| ひろやす／伊藤(vnnc8158) 2007-10-31 17:01:46 |
|
道路公団の民営化で話題になり、いまは東京都副知事の立場になっている猪瀬直樹氏が、日経ＢＰｎｅｔでの連載記事猪瀬直樹の「眼からウロコ」 の題１４回で、
都営地下鉄と東京メトロの一元化を改めて考える http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/inose/071030_14th/index.html というコラムを書いています。 冒頭は、先日の大江戸線の事故の際に、大江戸線の断面積が小さいことを効率優先の安全軽視と断言したマスコミの論調に反論しています。この報道は、私も聞いて驚いたもので、猪瀬氏の反論は当然のものと思います。 それに続いて本論となり、都営地下鉄が２００６年度に単年度黒字になったとはいうものの、２００６年度の営業収益が１２４４億円であるのに対して長期債務残高は１兆８３７億円もある。一方、東京メトロは２００６年度の営業収益が３３０７億円と都営地下鉄の２．５倍以上あるにも関わらず長期債務残高は７８７５億円と健全経営になっていることを指摘しています。 その後、これだから営団は都営と一体化したうえで民営化すべきだったとの論理展開になっています。 道路公団の問題が無いか軽微で、さらに数年前に猪瀬氏が東京都副知事になっていたら、たしかに都営と営団が一つの民営会社になっていただろうなと思わせるコラムです。興味のある方にはご一読をお勧めします。 伊藤 博康 |
|
|
|
|
|
|
| ゆきむら(cxsw5719) 2007-11-01 08:04:28 |
|
ひろやす／伊藤さん、こんにちは。
昨日、会社でネットニュースを検索していてこの記事を見つけました。 先日の大江戸線事故では、職場の同僚が当該電車に乗り合わせており、営業中の地下鉄線路上を歩くという羨ましい？体験をしています。 断面積の小さいことが、一度に大勢の乗客を運べないことへの批判なら分からなくもないですが、どうして安全軽視と結びつくのでしょうね。今回の事故は人為ミスだったようですから、そのことに対する反省と対策は必要でしょうけど。 猪瀬氏のこの連載コラムには、メトロの２４時間運行を検討せよという趣旨のもあったかと思います。すべてに同調するわけではないですが、非常に興味深い内容ばかりですので、注目しているところです。 ゆきむら@TAMA City |
|
|
|
|
|
|
| ひろやす／伊藤(vnnc8158) 2007-11-02 18:08:36 |
|
ゆきむらさん、こんにちは。
大江戸線の断面積の小ささが安全面を軽視と言われた識者は、車両側面から出ずに車両妻面から出ることを断面積の小ささと勘違いしていたようですね。それなら、地下鉄を造ることそのものを安全軽視と訴えるべきだと思うのですが、そこまでの知識が無くつい口走ってしまったのでしょう。でも、解説を任された識者の弁は影響力が大きいだけに、ちゃんと裏を取った発言をしていただきたいところです。 > 猪瀬氏のこの連載コラムには、メトロの２４時間運行を検討せよという趣旨のもあったかと思います。すべてに同調するわけではないですが、非常に興味深い内容ばかりですので、注目しているところです。 ですね。 クセのある方ですので、必ずしも全面的には賛同できない論理展開をされることがありますが、全般的にはなかなか興味深い意見を言われる方ですので、注目しています。 ２４時間運行のコラムは、第４回の 都営地下鉄と東京メトロの一体化・24時間運行を考える ですね。 このコラム内で、昭和５年の山手線の始発と最終の時刻が現在とほぼ同じという点を突いている点に、なるほどと新鮮さを感じました。 伊藤 博康 |
|
|
|
|
|
|