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No.2434 【交通新聞社新書049】10月新刊:鉄道が変えた社寺参詣 -初詣は鉄道とともに生まれ育った-
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2012-10-25 18:54:02
株式会社交通新聞社

   交通新聞社新書10月新刊

「何事も競争の世の中なり」−
 鉄道の集客競争初詣を広めた!



■書  名: 交通新聞社新書048
       鉄道が変えた社寺参詣
       初詣は鉄道とともに生まれ育った
■発 売 日: 2012年10月15日 第1刷発行
■著  者: 平山 昇(ひらやま のぼる)
■定  価: 税込840円(本体800円)
■体  裁: 新書判
■図書符号: ISBN978-4-330-32512-5
■発 売 元: 株式会社 交通新聞社
       http://www.kotsu.co.jp/


【概要】
日本人にとって最もメジャーかつ“伝統的”な年中行事「初詣」は、意外にも新しい行事だった……?! そしてその誕生の裏には、近代化のなかで変化する人々の生活スタイルと、鉄道の開業・発展、そして熾烈な集客競争があった−
“社寺参詣のために敷設された鉄道は多い”という語り方で語られてきた「鉄道と社寺参詣」の関係に一石を投じ、綿密な史料調査をもとに通時的に解き明かす、鉄道史・民俗学を結ぶ画期的な一冊。

【章構成】
はじめに
第1章 「初詣」の誕生
第2章 「何事も競争の世の中なり」一鉄道による参詣客争奪戦
     川崎大師/成田山/伊勢神宮
第3章 競争がもたらしたもの(1)−恵方話の盛衰
第4章 競争がもたらしたもの(2)−二年参りの定着
     東京/鹽竃神社
第5章 鉄道と神社の協調と駆け引き−西宮神社十日戎を事例に
     明治改暦から阪神電車開業前まで
     阪神電車開業による変化
     明治43年の「旧暦廃止」
     神社と電鉄の協調と駆け引き
終章
あとがき

【著者紹介】平山 昇(ひらやま のぼる)
1977年長崎生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在は同大学院学術研究員、立教大学経済学部兼任講師。主な論文に「明治期東京における『初詣』の形成過程」(『日本歴史』691号、2005年)、「明治・大正期の西宮神社十日戎」(『国立歴史民俗博物館研究報告』)155集、2010年、第2回鉄道史学会住田奨励賞受賞)などがある。
撮影日:
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画像サイズ: 252×400(原寸表示)