石田 敏弘(dnmp2980) 2009-04-08 02:51:13 |
こんにちは、石田 敏弘です。
いつも18きっぷ鈍行列車の旅ばかり紹介しているので、今回はバス旅を紹介しましょう。まずはツアーバスを紹介します。 私の場合、土曜日は遅くまで仕事して、日、月曜日は休みというパターンが定着しています。土曜日のムーンライトながらやムーンライトえちごに乗れれば18きっぷを使ってかなり遠くまで行けるのですが、仕事の都合で間に合いません。夜行バスでも東京駅や新宿駅周辺を23時頃に出るダイヤが殆どで、こちらも間に合いません。あれこれ探して選んだのはミッドナイト便と言われている関西方面へのツアーバスでした。こちらは新宿駅を24時30分に発車しますので、間に合いますし、夜行バスなので翌日の行動範囲も広がります。ネット上で予約して決済すれば手続きは完了で、あとは集合場所に行くだけ。仕事も早めに終わったので、移動途中に食事まで取れて、車内で寝る準備は万全です。 続く・・・。 |
|
|
|
|
ゆきむら(cxsw5719) 2009-04-11 09:18:50 |
石田 敏弘さん、こんにちは。
定期路線として走る夜行高速バスと比べても、その安さで注目されているツアーバスですが、私はこれまで乗ったことがありません。四列シートでトイレなし車両が大半と聞けば、旅費を少しでも節約したいとは思うものの、どうも二の足を踏んでしまいますね。 ただ、石田さんも指摘されているように、時間を有効に使いたい方にとっては、とても貴重な存在なのでしょう。 さて、今回目指されたのは、関西方面とのこと。目的地の一つは想像つきますが、それ以外は石田さんの本領発揮とも言える分野でしょうか。続きを期待しています。 ゆきむら@HACHIOJI City |
|
|
|
|
石田 敏弘(dnmp2980) 2009-04-13 17:21:02 |
ゆきむらさん、こんにちは。
>四列シートでトイレなし車両が大半と聞けば、 ところが、最近のツアーバスはトイレ付きや3列シートの車両が設定されていることもあるのです。もちろん料金は上がりますが、それでも定期の夜行高速バスよりは休めの設定になっています。 昨年、関西からの帰りに3列シートの設定を選んでみました。リクライニングの角度も深いので、しっかり熟睡出来ましたよ。 ただ、たまたまかもしれませんが、やや古めの車両だったのが気になりましたね。メンテナンス体制が十分なのか?、この点は気になりました。 |
|
|
|
|
石田 敏弘(dnmp2980) 2009-04-12 01:28:29 |
こんにちは、石田 敏弘です。
今回使ったのは、とある旅行会社のツアーバスのうち、ミッドナイト便と呼ばれている便です。新宿を24時30分に発車して翌朝の京都には7時30分、大阪には8時30分に到着の予定です。もう少し早い時間帯の便には3列シートやシートピッチに余裕がある車両を使う設定が有りますが、このミッドナイト便には4列のスタンダード便だけ。ならば利用者が少ないと思いきや、2台のバスにほぼ満席の状況で発車しました。 予約したのが数日前だったので私の席は通路側。私は直ぐ寝てしまうのでどちらでも構わないのですが、窮屈なバスの車内では通路に足を延ばせる通路側の席はむしろ重宝します。ただそれは隣の方も寝ているという条件付きで、大体の場合は寝付けない窓際の方が休憩の度に起こされてしまうのです。快適さとはほど遠い移動手段ですが、3900円からという値段設定は大いなる魅力であります。良いのか悪いのかを考えて結論を出す前に、京都駅に着いてしまいました。30分以上の早着です。定時を旨とする日本の鉄道では考えられませんが、時には早着の恩恵を受けることになります。 |
|
|
|
|
石田 敏弘(dnmp2980) 2009-04-15 02:43:13 |
こんにちは、石田 敏弘です。
