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No.1774 (Re:1761) 【REJ】2011/8 旅のヒント(2)
ほりうち(ccbu8181) 2011-09-08 15:57:52

旅のポイント

パリCDG空港駅からTGVで約2時間のリヨン
 パリ・シャルル・ド・ゴール(CDG)空港に到着したら、CDG空港駅からTGVでフランス南東部のリヨン・パール・デュー駅まで所要約2時間4分です。パリ市内からTGVでリヨンへ移動する時間と比べてもわずか10分しか変わりません。同区間を走るTGVには、2階建てのデュープレックスも多く投入されています。また、TGVのビストロ車ではサンドイッチなどの軽食やドリンクなどを販売しています。
 鉄道パス(フランスレイルパス、またはユーレイルパス)をご購入の上、TGVに乗車の際は、別途、座席指定券が必要となります。この際、お得なパスホルダー料金にて座席指定券をご購入いただけます。
 2日目はローヌ・アルプ地方の中心都市、リヨン市内散策です。TGVが停車するリヨン・パール・デュー駅は新市街に近い駅です。隣のリヨン・ペラーシュ駅から、メトロでベルクール駅へ行くと、そこから歩いて旧市街など、見どころが集まった地区を巡れます。旧市街は石畳の細い路地が入り組み、楽しく散策できます。サン・ジャン大司教教会をはじめ、フルヴィエールの丘とそこに建つフルイヴィエール教会など。ドラクロワやモネ、ルノワール、藤田嗣治やロダンといった芸術家に興味があれば、リヨン美術館へ。もともと17世紀に修道院として使われていた建物を美術館として利用しています。また、15世紀以降、絹織物で栄えた町リヨンの織物歴史博物館には、マリー・アントワネットが発注した寝室のカーテンやベッドカバーなどが展示されています。
 リヨンは美食の町としても知られています。市内には1000店以上のレストランやブラッスリーが営業しており、日本でもよく知られたポール・ボキューズのミシュラン3つ星レストランもこの町にあります。新鮮な食材を売るマーケットが毎日、50以上もたつのもリヨンならでは。ローヌ・アルプ地方は一大ワイン産地です。ボジョレワイン(11月第3木曜に解禁)が醸造されるボジョレ地区は同地方北部にあるマコンからリヨンまでの約50kmに広がります。チャンスとタイミングがあえば、ぜひ2011年のボジョレ・ヌーボーをお楽しみください。