NEWS RELEASE:全般      3
No.2308 【JRR】新刊:私鉄車両編成表 2012
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2012-07-31 22:33:13
株式会社交通新聞社
有限会社ジェー・アール・アール

 私鉄車両編成表2012
 ジェー・アール・アール編

 2012.4.1現在 181鉄道事業者28,212両の最新データ
 新製・廃車・改造・譲受・移動・車号変更一覧/会社別車両数総括表
       ロープウェイ(普通索道)一覧/私鉄年表(2011年度)


 書  名  : 私鉄車両編成表2012
 編集担当  : 坂  正博(ジェー・アール・アール)
 編集協力  : 楠居 利彦
         小野澤正彦
 写真協力  : 松本 洋一
         「鉄道ダイヤ情報」編集部
 表紙デザイン: 早川さよ子(栗八商店)
 編集・製作 : 有限会社ジェー・アール・アール
 発 行 所  : 株式会社交通新聞社
 発 行 日  : 2011年7月30日発行
 定  価  : 本体2190円+税
 図書符号  : ISBN978-4-330-29911-2


はしがき
 私鉄車両編成表2012に掲載している鉄道事業者数は、2011年版より2社増えて181。ロープウェイを除く車両数は22両増えて28,212両です。事業者数が2社増えたのは、近畿日本鉄道の線路を使用し、鉄道事業を営む第二種鉄道事業者として2007年10月1日に誕生した養老鉄道、伊賀鉄道を、本書の掲載基準に従って近畿日本鉄道の項から独立させたためです。
 車両数が増えたのは、東京急行電鉄が2012年度に計画している東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転を控え、5000系を68両追加投入し、総両数も1249両と51両増えたこと、東京地下鉄が新たに銀座線用に新型車両1000系のほか、東西線用に15000系を70両、16000系を90両追加増備、総両数が66両増えて2773両となったこと、東京都交通局が大江戸線用に新型の12−600形を1編成8両のほか、日暮里・舎人ライナー用に300形を2編成10両を追加増備、総両数は17両増の1226両となったことなどが要因です。なお、東京急行電鉄では、これまで田園都市線用は5000系、東横線用は5050系、目黒線用は5080系をベースに分類してきましたが、東京急行電鉄の形式分類に準拠して5000系に統合、掲載と変更しています。
[中略]
 一方、廃車車両では、形式消滅となったのが、札幌市交通局3000形、銚子電気鉄道デハ700形、京王電鉄3000系、阪神電気鉄道2000系。また、東日本大震災による被災にて仙台臨海鉄道SD55形2両が廃車となっています。京成電鉄AE100形が1編成、小田急では10000形、7000形が各1編成のほか、東武鉄道8000系50両、西武鉄道301系16両、小田急5000形20両、東京地下鉄05系30両、6000系70両、横浜新都市交通1000形30両、名古屋鉄道5300系20両、京阪電気鉄道2200系19両、阪急電鉄3000系20両、大阪市交通局30系18両などが廃車となっています。
 このほかの話題としては、富山地方鉄道に「アルプスエキスプレス」(裏表紙参照)が改造により登場したほか、近畿日本鉄道では特急用12200系を「クラブツーリズム」専用車「かぎろひ」への改造、富士急では元JR東日本205系の6000系、6050系がデビュー、若桜鉄道ではJR四国から12系客車の譲受などもありました。また改造関係では、京王電鉄の8000系10両編成がこれまでの分割編成から国定編成化、中間車を付随車化への形式変更が行われ、東武鉄道でも10030系、30000系にて実施の中間運転台撤去工事などを実施したほか、新京成電鉄では8800系を8両編成から6両編成への組替えに伴う改造および改番などが行われております。
 末尾ながら、ご協力を賜りました各社各位には、厚くお礼申し上げます。

2012年7月 ジェー・アール・アール
撮影日:
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キャプション:
画像サイズ: 303×430(原寸表示)