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No.5247 (Re:5246) 【やまぐちDC】の成果について(H29.9.1-12.31)[2/2]
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-03-26 22:41:26
2 JR利用旅行商品の発売実績(9/1〜12/31、発売日基準、対前年比) 
 山口DC期間中、主な旅行会社において山口県内に宿泊する専用旅行商品が多数設定され、萩焼豆皿の特典プレゼントや、全国でのポスター・イベントガイドブック・テレビ等による集中的なプロモーション等により、JR利用旅行商品は前年比、京阪神発207%、JR西日本管内(京阪神・北陸・山陽計)発173%、首都圏発139%といずれも大きく上回り、大変好調な実績となった。
 ┌───────┬───┬───┬───┐
 │  区 分  │個人型│団体型│ 計 │
 ├───────┼───┼───┼───┤
 │ 京阪神発  │ 172%│ 298%│ 207%│
 │JR西日本管内発│ 172%│ 173%│ 173%│
(京阪神・北陸・山陽)──┴───┴───┘
    【参考】首都圏発の実績…対前年139%

3 JR関連の利用状況
(1)JR割引きっぷ(9/1〜12/31、発売日基準)
 山口県を着地とする割引きっぷ「やまぐち幕末ISHINきっぷ」および「やまぐち幕末ISHINミニきっぷ(旅行会社専用商品)」は、京阪神・広島・九州エリアの駅や列車内等での集中的な告知の実施等により、前年を大幅に上回る実績となりました。
 発売枚数10,257枚(前年比367.4%、7,465枚増)

(2)日帰り商品(駅プラン)(9/1〜12/31、利用日基準、8商品)
 山口県内の施設でのお食事等とJR往復がセットになった駅プランは、設定期間や施設数拡大を図り、前年を大幅に上回る実績となりました。
 発売枚数9,706枚(前年比168.7%、3,952枚増)

(3)観光列車の利用状況
@○○のはなし
 8月5日(土)より運行を開始した観光列車「○○のはなし」は、DC期間の乗車率が88%、約4千人にご利用いただき好調な実績でした。

ASL「やまぐち」号
 9月2日(土)より新製客車で運行を開始したSL「やまぐち」号は、DC期間の乗車率が97%、約17千人にご利用いただき好調な実績でした。

【アフターDC目玉企画の詳細】
 山口県とJR西日本は、明治維新150年、特に10月から12月にかけて開催する「アフターDC」において、昨秋発表した「明治維新150年山口県と西日本旅客鉄道株式会社による観光維新共同宣言」に基づき、「誘客促進」、「情報発信」、「おもてなし」の3つの視点のもと、山口DCを通じて得られた成果の継承・発展と、連携体制の更なる強化を通じ、首都圏や関西圏などの大都市圏から山口県への一層の誘客拡大を図るべく、以下のとおり具体的なアクションを開始します。

誘客促進 「維新」をキーワードとした、新たな視点からの旅行商品や広域周遊ルートの開発
1 やまぐちISHINツーリズムの推進
 幕末維新の志士や偉人と、それに関連する観光素材(施設・食事・地酒・温泉等)を組み合わせた、ストーリー性の高い旅行商品の造成を促進します(新たに旅行会社向け広告・宣伝費等の助成制度も創設)。
 さらに、全国の維新ゆかりの地と連携し、共同で志士や偉人たちの足跡を鉄道で辿るツアー等を企画するなど、広域的なテーマツーリズムを推進します。

2 新旧の素材や技術を組み合わせた「維新」に相応しい、新たな観光素材の開発
 山口県では、長州藩の絵図方等が製作した美しい古地図が数多く残され、県内全域で特別企画「古地図を片手にまちを歩こう(ガイドウォーク)」を展開しているところであり、山口DCでも好評を博しました。
 そこで、アフターDCを通じ、その魅力を一層拡大するため、古地図をスマートフォンやタブレットでも楽しめるような環境を整備します。また、特別企画「古地図を片手にまちを歩こう」を絡めた募集型企画旅行に対し、広告・宣伝費等の助成制度を創設します。

[サービスの概要]
 @提供開始:平成30年10月〜(予定)
 A特 長(予定)
 ・GPSとの連動により、スマートフォンやタブレット上で「古地図の世界」を疑似体験
 ・見どころスポットでは、解説・図絵など往時の詳細情報をオンデマンドで提供

3 山口ゆめ花博との相乗効果による誘客拡大
 今年9月14日から開催する、日本最大級の花と緑の祭典「山口ゆめ花博」を、アフターDCと連動させてプロモーションすることにより、山口県への誘客拡大と「山口ゆめ花博」の成功を一体的に実現します。また、「山口ゆめ花博」への平日送客を目的とした、貸切バス利用による募集型企画旅行に対する助成制度を創設します。

