瀬端 浩之(nwry2218) 2007-05-20 23:32:05 |
こんな本があると面白いなあ、という感じの1冊です(^_^)。たまたま本屋で見つけて、ついミズテンで買ってしまいました(^_^;。
内容は以下の章立てになっています。 第一章 日本縦断「駅そば」紀行 北海道から九州まで、全国の駅そばを紹介しています。西より東のほうが多いのは、全国的に西はウドンが中心になるせいでしょう。 第二章 「駅そば」メニュー百科 一般的なメニューから地域独特のものまで紹介しています。サービスのトッピングに触れているあたり、相当食べているようで・・・。 第三章 「駅そば」の主役、麺・つゆの蘊蓄 使用されている麺の種類や、つゆの味の東西比較など、なんとなく知っていることを丁寧にまとめています。色と形状についての分析あたりは、車両の形式分類に通じるものがあるかも。 第四章 「駅そば」を彩る名脇役たち 丼や割り箸についても触れられています。精算方法の種類など、かなり深く踏み込んでいます。 第五章 「駅そば」雑考 駅そばを様々な角度から分析しています。店舗形態や立地など、なるほどという感じです。 第六章 「駅そば」百年史 駅そばの歴史をまとめています。こういう資料ってほとんどないでしょうから、ある意味貴重でしょう。 駅そばに対する筆者の愛情と思い入れが感じられる一冊です。惜しむらくは本文に掲載されている写真の写りの悪いモノがあるところですが、まあそのあたりは固いことを言わないでおきましょう。 実際、立ち食いソバは駅そばに限らずよく食べていますが、結構奥が深いなあと感じました。 この本を読んでから食べると、ちょっと味わいが変わるかも(^_^)。 著者 鈴木 弘毅 発売 (株)交通新聞社 価格 952円+消費税 発行日 平成19年5月1日 gca01272@nifty.com 瀬端 浩之 |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2007-05-21 12:04:50 |
瀬端さん、興味深い新刊を教えてくださりありがとうございます。
駅そば・・・ たしかにいろいろとある割に、それをまとめた本って記憶にありません。出版されたことはあるのかなぁ? 同人誌等であそこは旨い、ここの麺はどーのこーのというのは見たことがありますけど。 考えてみれば、駅弁よりも接する機会が多そうな駅そばでありながら、まとまった書籍がなかったのが不思議ですね。あまりに膨大な数なので、これまでまとめきれなかったのかな? > 第一章 日本縦断「駅そば」紀行 > 北海道から九州まで、全国の駅そばを紹介しています。西より東のほうが多いのは、全国的に西はウドンが中心になるせいでしょう。 あれ? そうでしょうか? 名古屋はきしめん、大阪はうどんが主となりますが、出雲そばに限らずそばそのものは全国的にありますので、特徴のあるそばが東日本に多いということではないでしょうか。ひょっとすると、著者が東日本を多く回っている結果ということも考えられそうですけど・・・ しかし、そばそのものに限定しないで、随分と幅広く研究してまとめたようですね。この切り口があるから一冊の本になったのでしょうね。 近々、書店に行ったら、どんな内容なのか見てみようっと。 伊藤 博康 |
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