ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-07-20 01:16:29 |
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp タイトル: THE rail No.115 発 行 日: 令和2/2020年7月21日 定 価: 本体3,600円+税 発 行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン U R L: http://www.etrain.jp/ e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp 図書符号: ISBN978-4-87112-115-6 C1065 \3600E [スタッフ] 企画・編集 前里 孝 発 行 平井憲太郎 写 真 補 正 脇 雅恵・秋山瑛美 デ ザ イ ン 前里規子 写真スキャニング 株式会社日報 印刷・製本 昭栄印刷株式会社 THE レイル No.115 もくじ EH500 そして 東芝製の直流電気機関車たち ふちい萬麗……4 8620形あれこれ 高見彰彦…………………40 和歌山線五条駅を見る 前里 孝…………………59 ちょっと古い 関西のOVERALLROOF 令和に生きる戦前の大屋根をたずねて 西 和之…………………64 荒井友光作品集5 名古屋周辺で見掛けた 珍しい国鉄客車 所蔵:NPO法人 名古屋レール・アーカイブス /解説及び形式図所蔵:藤田吾郎…………………72 ヤードマン …………………98 ヤードマン ■EH10以来の2車体大型電気機関車として登場したEH500.北海道と本州の間の貨物列車輸送力増強に大きく貢献してきました.平成19/1997年に試作機が登場してから約80輛が量産され,そして23年が経過してスタイルにさまざまなバリエーションが誕生しています.その違いを丹念に観察したレポートと写真を,ふちい萬麗さんが寄せてくださいました. ■表紙は,なによりEH500が大好きな,フォトグラファーである松本正敏さんのご厚意により美しくも迫力ある写真をご提供いただきました. ■8620形といえば大正期に誕生して大量に製造され,日本の津々浦々まで足跡を残した名機関車です.さまざまな資料を蒐集するうちに手元に集積された8620形の各時代,各地での姿を高見彰彦さんが披露してくださいました. ■ひとつの車輛を系統立ててを語ろうとすること,そのための労力は並大抵のものではありません.そればかりか,8620形のように長い歴史と勢力を誇るようなものの場合,必要不可欠なシーンをあまねく揃えるには特に長い年月と労力を擁します.こうして集めたせっかくの資料たちをみすみす手元で眠らせておくのはもったいないことです.今後,それを解決するためのひとつの手だてとして,今回のような発表方法があってもよいのではないかと考えます.ご覧になった皆さんによって新たな展開が生まれることも期待しているところです. ■8620形の稿に登場する五条支区は,和歌山線貨物列車の補機としてC11が活躍していた頃に訪問を企てたことがあるのですが,北宇智のスイッチバックなどとともに,実現できませんでした.たまたま昨年の5月に現地へ立寄った折りに撮影した,いくばくかスナップ写真が,今回の稿の添え物として活用することができたものです. ■五条近辺の川端貨物駅などは,レイルのNo.94,“紀ノ川を巡る鉄道”で河田耕一さんと西 和之さんが語ってくださっています.併せてご覧いただければ幸いです. ■西 和之さんは,関西に残る鉄道駅の大屋根,0VERALLR00Fを紹介してくださいました.そのうちのひとつは,奇しくも五条に近い近鉄の吉野が含まれています. ■荒井友光さんの作品集は,戦災復旧車や古い木造車ばかりを集めてみました.もちろん,通常の客車もたくさん撮影しておられるのですが,荒井さんの幅広いご興味の範囲を示す,ひとつの証しとして編集子の独断で選んだものです.解説には藤田吾郎さんの手を煩わせました. ■3月29日,“京阪ロマンスカー史”などにたくさんの鮮明な写真をご提供くださった井上幸雄さんが亡くなられました.99歳でした.井上さんとは昭和46/1971年に国鉄の芦屋と西ノ宮の間でC57重連の写真を撮影中にお目に掛かって以来のお付き合いで,レイルの月刊時代には米国の保存鉄道についての記事と写真も寄せてくださいました.近年まで電話での応対もしっかりしておられたので,ただただ驚いているところです. ■5月4日には青木栄一さんが亡くなられました.87歳でした.単行本“寿都鉄道”に7205の写真を提供してくださいました.会合などでお目に掛かった折には鉄道だけでなく軍艦の話題でもたくさん教わったのが思い出です. レイルNo.114訂正 17頁 下写真説明:木造車デ40→半鋼車デ40 25頁 写真説明:昭和49/1974年→昭和40/1965年頃 |
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