NEWS RELEASE:全般      3
No.1930 (Re:1917) 【REJ】2011/11 旅のヒント(3)
ほりうち(ccbu8181) 2011-12-05 09:37:09

拠点都市バリャドリッドを拠点にAlvia でブルゴス、レオンへ

 5日目は早朝、MD に乗ってバリャドリッドへと向かいます。所要時間は1時間ほど。アルヴィア(Alvia)へと乗り換えるまでの時間を利用して、駅の手荷物預け入れ所にスーツケースを預けて身軽になり、ブルゴスへと出かけましょう。ちなみにバリャドリッド駅にはレストランやカフェテリア、ブックショップなどが併設されています。
 Alvia でこの2都市間はわずか1時間12分。各車両にはスーツケースを置くための荷物スペースが確保されています。また、Alvia は全席指定のため、鉄道パスを利用してご乗車の際は別途、座席予約が必要となります。
 ブルゴス・ロサ・デ・リマ駅から町の中心部にはバスでスペイン広場まで所要約20分ほど。ここから西へと歩き、旧市街の中心マイヨール広場を目指します。ブルゴスは11世紀にカスティーリャ王国の首都として栄え、サンチャゴ巡礼路沿いの町として知られています。マイヨール広場の西側にあるカテドラルはサンタ・マリア広場に面しており、トレド、セビリアと並ぶスペイン三大ゴシック大聖堂のひとつに数えられています。300年という長い年月をかけて完成。礼拝堂は13室もあります。カテドラルの北西にブルゴス城があり、カテドラル南側近くのサンタ・マリア門から外にでることができます。カテドラル側のサン・フェルナンド王広場には観光案内所がありますので、地図などをもらうといいでしょう。
 翌日は、サンチャゴ巡礼路沿いの町レオンへ。バリャドリッドから荒涼とした赤い大地を車窓に見ながら、Alvia に乗って1時間40分ほども揺られると、旧レオン王国の首都(10〜12世紀)だったレオンに到着です。一部に中世の城壁が残されており、駅からは目の前のベルネスガ川を渡ってまっすぐ歩いていくと、この町の最大の見どころであるカテドラルに到着です。ゴシック様式の見事なその建物は、内部も圧巻。100枚以上もあるというステンドグラスは、見る時間帯によって太陽に反射し、ガラスの色合いが変化します。また、ガウディが設計した建物もレオンの町に残されています。カサ・デ・ロス・ボティーネスです。建物の四隅にある尖塔が目印。現在は銀行として使われています。