さて今回の旅行の行き先は出雲地方でした。青春18きっぷを持っている私は、京都か大阪で下車してJRで西に進み、伯備線で米子に進むのが順当なパターン。その為には現行ダイヤで7時29分に発車する新快速に乗れれば、後の乗継がとても上手くいきます。7時30分着とアナウンスされているバスからの乗継が可能か??。早着を最初から想定して予定を組むのは無謀ですが、選択肢としては重要であります。 今まで何度か成功していますが、今回は特に早く出雲市に到着したかったので、京都を7時30分に発車する出雲市ゆきの高速バスをターゲットに決めていました。今までの経験から早着して乗れる可能性が強いことは知っていましたが、早着のマージンでツアーバスの到着する八条口から北側のバスターミナルへ移動しつつ、バスの指定券を確保する、これは一種の賭けでした。 結果的には30分ほど早着したので、余裕で行動することが出来ました。満席が不安だったバスは15人ほどのガラガラでした。バスは夜行仕様の3列シート。指定された席は左窓際のA席でしたが、前後に誰も居ない中央の席に移って、シートを思い切り倒してツアーバスの睡眠不足を補うことにしました。 さすがに3列シートは快適で、休憩の停車も全く解らずに熟睡でした。目が覚めたら高速道路から松江市内を進んでいます。が、ふと時計を見ると頓珍漢な時間を指していました。どうやら思い切り早着しているみたい。松江駅前には何と45分の早着でした。終着の出雲市までの道のりも順調で、早着は増すばかり。このまま行けば1時間は夢でもないと思っていましたが、出雲市内の道路工事の影響で、最終的には上積み出来ませんでしたが、出雲市から更に乗継ぐ1本早いバスに乗ることが出来、私の賭けは成功だったようです。 |
|
|
|
|
ゆきむら(cxsw5719) 2009-04-15 22:15:55 |
石田 敏弘さん、こんにちは。
夜行のツアーバスから、京都でさらに昼行の高速バスに乗り継いで出雲を目指されたとは驚きました。列車だと確実に乗り換えありですが、快適なシートで眠ったまま目的地へ運ばれるのはいいですよね。 しかも、夜行の過度の早着は時として困りますが、昼行の場合は大歓迎の場合が多いでしょうからね。次の行程が繰り上がって万々歳といったところでしょうか。 私の場合、文字通りの汽車旅に固執するキライがありますので、今回の石田さんのバス旅ルートは大いに参考になります。もっともっと、色んな選択肢を考えないとダメですね。 ゆきむら@HACHIOJI City |
|
|
|
|
石田 敏弘(dnmp2980) 2009-04-16 16:07:13 |
ゆきむらさん、こんにちは。
> 私の場合、文字通りの汽車旅に固執するキライがありますので、今回の石田さんのバス旅ルートは大いに参考になります。もっともっと、色んな選択肢を考えないとダメですね。 急ぐ旅なら飛行機や新幹線という手段が順当です。でも私は飛行機嫌いなので、今回のような選択になりました。良いのか悪いのかは解りませんが、自分の好みの範疇と時間的なスケジュールを考えて、今回の組み合わせになりました。 3列シートですと私は思い切り熟睡できます。以前に東海道昼特急を使って東京から大阪に移動した時も夜行仕様の車両が使われていて、私の席はダブルデッカーの1階席でした。小さなスペースでコンパートメントみたいで、私を含めた乗客にはお昼寝スペースでしたよ(笑)。 夜行バスの早着は何度か経験しています。未明の見知らぬ土地に降りたこともありますが、私は早着した場合のオプションのプランを用意していたので、その恩恵を享受しています。 |
|
|
|
|
石田 敏弘(dnmp2980) 2009-04-21 15:05:24 |
こんにちは、石田 敏弘です。
