ゆきむら(cxsw5719) 2010-03-22 14:26:11 |
皆さん、こんにちは。
春の三連休は、パワーアップして再登場した「ツーデーパス」で出かけることにしました。ターゲットは、新たにフリー区間となったいすみ鉄道、小湊鉄道、しなの鉄道の三社です。 自宅を出て京王相模原線から南武線に乗り換え。武蔵小杉で下車し、横須賀線の新ホームへと移動します。改札外の乗り換えを試みましたが、案内表示の類がまったくなく迷いそうになりました。やっぱり、これで同一駅というのはちょっと無理がありますねえ。 武蔵小杉から千葉行きに乗って終点まで。昼食用に480円也の「トンかつ弁当」を買っておきましょう。 外房線の安房鴨川行きは、京浜東北線から転用された209系。一部車両はセミクロスシートに改造され、トイレも付いています。見違えるようにきれいになりましたが、いつまでも保ってほしいですね。 大原に到着して、いすみ鉄道に乗り換えます。昭和63年製造の富士重工レールバスは、車齢20年を超えて相当ガタがきているようです。昨秋からムーミン列車として走り始め、スタンプラリーもやっているようで、レールファンではなさそうな観光客が大勢乗っています。 ちょうど、沿線に菜の花が咲き乱れる季節なので、カメラを持った乗客が入れ替わり立ち替わり最前部と最後部から写真を撮っています。大多喜の一つ手前、新設駅の城見ヶ丘辺りが一番密集していて、まるで黄色の絨毯のようでした。 大多喜で大半の乗客が下車し、2両編成のレールバスはだいぶ空きました。車窓はここから先、里山の気配が色濃くなって味わい深いのです。 上総中野に到着すると、元からいた人も含めて30人ぐらいが集まって撮影会のはじまりはじまり。こういう何気ない鉄道の風景を、大勢の人が写真に撮っている光景はいいものですね。 菜の花の咲く花壇の脇で、トンかつ弁当を開きます。容器はきわめてシンプルですが、レッキとした駅弁。美味しく平らげました。 約1時間後、五井からの小湊鉄道ディーゼルカーが2両編成でやって来ました。この列車からも、30人以上の乗客が降り立ちます。入れ替わりに乗り込むと、すぐに発車。いすみ鉄道からの乗り継ぎは、20人以上はいそうです。 養老渓谷、上総大久保と房総半島中央部の農村地帯を坦々と進むうち、何時しか気持ちよく居眠りしていました。途中駅の記憶がないまま、五井に到着です。 浜金谷からの東京湾フェリー乗船を考えていましたが、折からの強風に断念しました。 ゆきむら@HACHIOJI City |
|
|
ゆきむら(cxsw5719) 2010-03-22 16:00:15 |
さて、連休二日目です。昨日にも増して強風が吹き荒れて、朝からJR各線は軒並み運休になっています。どうしたものかと迷ったのですが、何はともあれ出発することに。
京王で新宿へ向かう途中、架線にビニールが引っかかった影響で約20分の遅延。しなの鉄道へは普通列車で向かう予定でしたが、新幹線で直行してしまいましょう。 東京駅改札内の新幹線きっぷ売場は、自動券売機の前も長蛇の列。仕方なく改札を出てみると、外の券売機には待ち人なし。軽井沢までの自由席特急券を購入して再入場しました。 「あさま513号」の2号車E席を無事確保。約1時間で、軽井沢に到着です。 おぎのやの売店で、定番の「峠の釜めし」を購入。しなの鉄道の115系電車に乗り込みます。好天なら右手に浅間山が望めるはずですが、全国的に黄砂が舞っているとのことで、名山も今日は厚い雲の中に隠れています。 小諸で途中下車して駅前を歩いてみますが、人気はなく三連休とは思えない寂しさ。新幹線が通らず、東京直通の特急がなくなるとこうなってしまうのだなあと少し悲しくなりました。 一本落とした次の電車で、ツーデーパスのエリア端となる上田まで。昨秋は別所温泉へ行ったので、今回は上田城址を目指すことにします。 徒歩でたどり着き、城跡をのんびり散歩。本丸は残っていませんが、城下町の雰囲気は色濃く漂っています。もう少し経ってサクラの季節になったら、さぞかしきれいなことでしょう。 上田駅構内の売店で土産を買い、帰路に着きます。軽井沢からは、横川までのJRバスに乗車。この路線はツーデーパス区間外なので、運賃別払いとなります。ほぼ満席の盛況で発車。バイパスへ続く道路が渋滞しているとのことで、旧道経由に変更となりました。 カーブの続く羊腸の道は、数年前に貸し切りのJRバスで走って以来ですが、有名なめがね橋以外にも旧線の遺構がたくさんあってびっくりです。 横川に到着し、信越線に乗り換え。電車の速さに改めて感謝ですね。高崎からは、湘南新宿ラインのグリーン車で気持ちよく酔っ払います。朝の京王線を除けば、風の影響もなく有意義な二日目の旅となりました。 ゆきむら@HACHIOJI City |
|
|