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No.5287 【交通新聞社新書122】競馬と鉄道 あの“競馬場駅”は、こうしてできた
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-04-16 22:21:13
株式会社交通新聞社

            【交通新聞社新書 新刊のご紹介】

交通新聞社新書122
競馬と鉄道
あの“競馬場駅”は、こうしてできた


日本の鉄道と近代競馬の深い絆を詳らかにした好著
鉄道と同じく近代に輸入され、発展を遂げてきた近代競馬。じつは、鉄道と密接なつながりがある。当書は、競馬場へ行くために乗り降りする駅を”競馬場駅“と称し、そのつながりの深さと面白さを、「競馬場駅」をキーワードに繙いてゆく。
なぜ、あそこに駅があるのか? あの駅は競馬場駅が起源だった、鉄道ファンも知らない競馬場駅行き専用列車が走っていたなど。従来の鉄道研究では埋もれていた競馬×鉄道の歴史と歩みを、豊富な資料を交えながら、アナウンサーらしい軽妙な文書で紹介する。


書  名: 交通新聞社新書122
        競馬と鉄道
        あの“競馬場駅”は、こうしてできた
作  者: 矢野 吉彦
発 売 日: 2018年4月16日(月)
判  型: 新書判
価  格: 本体800円+税(8%税込864円)
ISBN: 978-4-330-87718-1
発 売 元: 交通新聞社 http://www.kotsu.co.jp/

「おわりに」より
 もともと鉄道好きから旅行好きになった私。フリーアナウンサーになる前、文化放送の局アナだった頃から競馬場巡りを始め、当時国内にあったすべての競馬場(39場。廃止されたところを含む)でレースを観戦した。さらに、それが高じて海外の競馬場を訪ね歩き、ついにその数は250(国内を含む)を超えるまでになった。だからこそ、全国至るところに競馬場があった時代に飛んで行って、それらの競馬場を鉄道に乗って回り尽くしてみたいと思ったのだ。
 でも、それはもちろん、かなわぬ夢。なので、この本を書いたからには、今後はこれを読み返してタイムトリップを楽しんでみようと思う。いや、そんなことでピリオドとするわけにはいかない。もっと深く探せば、まだまだ別の新事実を発見できるはずだ。そうかと思えば、2018(平成30)年2月に京王電鉄のダイヤ改正が行われ、同年4月から、東京競馬開催日には府中競馬正門前発京王線新宿行の臨時準特急が運転される、なんていう話も飛び込んできた。これにとどまらず、競馬と鉄道は今後も様変わりしながら絆を保っていくだろう。過去を掘り下げ、新たな動きを追う″旅″は、これからも続けていくつもりだ。

【本書の主な内容】
第1章 日本の鉄道と近代競馬そのはじまり
第2章 “競馬場駅”はこうしてできた
第3章 競馬場へ!! 観客輸送のライバル合戦
第4章 鉄道会社と競馬 〜その工夫とアイデア〜
第5章 海外の“競馬場駅” 〜日本と似ている駅・似ていない駅〜

【著者紹介】矢野 吉彦(やの よしひこ)
フリーアナウンサー。昭和35年、東京都生まれ。
早稲田大学第一文学部卒。昭和58年に文化放送に入社し、主にスポーツ番組を担当。昭和58年よりフリーとして活動。プロ野球、社会人野球、メジャーリーグ、バドミントン、Jリーグ、アメリカンフットボール、テニスなどのスポーツ実況を担当。なかでもテレビ東京系の競馬中継番組『ウイニング競馬』のレース実況アナとして長年活躍し、“土曜競馬の声”として、競馬ファンの間で知られる。
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