ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2008-11-11 18:42:20 |
角川文庫から、写真家の櫻井寛氏の新刊案内をいただきましたので、ここにご紹介します。
なお、内容から、鉄道フォーラム「NEWS RELEASE:全般」「メディアプラザ」とともに、倶楽部鉄道フォーラム「世界の鉄道」掲示板でもご紹介いたします。 鉄道フォーラム・マネジャー 伊藤 博康 鉄道世界遺産 壮大な歴史の世界へ [話題独占!] 本書のテーマ 鉄道と世界遺産 世界遺産となった5つの鉄道と 匹敵するオススメ路線を厳選 ▼世界遺産に登録されている鉄道をすべて網羅 ▼登録第1号はオーストリアのセメリング鉄道 ▼ついに登録された絶景の連続・レーティッシュ鉄道 ▼美しい写真で見どころを徹底紹介 ▼いつ世界遺産になってもいい個性豊かな路線群 ▼日本の鉄道で世界遺産に登録して欲しいものは? 書 名 : 鉄道世界遺産(てつどうせかいいさん) 著 者 : 櫻井 寛(さくらい かん) 発行日 : 二〇〇八年十一月十日 初版発行 発行者 : 井上伸一郎 発行所 : 株式会社角川書店 発売元 : 株式会社角川グループパブリッシング(http://wwwkadokawa.co.jp/) 定 価 : 本体838円(税別) 図書符号: ISBN978-4-04-710163-0 櫻井 寛(さくらい・かん) 1954年、長野県生まれ。昭和鉄道高校、日本大学芸術学部写真学科卒。世界文化社写真部勤務を経て、1990年にフォトジャーナリストとして独立。1994年、『鉄道世界夢紀行」にて第19回交通図書賞を受賞。海外100カ国の鉄道への乗車を目標とし、現在83カ国へと迫っている。また近年、コミックの原作者としても好評で、「漫画アクション」連載の『駅弁ひとり旅』(はやせ淳・画)は大ヒット中である。近著に「世界鉄道の旅」(小学館)、『日本全国絶景列車の旅』(世界文化社)、『櫻井寛が行くローカル列車の旅』(日経BP社)などがある。日本写真家協会会員。 「まえがき」より さて本書は、2章で構成されているが、第1章は、2008年までに「ユネスコ世界遺産」に登録された全5件の鉄道遺産。正真正銘の世界遺産である。 一方、第2章は、僭越(せんえつ)ながら私が推薦する「鉄道世界遺産」であり残念ながら現時点では「ユネスコ」に登録されていない。いわば勝手ながらの夢の世界遺産というわけだ。けれども、いつ登録されても不思議はない価値ある鉄道ばかり選び抜いたつもりである。本音を申せば、世界中に878件もある世界遺産中、鉄道がたったの5件は少なすぎる。例えば、鉄道発祥国のイギリスに、鉄道世界遺産が未(いま)だにないことが不思議でならない。これほど身近で、これほど愛されてきた公共交通が他にあるだろうか。より多くの鉄道を世界遺産に! そんな想いを籠(こ)めて本書をまとめた次第である。 乗客の皆様、心ゆくまで“鉄道世界遺産への旅”をお楽しみいただけましたら、運転士、いや運転士になりそこねた作者の望外の喜びであります。 櫻井 寛 本書は日本経済新聞連載「世界途中下車」(2006年4月−2007年3月)を加筆訂正し、再編集したものです。掲載データなどは2008年10月現在最新のものです。 目次 第1章 ユネスコの鉄道世界遺産 11 オーストリア−−−セメリング鉄道12 インド−−−−−−インドの山岳鉄道群 19 ハンガリー−−−−ブダペスト地下鉄M1号線 28 インド−−−−−−ムンバイ・チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス 35 スイス−−−−−−レーティッシュ鉄道 アルブラ/ベルニナ線 40 第2章 私が考える鉄道世界遺産 49 [ヨーロッパ編 その1] (1) イギリス−−−ロケット号 51 (2) イギリス−−−デボンの麗人号 55 (3) イギリス−−−鋼鉄の恐竜 59 (4) イギリス−−−ブリティッシュ・プルマン 63 (5) フランス−−−オリエント急行とパリ・エスト駅 67 (6) スイス−−−−ベトナム帰りの氷河急行 70 (7) ドイツ−−−−ビールもうまい超特急 74 [ヨーロッパ編 その2] (8) リヒテンシュタイン−オリエント急行が走る国 78 (9) アイルランド−山椒は小粒でもぴりりと辛い 82 (10)イタリア−−−ナポリを見て故郷を思う 85 (11)イタリア−−−海峡を渡る列車 89 (12)スペイン−−−広軌の秘密 93 (13)ポルトガル−−最西端の最西端 96 (14)ロシア−−−−世界最長列車のすれ違い 99 (15)ロシア−−−−サハリンで活躍するキハ58 102 (16)トルコ−−−−欧州アジア鉄道連絡船 106 [アフリカ編] (17)モロッコ−−−ヨーロッパ−アフリカ連絡船 110 (18)ケニア−−−−人食い鉄道 114 (19)エジプト−−−読めない時刻表 117 (20)南アフリカ−−ブルートレインのバスタブ 120 [アジア編] (21)タイ−−−−−泰緬鉄道と身長別運賃 124 (22)マレーシア−−思い出の郵便ポスト 128 (23)ミャンマー−−竪琴と幻の機関車 132 (24)インドネシア−エクセクティフ・トレイン 135 (25)フィリピン−−三角屋根の理由 138 (26)中国−−−−−時速430kmのSMT 141 (27)中国−−−−−中国鉄道博物館 144 (28)台湾−−−−−阿里山のシェイ 147 (29)香港−−−−−世界唯一の2階建てトラム 150 (30)韓国−−−−−ハングル酔い列車 153 [オセアニア編] (31)ニュージーランド−犬釘 157 (32)オーストラリア−−ニシキヘビ列車 160 [北米編] (33)カナダ−−−−馬に蹴られた峠 164 (34)カナダ−−−−ドーム展望車の一夜 168 (35)アメリカ−−−ワシントン山COG鉄道 172 (36)アメリカ−−−ゴールドラッシュ鉄道 176 (37)アメリカ−−−世界一の電車コレクション 79 (38)アメリカ−−−ワイン列車 182 (39)アメリカ−−−世界唯一の路面ケーブルカー 185 [中南米編] (40)キューバ−−−兌換ペソで切符3枚 190 (41)メキシコ−−−ゴムタイヤの地下鉄 193 (42)ベルー−−−−アンディアン・エクスプローラー 196 (43)プラジル−−−リオの登山電車 199 (44)ブラジル−−−チラデンチス 202 (45)アルゼンチン−エチョ・エン・ハポン電車 206 (46)日本−−−−−大井川鐵道・黒部峡谷鉄道・新幹線 209 |
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