ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2007-07-11 22:39:21 |
前述のDVD−BOOKを入手しました。
3部構成ですので、それらについて簡単に記していきますね。 ○矢立峠のD51三重連 D51 1号機が最後の三重連を牽引するところに「新日本紀行」が取材にはいっているんですね。 大館機関区では、D51のほかに8620やC61もでてきて、当時の様子が感じられます。 三重連は、D511が先頭に立っているシーンは必ずしも多くなく、何日にもわたって三重連を収録して編集していました。他のD51が標準型で、ナメクジは1号機だけのようですから、対象列車が最終日の列車でないことはすぐに判ります(^^) なかで、当時のSLファンが思い思いにカメラを構えるところも出てきますが、昭和45年ですから、まだ一眼レフは多くないんですね。代わって、8ミリビデオを持っている方の多いこと・・・ その辺りにも時代背景を感じさせられました。 木曽森林鉄道 大滝線廃止の2年前に取材ということですが、有名な理髪車の車内で、実際に理髪している様子が収録されていました。車内の貯水槽に沸かしたお湯を入れて、下の蛇口からそのお湯を出して散髪した客の頭を洗っていたんですね。手動バリカンとともに、なるほどこういう感じでやってたんだって見入ってしまいました。 木曽森の列車で通学する子どもなどがでてきますが、考えてみたら私よりも年下のハズ。いま、この子達は何処でどういう暮らしをしているのだろうと、つい思ってしまいました。 ちなみに、はじめの方にはなんと木曽森の車内から撮影した中央西線のD51力行シーンがありました。こんな貴重なシーンが収録されていたんですねぇ(@_@! 思い出の路面電車 特典映像として収録されている路面電車は、次の通りでした。 1.札幌市電 2.仙台市電 3.富山地鉄射水線 4.名鉄美濃町線 5.京都市電 6.長崎電軌 比較的知られている路面電車を取り上げたという感じでしょうか。 札幌市電と長崎電軌はいまも存続していますが、でてくる車両や周囲の様子がやはり違いますね。 それに対して、名鉄美濃町線はあまり懐かしいという印象がないんですね。よくよくみると、平成になってからも同線はよく似た様子だったのでした(^^; どれも特典映像で、収録時間はあまり長くありませんが、仙台市電と富山地鉄射水線の動く姿は、個人的に初めて見たように思います。特に、射水線のヘロヘロな線路と行商のおばちゃん達の様子は秀逸です。 伊藤 博康 |
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