出雲市にある出雲ドームは、大館市の大館樹海ドームとともに、世界最大級の木造建築物として知られています。野球などのスポートの試合だけでなく、様々なイベントにも使われています。今回は「食の祭典2009〜地産地消、そして全国へ〜」と名付けられたイベントが行われていました。私が行くのですから、当然のように地元のビールのブースが出ているのです。この地方のビール醸造所は、松江市内の島根ビールさんと、西出雲駅前の出雲路ビールで、どちらも全国レベルの良い味です。ブースの売り子として立っていたブルワー(ビールを造るひと)さんとビール談義をするのが、出雲市へ急いだ最大の理由です。 ところで、この出雲ドームに行くにのには?、適当にそれっぽい方向のバスに乗っていれば、ドームの白い屋根が見えてくるので、迷うことはないです。ただ地元の方はクルマで行くので私の目当てのブースの集客は今ひとつでした。帰りは関係者のご家族のクルマに送ってもらいました。ビール巡りをしていると、このような厚意を受けることがあります。感謝感謝です。 この日は、出雲市をスタートして松江へ。そして西出雲へと、まさに出雲地方を行ったりきたり。車窓から見事な夕陽を眺めたりと、急ぎ足でしたが、満足の1日でした。 さて翌日は広島県三次市に向かいます。山陰と山陽を結ぶ陰陽連絡ルートは鉄道路線でも伯備線や智頭急行などが整備されていますが、それぞれの主要都市エリアである出雲と広島のルートを鉄道で行くのは全くと言ってよいほど整備されていません。というよりこの2箇所を鉄道で行くのは困難です。そこで路線バスの登場となります。私が選んだのは出雲市から広島への路線で、1日8往復が設定されています。出雲市10時発の便のチケットを購入する際に窓口嬢が、「あいにく混雑しておりまして、、、、一番前と----」、案内を遮るように「一番前の席をお願いします!」と即答してしまいました(笑)。 |
|
|
|
|
柾岡 淳夫(dtft2462) 2009-04-23 01:20:35 |
石田 敏弘さん、こんにちは。
今回もビール関係のイベントでしたか(^^) >ところで、この出雲ドームに行くにのには?、適当にそれっぽい方向のバスに乗っていれば、ドームの白い屋根が見えてくるので、迷うことはないです。 たしか、一畑電車の大社線で出雲大社前に向かっていると左手に見えるドームですよね。でも、電車だとかなり遠回りになりますのでやはりバスの利用が無難でしょうか。 >ただ地元の方はクルマで行くので私の目当てのブースの集客は今ひとつでした。 ビールのイベント会場に自家用車で行ったのでは飲めませんね。飲みたくなるのを避けてということなんでしょうか(笑) >この日は、出雲市をスタートして松江へ。そして西出雲へと、まさに出雲地方を行ったりきたり。車窓から見事な夕陽を眺めたりと、急ぎ足でしたが、満足の1日でした。 出雲や松江あたりの山陰線は好きな路線です。でも、宍道湖に沈む夕陽って見たことないんですよね。一度見てみたいです。 >さて翌日は広島県三次市に向かいます。山陰と山陽を結ぶ陰陽連絡ルートは鉄道路線でも伯備線や智頭急行などが整備されていますが、それぞれの主要都市エリアである出雲と広島のルートを鉄道で行くのは全くと言ってよいほど整備されていません。というよりこの2箇所を鉄道で行くのは困難です。 かつては急行「ちどり」が陰陽連絡として走っていましたが、さすがに経路の木次線の貧弱さでは自動車交通には太刀打ちできなかったようですね。ただ、その途中の三次周辺と出雲地区との間を考えるとこのルートがなくなって極端に移動困難になってしまいました。 私もかつて出雲から三次へ向かったことがありました。このときにはまだ国鉄バスの雲芸線がありまして、今はなき「山陰ワイド周遊券」で出雲市から三次まで乗りました。途中の三刀屋は立派な「バス駅」だったことを覚えていますし、掛合などは鉄道だけの旅では絶対に通らない街ですからいい思い出になりました。 柾岡 淳夫 -- CMN v0.50gβ -- |
|
|
|
|
石田 敏弘(dnmp2980) 2009-04-23 02:15:56 |
柾岡 淳夫さん、こんにちは。
