券のみ、500円券は定期券発売所、交通案内センターのみ、こども福祉割引は区役所福祉窓口のみ)

・共通1DAYカード
 地下鉄駅(全駅)、定期券発売所、交通案内センター、電車車内

・地下鉄専用1DAYカード
 地下鉄駅(全駅)、定期券発売所、交通案内センター

・ドニチカキップ
 地下鉄駅(全駅)、定期券発売所、交通案内センター

・どサンこパス
 定期券発売所、交通案内センター、電車車内(各販売所とも前売りはしません。利用当日のみ発売)

・エコキップ
 地下鉄駅(全駅)、定期券発売所、交通案内センター、電車車内(電車車内は該当日の利用当日のみ発売)

・地下鉄専用昼間割引カード
 地下鉄駅(全駅)、定期券発売所、交通案内センター

・市電専用昼間割引回数券
 定期券発売所、交通案内センター、電車車内

・市電回数券
 定期券発売所、交通案内センター、電車車内(現在は車内販売をしていないと思われる)

ウィズユーカード等は民営バス営業所、窓口、車内でも発売しますが、ここでは札幌市交通局の窓口のみ記載しています。

牛乳たか・サカモト
【きっぷ】なんでも談話室     6
No.41 (Re:37) Re: 【札幌市】お得なきっぷ紹介
デモノバ(dxea4312) 2008-10-16 07:56:19
牛乳たかさん、こんにちは。

>・ドニチカキップ
> 札幌市営地下鉄全線が1日乗り放題になるものです。土曜・日曜・祝日のみ利用可能です。
>料金:大人500円・子供250円

先週末の日比谷のイベントで配布されていた「テッピーニュース」によれば、去年の第6回日本鉄道賞で、日本鉄道賞選考委員会鉄道利用促進賞として名古屋市交通局の「大好評!!全国初の地下鉄環状運転と格安ドニチエコきっぷ〜公共交通の復権に向けて!!〜」が受賞していますが、この似たようなコンセプトのきっぷ、どっちが先だったのでしょうか。
もっとも、名古屋市の場合は市営バスにも乗車できます。また、受賞理由としては過去最高の乗車人員を記録したことが評価されたようです。

参考
第6回「日本鉄道賞」の受賞者の決定についてhttp://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/08/081003_.html

>・エコキップ
> 札幌市営地下鉄全線・札幌市電全線が1日乗り放題になるものです。また、ジェイ・アール北海道バス・じょうてつバス・中央バスの一部区間(共通1dayカードより乗車可能路線が限られる)も使用可能です。毎月5日・20日に使用可能です。5日・20日が土日祝祭日の場合でも制限無く利用可能です。
>料金:大人700円・子供350円

これは名古屋市もドニチエコきっぷが土日休日に拡大される前に実施してました。名古屋市の場合は8日・20日だったと思います。

札幌市もドニチカキップとエコキップの統合又はエコキップの土日休日への拡大も考えてはいいのではないでしょうか。

小崎 健
【きっぷ】なんでも談話室     6
No.43 (Re:41) 【札幌市】ドニチカキップはかなりお徳
牛乳たか(sfzm9381) 2008-10-17 11:51:25
なるほど名古屋市にも同様な乗車券があるのですね。

ドニチカキップは2004年10月から通年の土日祝日(あくまで休日法における休日)に利用できる乗車券になります。それ以前に2002年、2003年と実験販売されていて、一時は共通ドニチカキップを700円で販売したこともありましたが、こちらは通年化されませんでした(こちらのほうが人気商品になりそうな感じですがバス会社との協議が難しかったのかもしれません)

名古屋のドニチエコきっぷとの差は年末年始、お盆に使えること、毎月8日にも使えること、市営バスに使えることですね。夏休みに子供用が販売されることも利点と思います。
ただ、販売は2006年からと札幌より遅いんですよねぇ(笑)

札幌市のエコキップは確か行政監査で活用されていない旨指摘されていました。市営バスの無くなった現状、バスは旧市営バス路線のみ使えるというのはわかりにくく販売枚数も伸び悩んでいるという指摘です。個人的には名古屋同様ドニチカキップとの統合とバス利用可能を進めてほしいと思います。それとお盆、正月、長期休み期間への適用拡大ですね。

とはいえドニチカキップは280円区間の往復で元が取れますので、札幌ドームへの観戦などにも利用しやすいですし、都心部へ往復でもちょっと大通−札幌に追加で乗るだけという使い方ですら安いのですからどんどん活用してほしいですね。

牛乳たか・サカモト