ゆきむら(cxsw5719) 2009-08-17 22:29:21 |
皆さん、こんにちは。
お盆休みだった先週、旧新橋停車場の鉄道歴史展示室で開催されている企画展「特急“燕”とその時代」を見に行ってきました。 ここは、決して広いとは言えないスペースですので、圧倒されるような迫力はありません。しかしながら、JR東日本が運営に関わっていることによる安心感と、何より入場無料なのが嬉しく、企画展の内容が変わる度に足を運んでいます。ちなみに、今回のは第21回だとか。 特急「燕」が誕生した時代背景や、その運転に執念を燃やす鉄道省の意気込み。東京−大阪間の所要時間を一気に二時間半も縮めるという快挙の後、丹那トンネル開通によってさらなる時間短縮を実現しています。ところが、戦局が悪化するにつれて鉄道輸送は貨物中心となり、昭和18年に廃止されてしまいます。 そんな歴史を改めてたどることができる有意義な展示でした。 開催期間:11月23日(月・祝)まで 開館時間:11:00〜18:00(入場は閉館の15分前まで) 休館日:月曜日(ただし、9月の連休と10月の連休は、休み明け最初の平日が休館) 見終わった後、建物併設のビアレストラン「ライオン」でいつものように一杯と目論んでいたのですが、残念ながらこの日は休業でした。新橋駅西口まで移動し、別のお店で一献傾けたのでした。 ゆきむら@HACHIOJI City |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-08-21 21:52:14 |
ゆきむらさん、旧新橋停車場の鉄道歴史展示室における企画展「特急“燕”とその時代」についてお教えいただきありがとうございます。
丹那トンネル開通前というと、C51に水槽車を連結していた時代ですね。 C53でなくC51だったという辺りにも、「燕」を安定して走らせるという意気込みが伝わってきますよね。 > 昭和18年に廃止されてしまいます。 ということは、戦後復活した「つばめ」は取り上げていないわけですね。 戦前の「燕」に的を絞った方が興味深い内容となるためなのかな? 戦後の「つばめ」まで入れると、九州新幹線にまで言及することになるので、これは別の機会にということかも知れませんね。 > 見終わった後、建物併設のビアレストラン「ライオン」でいつものように一杯と目論んでいたのですが、残念ながらこの日は休業でした。 あらら、残念でした(^^; 伊藤 博康 |
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武居秀顕(ffnb4172) 2009-08-22 00:49:33 |
ひろやすさん、ゆきむらさん、こんばんは。
わたしも「ゆりかもめ」新橋駅が大行列だった12日に見学してきました。 午前中の開館直後でしたが、好きそうな(笑)男性だけでなく、年配の女性や私のような小学生連れもいて、けっこう賑わっていましたね(と言っても、静かに見学できる程度の入りでしたが)。 >ということは、戦後復活した「つばめ」は取り上げていないわけですね。 >戦前の「燕」に的を絞った方が興味深い内容となるためなのかな? >戦後の「つばめ」まで入れると、九州新幹線にまで言及することになるので、これは別の機会にということかも知れませんね。 いやいや、展示の後半でしっかり触れられています。また、登場初期の電化製品の実物など、戦後復興当時の世相を現す展示品も充実していましたよ。 【たけい】 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-08-22 21:23:15 |
武居さん、追加情報をありがとうございます。
> 年配の女性や私のような小学生連れもいて、 というのは、望ましい状況ですねぇ。 できれば、妙齢の女性も増えると良いのですが・・・ > いやいや、展示の後半でしっかり触れられています。また、登場初期の電化製品の実物など、戦後復興当時の世相を現す展示品も充実していましたよ。 おおっ、戦後についてもしっかりと展示されていましたか。 「へいわ」→「つばめ」とか、つばめガール、それに展望車と青大将といったところでしょうね。151系「つばめ」や、その後、新幹線開業に押されて発駅が名古屋・岡山と西に移動し、いまは九州新幹線というところまでの概要なのでしょうね、きっと。 伊藤 博康 |
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武居秀顕(ffnb4172) 2009-08-22 22:33:03 |
ひろやすさん、こんばんは。
>おおっ、戦後についてもしっかりと展示されていましたか。 既に記憶が曖昧で申し訳ないのですが、あくまでも「燕」が走り始めるまでのプロジェクトの詳細や、昭和初期の世相を中心にした展示でしたので、戦後のハナシは、展示品はあまりなく、パネル中心でした。 まぁ、「その後」(=戦後)の「つばめ」の様子もしっかりフォローされていたというコトで…。 しかし…。「櫻」も「燕」も九州新幹線になっちゃうんですねぇ。(感慨) 【たけい】 |
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ゆきむら(cxsw5719) 2009-08-22 12:57:58 |
