【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.240 「ぐるっとゆめ半島」号で行く銚子の旅(1)
瀬端 浩之(nwry2218) 2008-12-04 01:35:46
 #238に発言ミスがありましたので、#239と合わせていったん削除させていただきました。
 申し訳ございませんでした。
 改めてアップさせていただきます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 11月29日・30日に両国発着で快速「ぐるっとゆめ半島」号が運転され、そのうち銚子を往復(一周?)する29日の1号・2号に乗ってきました。
 今回は、この列車を利用したびゅうの日帰り商品がありました。両国から銚子を往復、しかもぬれ煎餅のプレゼント付きで大人3,700円(子供2,400円)と、両国〜銚子の片道運賃1,890円と比べてもかなりの値頃感であり、家族も行くというのですぐに申し込んだ次第でした。

 さて29日。ふだんはなかなか縁がない両国駅地平ホームから、183系1000番台6連の「ぐるっとゆめ半島1号」が8時46分、定刻に出発です。
 ホームでは指定券を確認して、参加者一人一人に手作りのしおりがプレゼントされました。イベント列車では記念品を貰えることが多く、今回もちょっと期待していましたが、こういうのって嬉しいですね。
 車内は鉄道ファンだけでなく、銚子への旅を目的にしたご夫婦など、顔ぶれは様々。両国地平ホームへの関心のない方も目立ちました。(それが普通なのかもしれませんが・・・・・。)

 千葉を出発したところで、一人に一枚づつ紙袋が配られました。なんでもこれからお配りするものがいろいろあるので、それを入れて欲しいとのこと。確かに成田を出たところで、成田市観光協会からパンフレットとともに箸と一口羊羹をいただきました。
 このときは、まあこんなものだろうとのんびり構えていたのですが・・・・。

 次の停車駅は佐原。10分くらい停車するというので息抜きにホームへ出てみると、地元の方が「佐原囃子」をホームで披露していました。なんでも日本三大囃子の一つなんだとか。(他の2つがどこかしりませんが・・・・(^^;。)
 そして佐原を出ると香取市(佐原は香取市になったんですね)観光協会から、一人2本づつ「さつまいも」のプレゼント!!。我が家は4人で参加していますから都合8本となり、早くも紙袋の1つが一杯になりました。
 続く笹川では、東庄町よりあかね米で作ったおにぎりが。五穀米のように香ばしくて美味しく、これは家族の分も私が昼食にいただいてしまいました。
 さらにあかね米で作った紅白のお餅(これはお土産になりました)と、いちごの試食も。なんだか至れり尽くせりで、喜んでいるうちに11時22分、定刻に銚子に到着しました。なんだかずいぶん早かったなあ・・・・。

 銚子滞在は約2時間。のんびりしている時間がないので、せめて犬吠埼に行ってみようと銚子電鉄へ。41分発を待っていると
「ゆめ半島号のお客様で、まだこの袋をもらっていない方、いらっしゃいますか。」
 今度は卓上瓶入りの醤油がプレゼントされました。私のリュックが重くなりましたが(^^;、ありがたくいただいた次第。

 銚子電鉄は濡れせんべいのおかげで一時の経営危機は脱出したらしく、まずはなにより。私も犬吠往復なら普通に往復乗車券でもよかったのですが、狐回り手形(1日乗車券)を購入。まあ、増収に協力というより、おまけの濡れせんべいが楽しみだったこともありますが。

 あまり時間がないので、犬吠埼へは急ぎ足になりましたが、おかげで外川まで行く時間ができ、狐回り手形のメリットを活かせました。
 釣り掛けの801の音を楽しみ(往路は1002だった)、銚子に戻れば帰りの2号出発まで25分。車内用の飲み物とつまみなどを買って、そうそうプレゼントの濡れせんべいも忘れずにいただき(これも10枚入りを4人分)、さあ、再び183系の旅です。


                                    瀬端 浩之

 
 

【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.241 (Re:240) 「ぐるっとゆめ半島」号で行く銚子の旅(2)
瀬端 浩之(nwry2218) 2008-12-04 01:37:35
 帰りの銚子発は13時25分。天気もよく、犬吠埼の散歩でのども渇き、家内とビールで乾杯。この気楽さが汽車旅の大きな魅力、と言うとオーバーかな。(賛同してくれる方はいると思う)

 2号の最初の停車は八日市場。このあたりは今「匝瑳市(そうさし)」というのですね。(初めて知った(^^;。)この匝瑳市からは、「匝瑳米」2合をいただきました。ご飯大好きの長女は大喜び、今日一番の笑顔です。そして地元産の卵で作った「厚焼き卵」と最大で30cmの太さになるという大浦ゴボウの煮物が。こりゃビールのつまみにぴったり。そしてよもぎ饅頭も。とても食べられないのでまたお土産に。
 八日市場駅では、佐原に続いて地元の方がホームでよさこいソーラン節の踊りを披露。沿線各市町村の大歓迎に息もつけない?旅が続きます。

