佐藤 邦昭(pndu3792) 2009-01-12 16:00:37 |
福山市の広島県立歴史博物館で「写真で見るふるさとの鉄道−蒸気機関車−」が平成21年1月27日まで開催されています。
内容は、山陽本線、呉線、福塩線、可部線、芸備線、宇品線等で活躍する蒸気機関車の写真と絵、鉄道模型、ヘッドマーク、駅弁の掛紙等です。芸備線の備後落合が賑やかだった頃の写真は新鮮でした。 また、常設展示の中にあるスポット展示では「福山駅今昔」が平成21年1月29日まで開催されています。内容は、昭和50年に新幹線が開業するまでの福山駅工事による変化の写真と福山城石垣の発掘調査で出てきたものが展示されています。 出てきたものの中には、昔の木製荷札があり、文字から鉄道の荷物で使われていた事がわかります。また壊れてはいましたが駅名の入った汽車土瓶もありました。 福山市 佐藤邦昭 -- CMN v0.50gβ -- |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-01-12 23:44:23 |
佐藤さん、福山での蒸気機関車展の情報をありがとうございます。
ここのところ、福山あたりでは、随分と活発に鉄道関連の企画展をしていますね。 その企画展に合わせて、常設展でもスポット展示で「福山駅今昔」を開催しているというのは、念が入っている感じですね。その展示品が、 > 福山城石垣の発掘調査で出てきたもの というのが、流石に福山ですねぇ。 福山駅からすぐに福山城が見えますが、たしか駅そのものも一部が城郭にかかっているのでしたよね? 日本中探しても、城郭から鉄道関連の物品が発掘されるのは、福山くらいではないでしょうか。 伊藤 博康 |
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佐藤 邦昭(pndu3792) 2009-01-20 23:00:47 |
ひろやすさん、こんにちは。
>ここのところ、福山あたりでは、随分と活発に鉄道関連の企画展をしていますね。 広島県立歴史博物館では1年に1回は鉄道に関した展示を行っています。写真等の資料提供や模型の運転を行う等、サポートをする組織の存在も大きいと思います。 >福山駅からすぐに福山城が見えますが、たしか駅そのものも一部が城郭にかかっているのでしたよね? 福山駅は福山城内にあります。福山城は明治になり廃城になりましたが、買い手がつかずそのままになっていたそうです。中心部にこれだけの土地が空いていたのですから、山陽鉄道が活用したのは当然と思います。 福山駅の所在地は福山市三之丸町ですから、福山駅に下車したら福山城へ行ったと言えるでしょう。なお、福塩線の高架下には石垣の一部が残されています。 今回展示されていた物は駅の南側の石垣と外堀を調査した時に出てきたものです。現在は、調査した石垣が見えるようになっていますが、埋め戻されるようです。 >日本中探しても、城郭から鉄道関連の物品が発掘されるのは、福山くらいではないでしょうか。 可能性としては三原駅も考えられますが、調査したという話をききません。 福山市 佐藤邦昭 -- CMN v0.50gβ -- |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-01-22 03:39:54 |
佐藤さん、コメントをありがとうございます。
> 写真等の資料提供や模型の運転を行う等、サポートをする組織の存在も大きいと思います。 そうなのですか、そういうサポート組織があるというのは、企画展を定期的にする原動力になることでしょうね。サポート組織としては、活動実績の発表の場があるということで活動に熱が入るでしょうし、博物館としては入館者数が見込める恒例行事としてみているでしょうし。 ところで、福山駅は駅全体が城郭内なのですか。 福塩線側が石垣にかかっていたことは知っていましたが、その周りは外堀で、駅の多くは場外かなと思っていました。 > 福山駅の所在地は福山市三之丸町 ということでしたら、確実ですね。 街中に近くて、廃藩置県で余った土地ということで、山陽鉄道が駅としてその土地を活用したというのは、なるほど、納得します。また一つ勉強になりました。ありがとうございます。 伊藤 博康 |
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