まるよし(cfcd3435) 2009-10-15 21:10:57 |
みなさん、こんにちは。福井のまるよしです。
この掲示板で昨年もご報告したのですが、標記の落語会が、今年も大阪・天満天神繁昌亭において開催されることになり、チケット販売が始まりました。 公演の摘要を以下に記します。 公演名: 『鉄』の世界 梅団治・しん吉 二人会 公演日:2009/12/12(土) 開演時刻:18:30 料金:前売2000円/当日2500円 各種割引あり チケット販売所:チケットぴあ店頭・電話・サイト/ファミリーマート、サークルK・サンクス店頭/天満天神繁昌亭チケット窓口 その他、詳細は天満天神繁昌亭のサイトでご確認ください。 http://www.hanjotei.jp/index.html 出演のお二人も、「趣味の演芸」→「本気の鉄」→「鉄道写真スライドショー」という構成も、昨年と同じです。昨年は自由席でしたが、今回は全車もとへ全席指定になっています。 わたしは早速申し込みまして、席が取れました。聴きに行くのが楽しみです。興味のおありの方はどうぞ。 まるよし(中村よしひで) |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-10-17 01:55:35 |
まるよしさん、こんにちは。
今年も開催されるのですね、鉄道落語会。 昨年、当掲示板#640でご紹介いただき、その存在を初めて知りました。 > 昨年は自由席でしたが、今回は全車もとへ全席指定になっています。 ということは、昨年の反響が良かったということでしょうね。 嬉しいことですね(^^) 既にチケットを予約されたとのこと、どんな話題をネタにするのか、良かったら終了後にお教え下さいね。 伊藤 博康 |
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まるよし(cfcd3435) 2009-12-13 22:42:22 |
みなさん、こんにちは。福井のまるよしです。
標記の落語会に出かけてきました。チケットの発売日に買ったためか、指定の席は最前列の中央という最上のポジションでした。 前半は「趣味の演芸」のコーナーです。 開口一番を務めた桂雀太さんは、今日は開演前の楽屋に、いつもの落語会では考えられないような方々がお見舞いに訪れるので、面食らった、という話をされました。具体的には、どこどこ大学鉄道研究会OB代表とか、鉄道会社の方とか、…ということでした。 メインの出演者である桂しん吉さんと桂梅團治さんが古典落語を一つずつ披露しました。もちろん枕は鉄道絡みの話です。 乗り鉄のしん吉さんは今年、トワイライトエクスプレスを行程に組み込んだツアーに同行し、サロンカーで余興に落語をした、という話。出番は三回で合計一時間半だったので、残り時間はトワイライトの旅を堪能できたそうです。 撮り鉄の梅團治さんは、やはり高校生の息子さんと時に協力しつつ撮影旅行に行ったお話が枕でした。 中入り後の後半は「本気の鉄」です。 まず、ゲストのピン芸人、代走みつくにさんが登場し、漫談です。知る人ぞ知るというマニアックな芸風の方ですが、駅にこだわる鉄道マニアなのだそうです。鉄道に関する内容での漫談が主で、フリップ芸では阪急電車の駅名標をそのままフリップにし、「駅名の下の括弧書き」につっこみを入れていくネタが一番ウけていました。…「(宝塚ホテル前)」は、ああ駅の前にそういうホテルがあんねんなあ、…「(宝塚大劇場前)」、これも分かる。でも、…これ何〜? 意味分からん〜 旧姓〜? …とまあそういう感じのです。 しん吉さんの鉄道新作落語は、大阪の大店の旦那が、トワイライトエクスプレスのロイヤルが取れたけれど、当日都合が悪くなって乗れない。もったいないので、得意先の鉄道好きの旦那に進呈しよう、ということになり、ちょっと間の抜けた若旦那を使いにやる。しかしその得意先も都合が悪く、親戚を紹介され、そこに届けるよう若旦那に言いつける。行き先までの切符と地図を渡され、なぜか乗る電車の車種を指定される。しかし次の行き先でもまた使い先を紹介され…、という繰返しのなかに鉄道落語ならではのギャグが織り込まれる、というものです。 梅團治さんの鉄道新作落語は、撮影地で有名なプロ鉄道写真家に会った主人公が、プロでもままならない写真撮影の失敗談を聞き出す、というものです。分かる人には分かる撮り鉄の「掟」や生態が飛び出したほか、三脚を立てるしぐさのあまりのリアルさに、その筋の方の哄笑が誘われます。 この後、梅團治さんがこの一年撮影された写真を映写しながら、梅團治さん・しん吉さん・みつくにさんがあーだこーだとトークするスライドショーに入ります。 梅團治さんは、何かしら植物と列車を組み合わせるのがお好きなようで、それは息子さんにも受け継がれています。息子さんの撮った写真も一枚だけ見せてくれました。これはしゃがんで畑仕事をするおばあさんの背後を紀州鉄道キハ600形が行く、というもので、構図のみごとさに、客席からは自然に嘆声と拍手が起きました。 そればかりか、トークの途中、梅團治さんが、 「「人吉」のこの客車、何系やったかな」 と問いかけると、楽屋から息子さんの声で、 「50系です!」 と返事があったりと、知恵袋としてもご活躍でした。息子さんは、中入りでは客席で繁昌亭グッズを売り歩きました。口上も堂に入っており、なかなかの売れ行きだったようです。 さて、今年の新作落語は、二本ともこの日が初めてのネタ下ろしということで、そういうこともあってか、語り口やストーリー、ギャグはいま一つ練られていない感じがしました。ウけ具合も昨年の方がよかったように思います。今後高座にかけられるうちに完成度が高まっていくのでしょう。 まるよし(中村よしひで) |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-12-14 21:47:26 |
まるよしさん、「鉄道落語会」の状況をお教え下さりありがとうございます。
こんな風にネタにするのか、なるほどなぁ〜 と思いながら拝読しました。 それにしても、 > トワイライトエクスプレスのロイヤルが取れたけれど、当日都合が悪くなって乗れない。 というのは、流石に大阪だけありますね。これが東京だったら、カシオペアの最後部とかになりそうですから(^^) 新作を創作するのも楽ではないでしょうが、今後も継続して開催されることを期待したいところですね。そんな折に、私も大阪まで行けると良いのですが・・・ 伊藤 博康 |
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