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No.2603 (Re:2599) 【REJ】キャンペーン中の列車でお得に旅するパリ、アムステルダム、プラハ
ほりうち(ccbu8181) 2013-03-02 20:46:45

旅のヒント

 高速列車、夜行列車、景観列車(シーニックトレイン)や登山列車など、ヨーロッパにはさまざまなタイプの列車が縦横無尽に走り、観光客はもちろん、地元の人々にとっても大変身近な交通手段となっています。便利さだけでなく、車窓を流れる風景や地元の人々とのふれあい、列車での国境越えという体験など、鉄道旅行の魅力は尽きません。このコーナーでは、テーマを決めて鉄道を楽しむ旅のモデルコースとともに、駅構内や列車内でのサービスや設備などについてご紹介いたします。


キャンペーン中の列車でお得に旅する パリ、アムステルダム、プラハ。夜行列車にも乗ろう!

 キャンペーン対象の列車に乗って巡る、パリ、アムステルダム、プラハの旅です。レイルヨーロッパでは現在、バースデーキャンペーンを実施しています。高速列車や夜行列車が最大70%割引になるとてもお得なキャンペーンです。そこで、キャンペーン対象となっている列車を使った旅のプランを紹介します。アムステルダム〜プラハ間は夜行列車シティナイトラインに乗ります。パリ〜アムステルダム間は高速列車タリスで移動です。アムステルダムではローカル列車に乗って風車を見に行きましょう。



 旅程
1日目
 日本からヨーロッパの都市を経由してパリへ。着後、ホテルへ。
 【パリ泊】

2日目
 終日、パリ市内散策。
 【パリ泊】

3日目
 午前中はパリ市内散策。昼ごろ、キャンペーン中の高速列車タリスでアムステルダムへ(所要約3時間18分)。
 【アムステルダム泊】

4日目
 朝食後、普通列車に乗って風車の町ザーンカーセンへ(所要17分)。午後は、コーフ・サーンダイク駅からまたはデルフトへ(約1時間18分)。
 【アムステルダム泊】

5日目
 終日、アムステルダム市内散策。夜行列車シティナイトライン(19時1分発)でプラハへ(約14時間25分)。
 【CNL車中泊】

6日目
 9時26分にプラハ着。その後、プラハ市内散策。
 【プラハ泊】

7日目
 終日、プラハ市内散策。
 【プラハ泊】

8日目
 プラハ国際空港からヨーロッパの都市を経由して日本へ。
 【機中泊】

9日目
 日本着。


 旅のポイント

パリからアムステルダムへ、高速列車タリス1等でらくらく移動
 旅の始まりはパリです。何度訪れても、誰が訪れても楽しめるパリを思いのままに過ごしましょう。ショッピングや観劇を楽しんだり、マレ地区やサンジェルマン・デ・プレを散策したり、マルシェで新鮮なフルーツを買ったり、小さくても充実した作品を展示する美術館にも訪れたり、ミュージアムカフェでランチやティータイムを満喫したり。バトー・ムッシュのボートに乗ってセーヌ川からパリの町を眺めれば新たな発見もあるはず。お土産を買うには、スーパーマーケットのチェーン「Monoprix(モノプリ)」へ。食料品や雑貨、衣料品など、パリらしいものがたくさん売っています。
 もし、旅行期間に余裕があれば、パリにもう1泊して、日帰りで高速列車TGVに乗ってシャンパンの町ランスやドイツとの国境に近いストラスブールへ、あるいはTGVとバスを乗り継いでモン・サン・ミッシェルへと出かけてもいいでしょう。レイルヨーロッパでは、パリ発着のモン・サン・ミッシェルへのチケット(TGVと専用バス)も販売しています。
 3日目は、紅い車体に、車内デザインがおしゃれなタリスでパリからアムステルダムに移動です。この2都市を結ぶタリスは1日11往復便が運行されています。バースデーキャンペーンでは、タリス1等のチケットが最大70%割引になり、とてもお得です。
 昼ごろ(12時〜13時15分の間)、パリ北駅発の高速列車タリスに乗って約3時間18分でアムステルダム中央駅に到着します。乗車中、座席でランチをどうぞ。ランチはチケット料金に含まれています。タリス1等では、乗車時間によって朝食や午後のスナック、夕食などのサービスが提供され、いずれもチケット料金に含まれています。1等の座席ではWi-Fiによるインターネット接続も無料でご利用いただけます。また、バー/ビュフェ車両が連結されており、スナックやドリンク類、サンドイッチなどを販売しています。

ローカル列車で風車を見に行こう、その後、古都デルフトへ
 アムステルダム中央駅前には観光案内所がありますので、ここで市内散策の相談を。市内マップをもらってから、散策へ出かけましょう。アムステルダム観光は2日間。市内をじっくりと観光し、世界的にも有名な国立美術館やゴッホ美術館を訪れたり、運河クルーズで市内観光をしたり、緑豊かな公園でのんびり過ごしたり。タイミングが合えば、3〜5月の約8週間だけ一般公開されるキューケホフ公園にアムステルダム市街地から直通バスで訪れるのもいいでしょう。あるいは、1日はアムステルダム市内を散策して、もう1日はローカル列車で郊外へ遊びに行くということも気軽にできます。
 午前中、風車の村ザーンセ・スカンスへ。アムステルダム中央駅から普通列車(Sprinter)に乗って約20分、コーフ・ザーンダイク駅で下車します。ここから10分ほども歩くと、川沿いに並ぶ風車が見えてきます。ザーンス博物館ではこの地方の暮らしや伝統、文化を紹介しています。川沿いのカフェでランチをしたら、午後は、コーフ・サーンダイク駅から普通列車で画家フェルメールの暮らした古都デルフトへと足を延ばしましょう。普通列車(Sprinter)でアムステルダム・スォーターダイク駅へ。インターシティに乗り換えてデルフトへ。計約1時間18分でアクセスできます。デルフトはフェルメールが暮らした17世紀の面影を今に伝える小さな町。フェルメールのファンはもちろん、町歩きが好きな人にもおすすめの町です。デルフト駅は小さな駅ですので迷うことはありません。
 お土産選びには、オランダ各地にある人気生活雑貨ショップ「Hema(ヘマ)」はいかがでしょう。オランダらしいデザインが印象的な生活雑貨の数々が店内に並びます。クッキーやチョコレートなどの菓子類も種類が豊富で、お土産にも最適です。