>今回もビール関係のイベントでしたか(^^) ははは、その通りでございます。ここ数年の私のテーマ「ビール巡りの汽車旅」の一環です。 出雲ドームは白い大きな姿をしているので近くまで行けば迷わないですが、近くまで行くルートを探すのが一苦労でした。出雲市駅に入っているバスの切符売場のお姉さんに聞いても頓珍漢でした(涙)。 山陰本線は、山口県から島根県西部の海岸沿いの区間も良し、宍道湖の眺めも良しと、車窓の魅力には事欠かないですね。昨年夏にやはりビール巡りで出雲地方を訪ねて、翌日に萩へと足を進めた時には、穏やかで爽やかな夏の日本海の景色を堪能しました。冬に訪ねたことは無いので、この時季にも行きたいですね。 >かつては急行「ちどり」が陰陽連絡として走っていましたが、さすがに経路の木次線の貧弱さでは自動車交通には太刀打ちできなかったようですね。ただ、その途中の三次周辺と出雲地区との間を考えるとこのルートがなくなって極端に移動困難になってしまいました。 木次線も好きな路線で何度も乗っていますが、運転本数が極端に少ないので、鉄道趣味ではなくて実用として乗るには不可能と思ってしまいます。それを補完するバス路線が設定されていて、今回利用した出雲市⇔三次⇔広島の他に、松江⇔広島の路線も設定されて、本数も多いようです。その辺りの話を次回の発言でレポートしましょう。 |
|
|
|
|
石田 敏弘(dnmp2980) 2009-04-24 10:19:56 |
出雲市からはバスの旅は最前席。二日酔い気味ですが、居眠りしている場合ではありません。天気も良し、いざ!。出雲市街地を出て、斐伊川に沿って中国山地に入っていきます。枝分かれする三刀屋川との合流点に三刀屋という規模ある町が有りますが、時刻表の鉄道地図には掲載されていないので、今まで馴染みはありませんでした。改めて地図をみますと、木次線の木次町と隣接していて、今では雲南市と一体になっているようです。鉄道ばかり利用していると、このあたりの位置的感覚は解らないのです。新たな発見があるのは、今の私にはバス旅の魅力になっています。
三刀屋から国道54号線を走ります。Wikipediaによりますと、「広島県広島市から島根県松江市へ至る一般国道」と記されています。国道番号からみても想像出来るように、地域の要の道になっています。途中には国鉄バス時代の名残のように、バスの駅が残っていました。私が乗った便は広島直行の速達タイプでななくて、途中の町も停車するいわば快速列車。買物をしたおばちゃんの短距離の利用も多いようです。 途中の道の駅で休憩を取ります。そのような時間帯だったのでしょう、この国道54号線を走るバスが並んでいました。私が乗ったJRバスと、松江〜広島路線の一畑バスと広電バス。鉄道旅行でしたら単線区間の交換待ちでしょうね。 |
|
|
ゆきむら(cxsw5719) 2009-04-25 09:30:41 |
石田 敏弘さん、こんにちは。
山陰と山陽を結ぶ路線バスは、広島−出雲市と広島−江津の2路線に乗りました。どちらも、新幹線を広島で降りてから、目的地である両都市へ最短で到達するためでした。とは言うものの、ワイド、ミニ周遊券が健在の頃で、往復の経路にバスを選択できたからこそのルートでしたけど。 >枝分かれする三刀屋川との合流点に三刀屋という規模ある町が有りますが、時刻表の鉄道地図には掲載されていないので、今まで馴染みはありませんでした。 確か、三刀屋は「みとや」と発音するのでしたよね。甲子園に同名の高校が出場したことがあったので、記憶に残っています。 >鉄道ばかり利用していると、このあたりの位置的感覚は解らないのです。新たな発見があるのは、今の私にはバス旅の魅力になっています。 汽車旅オンリーで行動していると、鉄道の走らない町にはなかなか縁がないですね。自分でレンタカーのハンドルを握るのもいいですが、路線バスに揺られながら新しい発見に出会うのはなかなか楽しいものです。 ゆきむら@HACHIOJI City |
|
|
|
|
柾岡 淳夫(dtft2462) 2009-04-25 13:11:25 |
