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No.4783 (Re:4782) 【鉄道博物館】鉄道ジオラマについて
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-06-16 21:12:35
別紙1

           鉄道ジオラマ

 新しいジオラマの大きさは横約23m、奥行き約10mと今までのものとほぼ同じですが、観客席との仕切ガラスを撤去し、すべて新規に製作した風景や線路を、間近にご覧いただけるようになりました。線路の総延長は約1,200m、総数約1,400両からセレクトしたHOゲージの模型車両 (新幹線 1/87、在来線 1/80サイズ )が迫力いっぱいに駆けめぐります。


ココがすごい!新ジオラマ!!
【その1】日本の鉄道の「今」を再現する運転システム

 日本の鉄道は、新幹線に代表される「高速輸送」と、首都圏に代表される「高密度で正確な輸送」が特徴です。ジオラマの中央をまっすぐ横切る高架橋を新幹線が駆け抜けますが、なかでも東北新幹線 E5系「はやぶさ」と秋田新幹線 E6系「こまち」の切り離し、連結シーンを模型で再現します。また、都市部の通勤路線を再現した複々線の線路には、3つの駅が間近に設けられ、1つのエンドレス(環状線路)上を 2本の列車が追いつきそうになりながらも安全に走るシーンを再現。この 2つのシーンは必見です。


ココがすごい!新ジオラマ!! 【その2】大型プロジェクターで迫力の映像も

 地上カメラを設置し、その映像をプロジェクターで投影しながらプログラムを実施します。近づくことが難しい部分も、大きな映像でお楽しみいただけます。「E5系新幹線・ E6系新幹線の分割併合」などこれまで以上に臨場感あふれる運転プログラム(※)も迫力の映像と共にご覧いただけます。


ココがすごい!新ジオラマ!! 【その3】リアルな造形の鉄道関係施設

 従来のジオラマに比べ、はるかに細部にまでこだわった鉄道施設。架ける場所などの条件によりさまざまな構造を持つ鉄道橋もリアルに作り分けたり、電車が走るために欠かせない電気を作り出す水力発電所や、それを鉄道に送る送電線や変電所も再現したりしています。また、 JR東日本烏山線などで見られる、蓄電池電車が充電する設備のある終点駅なども設置。さらに、貨車の入換機関車が忙しく動く操車場や、転車台と大規模な扇形の車庫を備えた、蒸気機関車時代の機関区といった懐かしい施設も精密に再現しています。実物同様にバラスト(砕石)を敷き、固定した線路も見ごたえ十分です。


ココがすごい!新ジオラマ!! 【その4】風景の再現もより精密に

 鉄道施設以外にも、街や山といった風景の再現も、よりリアルになりました。客席から見て右半分は都会の風景を再現し、サッカースタジアムのオーロラビジョンは、実際に映像を流すこともできます。左半分はのどかな田園風景と山岳地域を再現していますが、山岳路線のループ線周囲には、雪崩防止用の設備なども設置しました。過去に実施した「ジオラマフィギュア塗色体験イベント」にご参加いただいたお.さまからお預かりしたフィギュア(約 1,000体)も、ついに鉄道ジオラマに登場します。

(※)運転プログラム
 解説員が解説しながら模型車両を運転する「解説プログラム」(10分程度の実演プログラム)を実施しています。オープン当初は、「新幹線の分割」を組み込んだものなどの 3本程度のプログラムの実施を予定しています。(新幹線の「併合」を組み込んだプログラムは後日登場します。お楽しみに!)
撮影日:
撮影場所:
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画像サイズ: 745×334(43%表示)