夜行列車シティナイトラインで、アムステルダム〜プラハ、約14時間
 5日目は、夜行列車シティナイトライン乗車まで、スーツケースなどは、アムステルダム中央駅の手荷物預かり所(オープン中はスタッフが常駐)に預けておくと便利です。荷物をロッカーにあずけて、市内散策へ出かけましょう。市内観光後、時間に余裕を持ってアムステルダム中央駅に戻ることをおすすめします。駅構内には、ショップやカフェなどもあります。その後、アムステルダム中央駅を19時1分に出発するシティナイトラインに乗って約14時間25分、プラハ中央駅には9時26分に到着します。
 夜行列車シティナイトラインは、ヨーロッパ8カ国15路線で運行されています。オランダ、ドイツ、デンマーク、スイスやフランス、イタリア、チェコを結びます。シティナイトラインは、デラックス寝台(1人、2人、3人部屋)、普通寝台(1〜4人部屋)、クシェット(簡易寝台、6人部屋)、リクライニングシートがあります。現在実施しているレイルヨーロッパのバースデーキャンペーンの対象となっているのは、普通寝台ダブルとクシェット(6人部屋)です。
 普通寝台の各コンパートメントにはベッドが最大4台と洗面台が設置されています。タオル類も備えており、ベッドの大きさは190×80〜70cmと、十分な大きさです。軽めの朝食もチケット料金に含まれていますので、朝食を食べてから下車しましょう。また、クシェット(6人部屋)のコンパートメント内には洗面台やトイレ、電源ソケットは備えられていません。車両ごとに備える洗面台やトイレをご利用ください。ベッドの大きさは下段(185×68cm)、中段(180×60cm)、上段(175×63cm)です。食堂車が連結(パリ〜ベルリン線など一部の路線を除く)されていますので、夕食は食堂車でぜひ食べてはいかがでしょう。
 寝台列車の車内で快適な時間を過ごし、目覚めたら、チェコの首都プラハに到着です。駅には手荷物預かり所や両替所、レストランなどがあります。早速、市内観光へと出かけましょう。パリやアムステルダムとは雰囲気の異なるプラハ観光の拠点は旧市街広場で、ここにはロマネスクやゴシック、ルネサンス、バロック、ロココといったさまざまな建築様式の建物が並びます。600年の時を刻む時計塔が聳える旧市庁舎(ゴシック、ルネサンス)、ゴルツ・キンスキー宮殿(ロココ)、石の鐘の家(ゴシック)、聖ミクラーシュ教会(ボヘミア・バロック)などがあります。直ぐ側のティーン聖母教会は、黒い2つの尖塔が印象的。旧市街からカレル橋を渡って、プラハのシンボルのひとつプラハ城へ。城内東側にある小さな家々が並ぶ黄金小路。ここは番兵の住居だった場所で、20世紀初頭には作家フランツ・カフカも暮らしたという小さな家が残されています。

※ここで明記している乗車時間や乗り換え駅は、季節や曜日、発車時刻などによって異なる場合があります。乗車される際は実際に時刻表でご確認ください。


 鉄道パス&チケット
・高速列車タリス(パリ北中央駅⇒アムステルダム中央駅<3日目>)、夜行列車シティナイトライン(アムステルダム中央駅⇒プラハ中央駅<5日目>)。
 バースデーキャンペーン対象です。キャンペーンの詳細は、当メルマガのニュースを参照ください。

・アムステルダムでの普通列車のチケットは現地でご購入いただけます。


 Tips & インフォメーション
・目的駅に到着したら、復路の列車の時刻表を必ず確認してから観光へとお出かけください。不慣れな駅構内では目的とする場所に辿りつくのに多少時間を要することも考えられますので、時間に余裕を持って駅に到着するようにしてください。復路の列車の時刻も必ずご確認ください。

・フランス観光開発機構公式サイト ⇒ http://jp.franceguide.com/

・オランダ政府観光局公式サイト ⇒ http://www.holland.com/jp/tourism.htm

・チェコ政府観光局公式サイト ⇒ http://www.czechtourism.com

・レイルヨーロッパが提供するフランス、オランダ、列車などの口コミ情報 ⇒ 
 http://www.raileurope-japan.com/spip.php?page=comments-faq&id_rubrique=2

・レイルヨーロッパが提供するパリ・シャルル・ド・ゴール空港の詳細情報 ⇒ http://www.raileurope-japan.com/plan-your-trip/airports/

・レイルヨーロッパが提供するパリ北駅、アムステルダム中央駅の詳細情報 ⇒ 
 http://www.raileurope-japan.com/plan-your-trip/rail-stations-maps/

撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 180×120(原寸表示)