石田 敏弘さん、こんにちは。
>途中の道の駅で休憩を取ります。そのような時間帯だったのでしょう、この国道54号線を走るバスが並んでいました。私が乗ったJRバスと、松江〜広島路線の一畑バスと広電バス。鉄道旅行でしたら単線区間の交換待ちでしょうね。 赤名でしたね。ここも記憶があります。国鉄バス時代からのバス駅で、たしかここでの折り返し便もあったはずです。 現在中国JRバスになっていますけれど、駅そのものは残っているんですね。 ローカル便はなくなってしまいましたけれど、快速便がその代わりになっているんでしょう。かつての雲芸線そのままのルートのようです。 柾岡 淳夫 -- CMN v0.50gβ -- |
|
|
|
|
石田 敏弘(dnmp2980) 2009-04-30 01:44:03 |
こんにちは、石田 敏弘です。
広島ゆきのバスを三次で途中下車します。三次を目指したのは、そこにビールがあるから(笑)。三次ベッケンビールは私が中国地方で注目しているビール醸造所の最有力。昨日訪ねた2箇所と大山ビールと組んで面白いことをやっているらしい。三次駅から徒歩10分弱の線路際にあるビール醸造所には、予め連絡しておいたので、醸造担当者が出迎えてくれました。設備を見ながらあれこれとビール談義です。 地産地消のかけごえで、ランチは地元の食材を使ったバイキングでした。海から離れた盆地なので海産物は少なめ。でも内陸ゆえの畜産物を使った料理が豊富に取り揃えられていて、鶏の唐揚げのような当たり前の料理がとてもよし。サラダに使われている野菜も新鮮です。これで1000円でお釣りがくるのですからお買い得。もっとも私はビールを前種類頼んだので、客単価がダントツに高いお客さんだったようです。 さて三次は日本海の注ぐ江の川流域の町。これから一気に大阪まで行くのでまずは山陽側にぬけます。運転本数では広島に出て新幹線でしょうけど、私は青春18きっぷを持っているので福塩線を使います。運転本数が少なく、しかも小さなディーゼルカーなので便利とは言いがたいですが、飲んで食べての後のお昼寝タイムなので、贅沢を言う必要もありません。案の定、ガラガラの車内で、良い(酔い)席を確保してしっかり熟睡してしまい、途中の府中での接続案内の放送で起こされるほどでした。 |
|
|
ゆきむら(cxsw5719) 2009-05-02 21:55:49 |
石田 敏弘さん、こんにちは。
三次のベッケンビールには、昨夏行きました。18きっぷシーズンでしたので、江の川の河口の町江津から三江線のディーゼルカーを利用しました。小型のキハ120が単行でコトコト走っています。以前はトイレなしだったのですが、最近になって増設されたので、全区間走破三時間半の長丁場も安心して乗れるようになりました。 三次からの帰途は、石田さんと同じく福塩線経由でした。途中の上下駅辺りが、山陽と山陰の分水嶺になっているようですね。甲奴駅にはお好み焼き店が、備後矢野駅にはうどん・そば店が同居しているそうで、時間があれば途中下車してみたいところです。 ゆきむら@HACHIOJI City |
|
|
|
|
石田 敏弘(dnmp2980) 2009-05-07 02:01:02 |
ゆきむらさん、こんにちは。
> 三次からの帰途は、石田さんと同じく福塩線経由でした。途中の上下駅辺りが、山陽と山陰の分水嶺になっているようですね。甲奴駅にはお好み焼き店が、備後矢野駅にはうどん・そば店が同居しているそうで、時間があれば途中下車してみたいところです。 中国地方は地形が複雑といいますか、曖昧といいますか、何処が山陰と山陽の分水嶺か今ひとつ分からなかったりします。その点、上下駅は文字通りの地名で分かりやすいですね。もっとも私は酔っ払って寝ていたので、上下駅付近の地家を観察することはありませんでしたがーー(笑)。l |
|
|
|
|
石田 敏弘(dnmp2980) 2009-05-07 02:01:04 |