 成東からは東金線に。この線に183系が入るのは珍しいのでは。ただ、どこを走ろうとあまり関心のない方も多いようで、我が家族も同じ。両国に帰れればいいということで、まあ普通はそう考えるのでしょうね。(だったら総武本線を直通したほうが早いのだけど・・・。)

 プレゼント攻撃(?)はまだ続いて、小腹を満たしてもらおうと太巻きにゆで落花生が。お昼にいろいろ食べてしまった我が家はもはやお腹一杯。回りを見渡せば、手を付けられない人も多く、なんとも申し訳ない感じでした。そして東金市からはパンフレットを入れたエコバックが。

 大網からは外房線に。いよいよラストスパートという感じになりましたが、プレゼントも最後の大物(?)、千葉県の朝食セットが配られました。
 エコバックにはお米3合に小松菜、にんじん、セレベス芋の野菜、そして味付け海苔といわしの佃煮も。見事なくらいな大荷物になった次第でした。(再び長女が大喜びしたのは言うまでもありません(^^;。

 そして16時10分、再び両国駅地平ホームに。
 いろいろいただけたことも嬉しかったのですが、あちこちで歓迎されたことがとても印象に残る1日になりました。

                           瀬端 浩之
撮影日: 2008年11月29日
撮影場所:
キャプション: 左:両国駅に停車中の「ぐるっとゆめ半島」号 右:いただいたものあれこれ(車内で食べたもの以外です)
画像サイズ: 640×307(50%表示)
【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.242 (Re:241) Re: 「ぐるっとゆめ半島」号で行く銚子の旅(2)
ゆきむら(cxsw5719) 2008-12-06 09:37:49
瀬端 浩之さん、こんにちは。

 「ぐるっとゆめ半島」って面白そうな臨時列車だなあと思い、改めて時刻表を眺めてみました。大判の時刻表でも巻頭の黄色のページに出ていますね。ご乗車になられた「2号」を(成東で編成の向きが逆になる)東金線経由にしたのはなぜかなあと思ったら、翌日の「3号」と「4号」が房総半島をぐるり一周して反対向きで帰ってくることになるからだったのですね。なるほどうまいことを考えたものです。

 それにしても、各地では派手な歓迎と豪華な贈り物のオンパレードでしたね。お米が計5合の他、さつまいもにぬれ煎餅、お餅、いちご、羊羹、おにぎり、太巻き、厚焼き玉子、落花生、にんじん、セレベス芋、海苔、いわしの佃煮、醤油etc。これだけで、銚子までの片道運賃を超える金額になりそうです。

 さすがに、プレゼントの対象はツアー客のみだったのではないかと思いますが、地元の方々が観光に力を入れている様子が窺えますね。また足を運ぼうと思ってくれるお客さんが少しでも増えるといいのですが・・・。

 銚子は、3年前の「汽忘会」で「澪つくし」号を貸し切り乗車して以来ご無沙汰です。この冬は、18きっぷを使って久々に千葉県をめぐってみようかな。

             ゆきむら@HACHIOJI City
【談話室】汽車旅全般のわだい   11
No.243 (Re:242) このサービスにはびっくりしました
瀬端 浩之(nwry2218) 2008-12-06 09:51:14
 ゆきむらさん、こんにちは。

 私もこんにたくさん貰えるとは思っていませんでした。乗っていた人、みんなびっくりしたんじゃないでしょうか。ザッと見積もっても、確かに片道運賃以上の額になりそうです。

> さすがに、プレゼントの対象はツアー客のみだったのではないかと思いますが、地元の方々が観光に力を入れている様子が窺えますね。また足を運ぼうと思ってくれるお客さんが少しでも増えるといいのですが・・・。

 ものにもよるとは思うのですが、最後の「朝食セット」の時はJR東の社員の方が個札かパッケージかを確認した以外、乗っている人にはすべて配っていたようでした。
 6両編成の前後2両をスタッフ用に割り当ててあり、4両のお客様(ほぼ満席)全員におにぎりやらお芋やらを配っていたようですから、たまたま乗った人も貰えたようです。
 この日は天気もよく、もうすぐ師走と思えないくらい暖かい日になり、心地よい銚子の散策が出来たでしょうから、多くの方がいい印象を持ったことと思います。
 我が家でも、
「今度はもう少しゆっくり回りたい。」
と言っていましたから、かなり効果があったのでは。ただ、
「車のほうが、移動が便利だね。」
とのたまっていましたけれど・・・(^_^;(それじゃ私が飲めないじゃないか・・・。)


> 銚子は、3年前の「汽忘会」で「澪つくし」号を貸し切り乗車して以来ご無沙汰です。この冬は、18きっぷを使って久々に千葉県をめぐってみようかな。

 澪つくし号は外川駅の奥の方に留置されていました。最近はほとんど走っていないみたいですね。のんびりと気持ちいい車両なだけに、今後の動向が気になります。


                                       瀬端 浩之