ひろやす/伊藤さん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。 >丹那トンネル開通前というと、C51に水槽車を連結していた時代ですね。 水槽車の件は迂闊にも知りませんでしたが、長時間無停車のために連結していたと説明がありました。 今の御殿場線ルートを走っていた頃、下り「燕」は山北で補機を連結していたとか。当時のそんな雰囲気を少しでも味わってみようと、先日18きっぷで山北駅に行ってみました。 機関区跡は鉄道公園としてD52が静態保存されていましたが、かつての繁栄はどこへやら。今は4往復運転の特急「あさぎり」も、全列車山北通過です。 ゆきむら@HACHIOJI City |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-08-24 00:32:11 |
ゆきむらさん、こんにちは。
C51の水槽車でよく知られているのは、機関士と機関助士の担当が静岡県内で変わるため、東京発車時には名古屋側担当が、名古屋発車時には東京側担当が客車最前部に待機していて、交替する際に水槽車に取り付けられた手摺りを伝い、さらにC51の炭水車の上を越えてキャプに到達。運転を交替すると、それまで運転していた組が同じ行程で客車に戻るということでしょうか。無停車のためですから、もちろん走行中だったそうです。いまなら、国土交通省から許可が下りませんよね(^^; ところで、 > 今の御殿場線ルートを走っていた頃、下り「燕」は山北で補機を連結していたとか。 と記されていますが、何かのご記憶違いではないでしょうか。 「燕」は、下りが国府津と大垣、上り沼津で補機連結のために30秒停車していたに過ぎなかったと記憶にあります。山北は、「燕」を除く列車の補機連結をしていたんじゃなかったでしたっけ。 > 機関区跡は鉄道公園としてD52が静態保存されていましたが、かつての繁栄はどこへやら。今は4往復運転の特急「あさぎり」も、全列車山北通過です。 保存されているのは、御殿場線で最後まで活躍した70号機ですよね? 桜の季節は有名で賑わうそうですが、その時期には残念ながら行ったことが無くて、それ以外のときは、いたって静かな山間の駅ですよね。 同駅に限らず、沿線をよくみると複線だったときの線路の跡がほうぼうに残っていて、いまでも複線にできる用地が確保されていることが判るのも、かつての東海道本線ですよね。 伊藤 博康 |
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ゆきむら(cxsw5719) 2009-08-24 20:20:17 |
ひろやす/伊藤さん、こんにちは。
>「燕」は、下りが国府津と大垣、上り沼津で補機連結のために30秒停車していたに過ぎなかったと記憶にあります。山北は、「燕」を除く列車の補機連結をしていたんじゃなかったでしたっけ。 展示会の説明に、下りは山北、上りは御殿場で補機を連結していたという記述を見たように思い、「燕」も同様かなと勝手に解釈していたのですが、大変失礼いたしました。改めて持ち帰ってきた資料を読み返してみますと、「燕」に関してはひろやすさんご指摘のとおりの内容が記載されていました。 >保存されているのは、御殿場線で最後まで活躍した70号機ですよね? はい、そのようですね。撮影してきた写真を確認しました(^^) >同駅に限らず、沿線をよくみると複線だったときの線路の跡がほうぼうに残っていて、いまでも複線にできる用地が確保されていることが判るのも、かつての東海道本線ですよね。 今回、駿河小山から山北へ向かう電車の中から、複線時代の橋梁跡を写すことができました。コンパクトデジカメの画像ですが、添付してみますね。 ゆきむら@HACHIOJI City |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-08-25 16:13:35 |
ゆきむらさん、補機の連結駅について、たしかなところを確認いただきありがとうございました。「燕」だけが山北・御殿場ではなかった辺りに、同列車の位置づけが感じられますよね。
なお、補機の開放は上り・下り列車それぞれが山北と御殿場で行っていたようです。その開放は走行中に行うもので、これも当時画期的なものだったようです。余談ながら、補機の連結も走行中に行うことを検討したものの、流石に危ないということで、30秒停車で落ち着いたようです。また、水槽車についても、静岡駅構内で走りながら給水することも考案されたようですが、こちらも実現には至らなかったようです。 これらのチャレンジ精神は、当時の技術者にとってはやり甲斐のあるものだったことでしょうね。 > 今回、駿河小山から山北へ向かう電車の中から、複線時代の橋梁跡を写すことができました。コンパクトデジカメの画像ですが、添付してみますね。 戦後60年を超えましたが、見事に残っていますね。 かつての大幹線も、いまやローカル輸送だけで、思い出したように走る特急「あさぎり」は、最近話題にならず混雑するという話も聞きませんよね。栄枯盛衰という言葉を思い出すのが御殿場線ですね。 伊藤 博康 |
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