ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-11-20 21:42:56 |
JR News ミライ
JR西日本グループ Release もっとつながる。未来が動き出す 2024年11月20日 島 根 県 江 津 市 西日本旅客鉄道株式会社 島根県江津市における持続可能な地域社会の構築に向けた オンデマンド交通・ MaaS実証事業の実施について 西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:長谷川一明)(以下、JR西日本)は島根県江津市(以下、江津市)とともに、2024年12月より「オンデマンド交通・ MaaS実証事業」(以下、本実証事業)を開始します。 江津市では、公共交通の縮小、移動手段の不足や人口減少に伴い、住民の生活利便性の低下や観光客の移動制限、地域経済の縮小という課題が発生しており、「移動手段の確保」と「地域の活性化」を同時に達成する新たな取り組みが求められています。そこで、本実証実験を通じて、これらの目的を達成するための課題抽出と新たな解決策の構築に同市と連携して取り組みます。 今後ともJR西日本はインフラサービスのプラットフォーマーとして、「持続可能な地域社会の構築に貢献する」ために、地域課題に向き合いながら、地域経済に循環が生まれ成長につながり、将来世代の豊かな暮らしの実現につながる「公共交通に留まらない多様なソリューション」を提案し続け、地域のみなさまとともに取り組んでまいります。 1.実証実験の期間 2024年12月2日〜2025年3月末(予定) 2.実証事業の内容 @AIオンデマンド交通システムの導入(詳細は別紙1参照) ・地元交通事業者による日中のオンデマンド交通(株式会社REA社システム)の提供 運行エリア:江津市交通空白地 黒松、波積、都治、浅利、松平(川平町を除く) 運行期間:2024年12月2日〜2025年2月28日 ※2024年12月28日迄は無料運行 ・デジタルチケット販売プラットフォーム「まちのヲトモパスポート」において定期券販売を初めて実施します Aキャッシュレス決済の導入 オンデマンド交通ならびに江津市生活バス車内でのICOCA等交通系ICを含むキャッシュレス決済の促進 Bデータ連携と活用 ・オンデマンド交通の予約状況と、デジタルチケットの販売状況等のデータ活用 ・需要予測等に資するデジタルマーケティングの実施 3.今後の取り組み(予定) 近隣自治体と連携を深め、同生活圏の近隣自治体へのサービス拡大を図るとともに、地域の自家用車・一般ドライバーを活用した運行実証や移動支援事業の効率化、そして、持続可能な地域社会づくりを目指してまいります。 @時間的空白解消に向けた運用改善 (ア)時間帯に応じた運行体系の構築 ・交通事業者によるオンデマンド交通の安定運用(日中) ・一般ドライバーによる運行の拡充(夜間・イベント時) (イ)ドライバー確保と育成 ・一般ドライバーの継続的な募集活動 ・ドライバー向け説明会・研修プログラムの実施 A移動支援事業の効率化 (ア)移動支援事業のデジタル化 ・移動補助事業の電子申請の受付 ・移動補助事業のデジタルチケット、コード付物理チケットによる補助額算出・管理の効率化 Bその他 (ア)利用促進とサービス改善 ・利用データの分析に基づくサービス改善とニーズへの対応 ・MaaSアプリ「WESTER」や「WESTERポイント」等との連携強化によるシームレスで個客体験価値の高い予約・決済の実現 (イ)地域経済との連携 ・地域イベントや観光スポットとの連携による交通需要の創出 ・地元企業や商店との協力による地域経済活性化の取り組み (ウ)持続可能な運営体制の構築 日本版MaaSの理念に則り、地域公共交通とJR西日本が提供する多様なソリューションを1つのサービスとしてデジタルを活用して提供し、データ連携・利活用等により、地域のみなさまとともに、地域課題の解決に向けて取り組みを進めて参ります。 |
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