[具体的な取組]
 @地元市町と連携した関連観光素材の開発
 A旅行会社現地研修や、観光情報説明会でのプレゼンテーションを通じた旅行商品の造成・販売の促進
 B大阪をはじめとした県外大都市圏での観光PRイベントでの情報発信等

4 山口DCで開発した素材の定着、更なる魅力拡大
 山口DCを通じて開発・磨き上げを行った素材について、DCの財産として定着させ、更なる魅力の拡大を図ります。

[定着・魅力拡大した代表的な素材] 
 〜二次アクセスの充実〜
@やまぐち絶景満喫バス〔山口県〕
 絶景の「元乃隅稲成神社」や「角島大橋」を巡る便利な周遊バス。DC開催期間中(9〜12月)の運行から、平成30年度は通年運行。
Aスーパーはぎ号〔萩市〕
 新山口駅と萩を約60分で結ぶ便利な直行バス。DC時に引き続き、一日16便(8往復)に倍増して運行。
B下関定期観光バス〔下関市〕
 JR下関駅、新下関駅から角島大橋までの便利な直行バス。
C関門海峡ぐるっと夜景バス〔下関市〕
 関門海峡を挟んで下関市・北九州市の極上の夜景観光を提案。
D長門市・新山口駅直行便〔長門市〕
 JR新山口駅と長門湯本温泉、センザキッチンを結ぶ直行便(ジャンボタクシー)。

 〜観光地の魅力拡大〜
@古地図を片手にまちを歩こう〔山口県〕
 古地図を活用したガイドウォークを全県で展開。山口DCでの好評を受け、平成30年度は1コース追加して29コースで実施。
A松陰神社宮司による松陰講話〔萩市〕 
 通常立ち入りできない松下村塾棟内での特別講話。
B岩国藩鉄砲隊訓練披露〔岩国市〕 
 錦帯橋下河原での石田流古式砲術の訓練を公開。
C秋の錦帯橋「地酒舟」〔岩国市〕
 清流錦川に遊覧船を浮かべ、岩国の地酒と郷土料理を提供。
D洞春寺案内ツアー・座禅体験〔山口市〕
 井上馨の墓や奇兵隊の刀傷など、住職の特別案内で見学。
EMine秋吉台ジオツアー〔美祢市〕
 ジオガイドによる案内で、秋吉台や秋芳洞の成り立ちや仕組みなど、新たな魅力を発見。

情報発信 「明治維新150年」を記念した、センセーショナルなプロモーションの展開
5 SNSを活用したユーザー参加型拡散キャンペーンの実施
 山口県温泉の統一ブランド「美人湯遭遇率日本一!?オフ泉県やまぐち」など、インスタグラム等SNSを活用した県民・観光客参加によるプロモーション活動を展開します。
 特に、「オフ泉県やまぐち」では、山口県の多彩で魅力的な温泉をフックに、観光列車やローカル線を活用して、周辺の観光地やグルメ、体験等の観光素材を併せて楽しむ広域周遊ルートを開発するとともに、「おんせん県おおいた」と連携した取組や動画など、話題性の高い取組を通じて発信します。

おもてなし おいでませ山口へ!「やまぐちおもてなしプロジェクト」の展開
6 明治維新150年を記念した、新たな「おもてなし」の提案
 山口県とJR西日本グループやその関連会社が連携し、明治維新150年を記念した、新たな「お土産」、「食事メニュー」、「弁当」を開発し、お客様へご提供します。
(1)お土産
 バイヤーの助言などにより、顧客ニーズに基づく商品コンセプトやジャンル、価格帯等、予め求めるお土産像を具体化した上で、県内に拠点を持つ事業者に対し、明治維新150年記念のお土産開発を募集。選定された事業者へデザインや試作等に係る経費を一部支援し、顧客満足度が高く、「山口らしい」県の代表となりうるお土産を創出します。
(2)食事メニュー
 JR大阪駅構内の商業施設「エキマルシェ大阪」では、山口県の美味しい食材を使用した限定メニューをご提供する「山口県フェア(仮称)」を開催します。
 当フェアは、大阪ステーションシティで開催する観光PRイベントと同時開催とすることで、相乗効果により山口県認知度の一層の向上を図るとともに、京阪神での新たな販路開拓を推進する契機とします。
(3)弁当
 県内生産者等との連携により、「明治維新150年」を記念した山口ゆかりの特製弁当を開発します。
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