NEWS RELEASE:全般      3
No.8378 【東武G】日光市街地〜中禅寺温泉:路線バスで宅急便輸送2/20〜
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-02-12 23:37:35
TOBU NEWS RELEASE
東武鉄道株式会社

                          2025年 2月12日



  東武グループとヤマト運輸が連携し、栃木県日光エリアで
   路線バスの「客貨混載」を2月20日より開始します!

 〜日光市街から中禅寺温泉エリアへ、路線バスで宅急便を輸送します!〜


                             東武鉄道株式会社
                           東武バス日光株式会社

 東武鉄道(本社:東京都墨田区)のグループ会社である東武バス日光株式会社(本社:栃木県日光市、以下「東武バス日光」)はヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区、以下「ヤマト運輸」)と連携し、環境負荷低減の取り組み等の一環として、2025年2月20日(木)より、栃木県の東武日光駅と中禅寺温泉バスターミナルを結ぶ路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始します。

 この取り組みは、東武グループにおける「国際エコリゾート日光」の価値を最大化していくため、地域での連携によるエリア価値向上の一環と位置づけており、また栃木県日光市が2024年3月に制定し、事業者が脱炭素の推進に貢献する行動に積極的に取り組むとした「日光市地域循環によるゼロカーボンシティ実現条例」に資するものと考えております。
 ヤマト運輸は、同社営業所のある日光市街と中禅寺湖周辺等の奥日光エリアを1日に複数回往復していることから、本事業では、配送経路とバス路線が重複する東武日光駅から中禅寺温泉バスターミナル間において、路線バス網と路線バスの貨物スペースを有効活用し、客貨混載とすることで、ヤマト運輸の集配車両の走行距離削減による温室効果ガス排出量の削減を実現します。

 引き続き他の時間帯や路線での事業検討を行っていくととともに、環境等の社会課題、高齢化や過疎化が進む地域等における課題解決、また地域活性化に取り組んでいきます。


            客貨混載の取り組み概要

1 開始日
 2025年2月20日(木)〜通年実施

2 ねらい
 路線バスの貨物スペースを活用し宅急便を輸送することで、バス路線の新たな収益源とし、生産性向上を図ります。また、ヤマト運輸の集配車両の走行距離削減による温室効果ガス排出量削減に貢献する取り組みを推進することで、歴史・文化・伝統・自然が共生する「国際エコリゾート日光」としての認知向上、ブランド力強化の一助としていきます。

3 対象路線バス
 東武バス日光路線バス(東武日光駅〜中禅寺温泉〜湯元温泉間)の東武日光駅 15:13発→中禅寺温泉 15:58着、16:03発→湯元温泉 16:38着の1便

4 積載区間
 東武日光駅前駐車場(栃木県日光市松原町)
  ↓約17.5 km 
 東武バス日光中禅寺温泉バスターミナル(栃木県日光市中宮祠)

5 積載場所
 バス車両貨物スペース
 ※バス車両の改造等は実施しておりません。

<参考>
    日光市地域循環によるゼロカーボンシティ実現条例について

 栃木県日光市は、脱炭素と地域が抱える課題の双方を解決し、持続可能な地域を目指しています。そのためにあらゆる地域資源を最大限に活用し、地域経済と社会を循環させていくとしています。2024年に制定したこの条例では、脱炭素の推進や地域資源の有効活用を基本理念に定め、市、市民、事業者及び観光旅行者その他の滞在者が一体となってゼロカーボンシティ実現を目指しています。


日光市長 粉川昭一氏 コメント
当市では、ゼロカーボンシティ実現に向け、行政、民間企業、市民、滞在者が一体となった取り組みを進めています。今回の取り組みは、二酸化炭素排出量削減による環境負荷の軽減につながると同時に、業務用車両の減少はいろは坂の渋滞対策にもつながる取り組みであります。今後も、この取り組みをきっかけとして、企業間連携やシェアリングエコノミーの推進が全市的に広がり、「ゼロカーボンシティ日光」の実現に資することを期待しています。


                                  以 上
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 807×620(40%表示)