ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-11-02 01:26:59 |
株式会社交通新聞社
【交通新聞社新書 新刊のご紹介】 交通新聞社新書116 列車ダイヤはこう進化を遂げた 日本の鉄道のニーズにどう答えてきたのか この30年で取り組んだのは便利が詰まった“列車ダイヤ革命”だ 「ダイヤ改正」「正常ダイヤで運転」「ダイヤ乱れ」というように、普段から「日常のことば」として使われている鉄道の「ダイヤ」。正確にはダイヤグラム、列車運行図表のことですが、それがどのようなものなのか、多くの人は知らないのではないでしょうか。本書は「列車ダイヤは商品設計図である」という基本的な考え方に沿って実例を挙げて解説し、時刻表の元になるダイヤグラムに込められた情報や意味を伝えることで、時刻表をより楽しく「読む」こともできる一冊です。 書 名: 交通新聞社新書116 作 者: 和佐田 貞一 発 売 日: 2017年10月16日(月) 版 型: 新書判 価 格: 本体800円+税(8%税込864円) ISBN: 978-4-330-83017-9 発 売 元: 交通新聞社 http://www.kotsu.co.jp/ 「はじめに」より 本書では旅客輸送を対象とし、鉄道再生に大きな役割を果たした列車ダイヤの進化について(ハード・ソフト両面で如何なる方策が用いられ、その結果どのような列車ダイヤとなり、他輸送機関との競争力はどの様な状況にあるのかを取り上げる。第1章では列車ダイヤの役割・仕組み等の基本事項を、第2章では安全・正確を確保するための列車ダイヤ設計手法を、第3章から第7章では便利なダイヤへの進化を具体的に、そして第8章では運行中のトラブルによるダイヤ乱れの影響を最小化する運行管理を取り上げる。 【本書の主な内容】 第1章 ダイヤは列車という商品の設計図 第2章 安全で正確なダイヤへ 第3章 スピードアップの進化がダイヤを変える 第4章 スピードアップを実現する様々な手法 第5章 直通運行でより便利なダイヤへ 第6章 乗りたいときに乗れるダイヤの難しさ 第7章 パターンダイヤ進化の実例−東海道新幹線の変遷 第8章 「ダイヤ乱れ」はダイヤで解決 【著者紹介】和佐田 貞一(わさだ ていいち) 昭和46年群馬大学大学院(機械)修了。同年国鉄入社。昭和48年東京システム開発工事局(コムトラック開発)、昭和56年運転局列車課(新幹線担当)、昭和61年同(総括)、昭和62年JR西日本鉄道事業本部運輸部輸送課長、平成5年同営業開発室長などを歴任し、平成19年西日本ジェイアールバス社長に就任。平成24年同退任。昭和から平成にかけて数多くのダイヤ改正に従事し、“ダイヤ革命”の基礎作りを行う。著書に「高速バス進化の軌跡」(交通新聞社新書)がある。 |
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