ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2010-03-22 22:18:56 |
新刊書籍のご案内
西尾克三郎 ライカ鉄道写真全集VIII ネガ番号 965より1199 および同時期の名刺判ネガ CG5−10よりCG5−16まで 昭和12年7月20日より 昭和12年7月28日まで 目次 VIII−1 北海道 樺太の旅(10)−豊真線を越えて 5 VIII−2 北海道 樺太の旅(11)−真岡の機関車たち 40 VIII−3 北海道 樺太の旅(12)−再び北海道周遊へ旭川 74 VIII−4 北海道 樺太の旅(13)−道東の機関車を訪ねて 84 VIII−5 北海道 樺太の旅(14)−室蘭の石炭埠頭 98 VIII−6 北海道 樺太の旅(15)−洞爺湖電鉄と寿都鉄道 136 VIII−7 北海道 樺太の旅(16)−面館と大沼公園 158 VIII−8 北海道 樺太の旅(17)−朝の青森機関区 186 付録−参考写真・地図 同年代の樺太,北海道で旅程の近隣に居た車輌など 193 第VII巻 補遺・訂正 200 西尾克三郎 鉄道写真撮影メモ 202 待望の「北海道,樺太撮影旅行」後編が遂に登場! この本を持たずに日本の鉄道は語れない 西尾克三郎ライカ鉄道写真全集第8巻でも氏の戦前における撮影旅行のうち,最も長途となった昭和12年7月の北海道,樺太旅行の後半がいよいよ登場します.大型写真に拡大することによって見えてきた戦前昭和のわが国鉄道の実相,まさに輸入古典蒸機の王国のような当時の北海道,列車写真や情景写真で初めて立体的に紹介される樺太のループ線などがきっと貴方の目を瞠らせることでしょう.樺太の鉄道情景は戦後旧ソヴィエト連邦への移譲によって鉄のカーテンの彼方に消え去っただけに一般社会史としても大変に貴重な一級資料です. 皆さんはキャビネ暗箱の写真を褒めてくれるが 自分としてはこの戦前のライカの分は 時代の移りかわりを意識して撮ったつもりもあり 写真芸術的な工夫も多少はしているので いちばん愛着があるように思う… 芦屋市楠町の自宅でライカのネガ・アルバムを見せながら 第1刷発行 : 2010年3月15日 総合製作 : 松本謙一(日本文化リサーチ) 装傾オリジナル ・デザイン: 小田恵子 レイアウト : 小畠由利子(日本文化リサーチ) 進 行 : 小畠浩誉(日本文化リサーチ) 画像製作 : 脇 雅恵 印 刷 : 昭栄印刷株式会社 出 版 : 株式会社エリエイ プレス・アイゼンバーン URL:http://www.etrain.jp 定 価 : 7,980円(本体7,600円) 図書符号 : ISBN978-4-87112-428-7 [本編中の珍しいカットの例] 樺太庁鉄道キハ2100形昭和10年型車体 樺太庁豊真線の中央山脈越えと宝台ループ線の上下両方の眺め 旧北海道炭礦鉄道客貨車の現役車や廃車体 樺太庁鉄道No.1ロジャース製サドルタンク機の後方や上面 樺太庁鉄道No.1はクック製ではない! 決定的証拠 海上から見た稚内港北防波堤と稚泊連絡船亜庭丸 全盛期の旭川市街軌道営業車全形式登場 19輌編成!十勝鉄道軽便線の長大列車 謎の機関車“ランケンハイマー”現存する戦前唯一の写真? 9040形代表的2形態 室蘭石炭埠頭に9200形大活躍 日本製鋼所ヴァルカン・アイアン製サドルタンクの前後面 超短命,洞爺湖電気鉄道の営業中 木造中型丸屋根,“ナロネロ”格下げのナロハ11600形など木造客車の貴重写真多数を解明 伝説の重連,函館本線急行1列車のC55流線型+C51 ダブル・ポール時代の函館市電300形 プロイセンの香りそのままの国産機,6750形など 西尾克三郎 ライカ鉄道写真全集とは…… 日本の鉄道が世界の最先端水準に躍り出た戦前昭和の鉄道黄金時代の国鉄から大手私鉄電車,市電まで,主力機関車から古典蒸機,地方小私鉄まで華麗な一大絵巻を西尾克三郎氏撮影の35mm判全作品で再現する壮大な試みです. 第II・V巻 定価:各5,670円(本体5,400円) 第I・III・VI・VII巻 定価:各6,930円(本体6,600円) 講IV巻は品切れ中です. (荷造送料各450円) 本書のまとめ方 ■多くの愛好家の研究に供するため被写体と構図が全く重複するものを除いて全作品を掲載した. ■各作品には作者が整理・付番してフィルム及び、ネガ・アルバムに書込んだネガ番号を添え,ライカ判はL,名刺判はCGを冠した. ■車輌は車番の特定できるものは示し,特定できないものは形式名を示して,“○○形”で表示した. ■撮影場所については駅構内は駅名を,途中区間は前後駅名を併記し,列車が通過してきた駅を先に,これから向かう駅を後に記すことによって画面における駅の左右関係を示した. ■撮影年月日は記録のあるものはそれに従い,記録のないものについては,前後のネガ番号で記録のあるもの,その他キャビネ判など同時期の撮影のもの,また画面の中に見いだし得る歴史的な変化から時期の幅を最小に絞り込むように努力した. ■作品の配列は原則としてネガ番号順としたが,同日あるいは一連の撮影の中では各見開きごとの観賞性も重視しバランスを考えた配列とした. ■各章は巻数を示すローマ数字と組合わせて付番した. ■鉄道会社名,路線名,車輌形式名,車輌基地名,駅名は各作品の撮影された時点のもので表示した. ■鉄道省の機関車については,その所属する車輌基地名を当時鉄道省が定めた略号を()の中に入れることで示した.第VIII巻に登場したものは以下の通りである. (旭)旭川機関区 (帯)池田機関区帯広支区 (釧)釧路機関区 (室)室蘭機関区 (万)長万部機関区 (築)小樽築港機関区 (函)函館機関区 (青)青森機関区 本書に収録した作品に使用されたカメラおよびレンズ ライカA エルマー3.5 50ミリ ライカD エルマー3.5 50ミリ ヘクトール4.5 135ミリ スーパー・イコンタ テッサー4.5 調査協力 池田健二 池田裕 佐々木豊 高桑靖之 竹内正直 豊島弘通 前川通泰 百井昌男 |
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