こんにちは、石田 敏弘です。
場所を移して関西地方の路線バスです。時刻表の路線図をみていますと、さすがに多種多様な路線バスをすべて網羅しているときりがないので、大きく割愛されています。掲載されているのは高速バスと国鉄バスや伝統的?路線のみ。奈良県を縦断する十津川村の路線は有名ですが、今回紹介するのは京都駅から北部の京北町(今は合併で京都市内になっています)を結ぶ路線です。 今でも汽車旅ばかりで、バス路線に疎い私ですが、この路線には何度もお世話になっています。その理由は、もちろん終点の周山にビールがあるから。ビール自体も美味しくて、多くのビール巡礼者が訪ねていますが、皆が同じく言うのは、京都からバスで1時間以上という交通の便の悪さです。でも私は違う!。この路線が展開する景色が良くて、またバス旅としてちょうど良い長さと合わせて、お気に入りの路線になっているからです。 京都駅を発車して暫くは、京都市街地を走ります。碁盤目の京都市街ですが、路線の関係で交差点で右に左に曲がります。このあたりの動作は、大柄なバスにはまどろっこしいです。途中の立命館大学あたりから、市街地をぬけて京都を囲む山越えのルートへ。北山杉の美しい木立が囲む道路は決して広くないですが、バスの運転手さんは大きなハンドルを回して、右に左にと進めていきます。最前列のシートから眺めている私にはとても気持ち良し。時にはこの道を行くの?という難所?を難なくクリアしていきます。目的地の周山を前に、栗尾峠を越えます。峠を越えれば旧京北町の中心地、周山の町並みが一望出来るのです。町並みを目指して坂を下りて行けば、終点の周山は目前です。 周山は国鉄バス時代には周山駅として機能していました。今でも広い構内には洗車機などが備えられています。JRバスになって京都からの路線は維持されていますが、周山を起点としている枝線は町営バスに切り替えられました。ちょうど高校生が帰る時間帯だったので3つの路線が高校生を満載して発車していきます。かつての華やかな時代を彷彿させるようでした。 私の目的地は駅から徒歩数分の羽田酒造さん。3階建のビルが建てられて、最上階はレストランになっています。山あいの季節の料理が楽しめます。今回は近所の山で採ってきたという筍の料理を美味しくいただきました。さらに酒蔵の日本酒とビールも美味しいのですが、それ以上に良いのが、このレストランを切盛りしている女将の存在でしょう。お子さんが大学生という年齢なので決して若くはないのですが、多くのビール巡礼者を魅了しています。 帰りは同じ道を引き返しますが、いつも料理と酔いで居眠りして、行きの景色を味わうことが出来ません。気がつけば京都の市街地に入っているのがいつものパターン。このまま終点の京都駅まで乗っていても良いのですが、市街地の渋滞が怖いので、山陰線の円町か二条で下りて電車に乗り換えます。バス旅としては尻切れトンボですが、これは私のいつものパターン。だらだらと続けたバス旅の紹介もこれで終えることにしましょう。 |
|
|
ゆきむら(cxsw5719) 2009-05-09 21:01:59 |
石田 敏弘さん、こんにちは。
時刻表で改めて調べてみたら、京都駅から周山まで1時間半近くもかかる道のりなのですね。そんな行程をものともせず、愛する地ビールをひたすら追い求める石田さんの行動力には心底脱帽するばかりです。 実は、私も周山行きのJRバスに一度だけ乗ったことがあります。残念ながら、終点の周山までは行きませんでした。今は亡き「京阪神ミニ周遊券」の周遊エリア末端である栂ノ尾で折返してしまったのですが、京都市内の走行では石田さんが感じられたのと同じような気持ちを抱いたことを覚えています。片道50分ぐらいだったでしょうか。 ビールを飲んだ後は、どうしてもトイレが気になってしまいますよね。途中で下車し電車に乗り換えられるという件を読んで、ふむふむと大きくうなずいてしまいました。 ゆきむら@HACHIOJI City |
|
|
|
|