ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-11-02 21:29:08 |
レイル No.70の発売案内を、出版元である(株)エリエイから頂戴いたしましたので、ここにご案内致します。購入の参考にされて下さい。
なお内容から、「NEWS RELEASE:全般」「メディアプラザ」とともに、倶楽部鉄道フォーラムの「煙と汽笛」「鉄道歴史談話室」の各掲示板でもご紹介いたします。 鉄道フォーラム・マネジャー 伊藤 博康 新刊書籍のご案内 株式会社エリエイ http://www.eriei.co.jp THE rail No.69 定 価 3,780円 (本体3,600円+税)荷作り送料:450円 図書符号 ISBN978-4-87112-470-6 DD12ものがたり 宮崎繁幹 4 グラフ DD12と仲間たち その歩んだ道 西尾克三郎/久保敏/福島隆雄/清水 武/松尾輝夫/宮地元/三宅俊彦/村松 功/林 嶢 12 テルハの形態を考察する 佐藤博紀 28 日南田電気株式会社の工事記録アルバムより 34 テルハ色とりどり 本島三良/山崎英明 36 テルハのある風景 北から南へ 西尾克三郎/三竿喜正/伊藤 昭/久保 敏/松木寿雄/長谷川明/大庭幸雄/篠原 丞/和田 洋/山崎英明/小野英晴/佐藤博紀 42 現代中国蒸機の世界 第10回 南票炭砿専用線と西満洲鉄道残影 蔵重信隆 78 中国鉄路 落ち穂ひろい・3 大穂孝悦 90 レイルサロン 法勝寺鉄道の5と7 古沢 明 EF55のデザインは 中村彰宏 94 ヤードマン |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-11-03 20:32:03 |
先にご案内した【レイル】誌No.70の特集2台柱の「DD12」「テルハ」は、ともに馴染みの少ないものと思いますので、同誌のご協力により、本文からこれらが説明されている部分を引用してご紹介致します。
購入の参考にしてください。 【お詫び】 前発言の本文冒頭で、No.70とすべきところを「69」としていました。 ここに訂正するとともにお詫び致します。 鉄道フォーラム・マネジャー 伊藤 博康 ●DD12について “国鉄最後の輸入機は?”と問われて,即答できる人は案外少ないのではないだろうか. もっとも,終戦直後に米軍が持ち込んだ,いってみれば押しかけて来た機関車のDD12を輸入機と呼ぶのは少し抵抗があるかもしれない.しかし,この機関車は正真正銘の米国製であるし,まとまった輌数があるので,今となってはそう呼んでも差し支えないだろう.[中略] 実はこの機関車,General Electric(GE)が産んだ入換機の決定版ともいうべきもので,米国はもちろん,色々な国で活躍した世界的な機関車だった.日本では,他にこんな例はない. ここではその出自に焦点をあてながら,この国鉄最後の輸入機を語ることにしよう. ●テルハとは 国鉄末期に手荷物・小荷物と郵便輸送は廃止されてしまいましたが,これらの荷物や郵便の駅構内での運搬のために手押し車が使われており,この手押し車をホームからホームへ移動するために使われていたのがテルハです.[中略] その語源は英語のTelpher=テルファーが転訛したものといわれています.テルファーの意味は辞典によれば“ケーブルによる空中高架軌道の小型運搬車,鉱石などを運ぶ空中ケーブルカー”とされています. 今回取り上げる駅構内で用いられていた手荷物などを積載した手押し車などを吊り上げ,線路を越えてホーム間を移動させるテルハは跨線テルハというのが正しいようですが,以下では次章を除き,略してテルハと記述します. 階段のない跨線橋のような水平通路とホーム毎に設置したエレベーターを組合せた設備は,荷物などの運搬機能としては同じようなものですが,テルハとは別の構造形式です.手小荷物・郵袋輸送のパレット化に伴い,当時パレットを吊り上げるのが困難な構造のテルハが大部分を占めていたため,これらの設置駅において,新設または改造されたものが主ですが,最初からこの形式を採用していた駅もあります.この形式は物資運搬のみならず身障者対応設備としても使えるので,今でも残っているものがあります.改造されたものは,その後も国鉄職員はテルハと呼んでいたようです. |
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