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No.3955 (Re:3953) 注目のことば:鉄道パスのヴァリデーション
ほりうち(ccbu8181) 2015-12-31 15:24:41
注目のことば


 鉄道パスのヴァリデーション


 基本的に旅行先で中距離以上を3回以上鉄道を使って移動をする場合、鉄道パスはとても便利な旅のツールです。列車に乗る頻度や訪れる国・地域の数、滞在日数などによってさまざまなタイプの鉄道パスがあり、その数は数十種類に及びます。
 現在、鉄道パスのヴァリデーションの方法は大きく3タイプあります。ユーレイルパス(ユーレイルグローバルパスなど)やジャーマンレイルパスフランスレイルパス、ブリットレイルパス(ブリットレイルイングランドパスなど)などほとんどの鉄道パスは、日本でパスを購入した後、鉄道パスを使って列車に乗る前までに、現地の鉄道駅窓口で駅職員によって、鉄道パスの使用開始手続き(パスの有効化手続き)をしてもらわなければなりません。これをヴァリデーションといいます。
 ヴァリデーションは、駅窓口で鉄道パスとともにパスポートを提示すると、駅職員が鉄道パスにヴァリデーション印を押し、さらにパスポート番号と利用開始日、終了日を書き込むことで完了します。
 一方、スイストラベルシステム(STS)が発行する鉄道パス(スイストラベルパスなど)に関しては、日本でこれらパスを購入する時点で、ヴァリデーションが行われます。購入時には鉄道パスの利用開始日を決めていなくてはなりません。日本でヴァリデーションを終えているので、スイスでヴァリデーションの必要はありません。
 このほか、中欧の人気都市を巡るセントラルヨーロッパトライアングルパスは、日本でパスを購入する時点で、パスの使用開始日を決めなければなりません。そして現地では、駅窓口でヴァリデーションをする必要があります。
 レイルヨーロッパ公式サイトでは、鉄道パスの一覧を掲載しており、各パスのページに「鉄道パスの使い方」を紹介しています。同時に、パスの記載内容なども画像とともに掲載していますので、参考にしてください。

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画像サイズ: 592×395(54%表示)