ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2011-09-22 18:46:58 |
株式会社クラッセ
http//:www.klasse.co.jp このたび小社では、田中正恭 著『よみがえれ、東日本!列車紀行』を刊行いたしました。本書は 震災発生から1ヵ月半後に現地を取材し、その惨状と震災にかかわる人々のようすをレポートした第1部と、震災以前の美しい東日本のローカル線の旅紀行の第2部とで構成されています。マニアックな鉄道本ではなく、旅好きな人、被災地の復興を願う人たちにお読みいただきたい一冊です。 また、本書の著者印税と小社の販売利益は、全額被災地への義援金として寄付いたします。 第1部: 震災から2ヵ月、現地を徹底取材し、壊滅的な被害を受けた岩手、宮城、福島の鉄道を中心とした状況を、ありのままにレポート。 取材地:岩手県:宮古、山田、大槌。釜石、大船渡、陸前高田 宮城県:気仙沼、南三陸、女川、石巻、塩竃、仙台、亘理、山元、丸森 福島県:新地、福島、いわき 第2部: 被災地復興を祈念し、東日本各地の震災前の平和な風景と美しい自然、 情感あふれるローカル線の旅を、写真とともに紹介する旅紀行。 掲載路線:八戸線、五能線、津軽鉄道、山田線、釜石線、大船渡線、気仙沼線、石巻線、仙石線、左沢線、磐越西線、只見線、烏山線、ひたちなか海浜鉄道、銚子電鉄ほか。 書 名: よみがえれ、東日本!列車紀行 発行日: 2011年9月11日 初版第1刷発行 著 者: 田中正恭 発行人: 富田康裕 発行所: 株式会社クラッセ 定 価: 本体1600円(税別) 図書符号:ISBN978-4-902841-12-1 被災地のために、日本のために。 復興アクションで応援しよう。 著者の印税全額と版元利益の全額を被災地へ寄付致します! 旅に出よう!美しい日本へ! そこに人の姿はなかった。海からの強い潮風に吹かれた瓦礫が、カタンカタンと音をたてている。何もない荒涼たる原野−−この世の終焉を想起させるかのような風景が広がっていた。私は絶句し、その場に立ち尽くした。 だが、そんなの中に、たった一本だけ、緑の若葉を芽吹かせている木があった。周囲にある笹の葉は塩害で枯れ果てていたが、確かに生命の息吹を感じられる。その木は燦然と輝いて見えた。(本文より抜粋) 田中正恭(たなか・まさやす) 紀行作家・ノンフィクションライター 1955年神戸市生まれ。甲南大卒。 1981年に国鉄全線、2000年には日本国内の鉄道全線を完全走破。海外にも進出し、シベリア、カナダ、オーストラリアの大陸横断鉄道をはじめ、26カ国を鉄道旅行。鉄道紀行を中心とするノンフィクション系の執筆活動を続ける。主な著書に、『ああ、阪神大震災』(義援金有志の会)、『鉄道全線三十年』(心交社)、『消えゆく鉄道の風景』(自由国民社)、『夜汽車の風景』(クラッセ)がある。ほかに雑誌寄稿多数。阪神・淡路大震災の際には、著書『ああ、阪神大震災』の収益全額を義援金として被災地に寄付した。mixi、facebookにて活動中。mixiハンドルネーム=Tまさやす。 |
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