ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2023-12-02 03:33:28 |
2023年12月1日
株式会社JR西日本イノベーションズ 「JR 西日本グループイノベーション&チャレンジデイ 2023」にて、 JR西日本グループとスタートアップ企業をつなぐ課題先行型ピッチイベント(リバースピッチ)を開催します。 西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:長谷川 一明)主催の 「JR西日本グループ イノベーション&チャレンジ デイ2023」において、株式会社JR西日本イノベーションズ(本社:大阪市、代表取締役社長:川本 亮)が、課題先行型マッチングイベントを開催します。 「JR西日本グループ イノベーション&チャレンジ デイ2023」WEBサイト (https://www.jrw-inv.co.jp/business/icd/) JR西日本グループが抱える課題を提示し、スタートアップ企業から解決策を募り、協業を推進するマッチングイベントです。 初開催となる今回は、鉄道の運行やメンテナンス、物流に関する課題に対する解決策を募集いたします。 「JR西日本グループ中期経営計画2025」「長期ビジョン2032」の実現に向け、本イベントの開催などを通じ、スタートアップ企業との協業を加速してまいります。 ▼「課題」は以下の通りです。(状況によって内容が変更される能性があります) 運輸部 列車ダイヤの作成、信号設備配置計画の策定、運行管理システムの開発・管理、乗務員・指令員に対する教育、ヒューマンエラー防止対策の実施などの業務を行っています。 【IT活用による鉄道運輸業務の最適化】 〇ドア誤扱い防止装置の改良 ・ドア誤扱い防止:列車から発する音波がホームに反射することをセンサーで捉えることで、ホームが存在しない場合の開扉を防止 ・解決したい課題:音波を発する装置よりホームが低く反射が発生せず、ホームの存在を検知できない場合がある。音波の反射以外の方法でホームの存在を検知したい 〇回送列車内のお客様の残留検知 ・解決したい課題:車庫へ列車を回送する際、車掌が車内の巡回により確認している残留するお客様の有無をカメラやセンサーなどの技術で自動検知したい 〇ホーム上のお客様と列車の衝突防止 ・解決したい課題:ホーム上のお客様と列車が衝突する事故などを防ぐための物体検知・ヒト検知による事故防止、ホーム上の旅客接近検知 等 施設部 線路・トンネル・橋梁などの土木構造物・建築物・駅内の機械設備といった鉄道基盤のメンテンス業務を行っています。 【IT活用による鉄道現場業務の効率化】 〇「レールの異常を管理する業務の効率化」 ・探傷車:レールに発生した傷によるレール折損を防止するため、超音波を用いたレール探傷検査を行える大型の作業車 ・ミニ探査機:探傷車で異常を検知した現地において、レールを挟み込む形の機器を手動で動かし、音波を当て詳細なデータを取得 ・解決したい課題:探傷車から抽出されたデータから異常を検出し、そのレベル分けを自動判定したい。手動で動かしているミニ探査機をレール上で自動で移動させたい 株式会社ジェイアール西日本マルニックス JR西日本グループ唯一の物流会社として鉄道資材の保管・配送、駅ビル商業施設の館内物流、主要駅でのお客様手荷物一時預かりなどの物流事業を行っています。 物流における配送や保管にかかわる稼働・予約状況を見える化し業務を効率的に行う技術 【物流DXによる業務効率化】 ・解決したい課題:物流センターにおける荷物の保管・入出庫などの状況を見える化し、システム等の導入により業務の効率化を図りたい ・解決したい課題:駅での手荷物の一時預かりや駅〜ホテル間の手荷物配送サービスなどの稼働状況を見える化し、予約業務などをシステム導入により効率的の効率化を図りたい ▼リバースピッチの概要 開催日:2023年12月12日(火) 時 間:14:30〜16:30 場 所:グランフロント大阪北館B2Fコングレコンベンションセンター 対 象:上記課題に関連する技術・ソリューションを有するスタートアップ 申 込:記載のURLより https://miceform.jp/icd2023/application/ 主 催:株式会社JR西日本イノベーションズ ▼協業までの流れ @〜12月末応募 A〜1月末:スタートアップからのご提案(ピッチ) B2月〜:マッチングの検討(JR西日本イノベーションズ) C3月〜:PoC実施、効果検証 ※状況により、スケジュールは多少前後する可能性がございます |
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ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-02-22 03:58:53 |
2025年2月21日
西日本旅客鉄道株式会社 株式会社JR西日本イノベーションズ 株式会社HACARUS 株式会社HACARUSとJR西日本 「課題先行型マッチングイベント(リバースピッチ)」発! AIを活用したレール探傷車エコー画像の自動判定システムの共同開発に着手 株式会社JR西日本イノベーションズ(大阪市北区、代表取締役社長 川本亮)が昨年度に開催した「JR西日本グループ イノベーション&チャレンジデイ」のリバースピッチでは16社よりご応募いただき、そのうち4社を採択し、協業の可能性を探るべく実証実験を進めてまいりました。 その結果、株式会社HACARUS(京都市中京区、代表取締役CEO 染田貴志、以下「HACARUS」)と西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、代表取締役社長 長谷川一明、以下「JR西日本」)は、AIを活用したレール探傷車※エコー画像の自動判定システムの共同開発に着手いたします。 <開発内容> JR西日本ではレール内部に発生した傷の状態を把握するため探傷車を走行させており、傷の状態を示すエコー画像を取得、確認することで、大きな損傷の発生を未然に防いでいます。しかし、測定で出力される膨大な画像を技術者が目視で判断しているため、多くの労力を要するとともに、熟練した技術が必要でした。 HACARUSは、少量のデータからの特徴量抽出に優れ、解釈性の高いスパースモデリング技術を所有しており、この技術をAIに応用することで幅広い業種・業態の課題解決を実現しております。 昨年10月に実施した実証実験では、100枚程度の教師画像を用いて、HACARUSが開発したAIシステムにて検証を行った結果、高精度でレール傷を検出することが確認できたとともに、クリアすべき課題等を把握することもできました。今後は教師画像数を増やし、AIシステムの構築・運用改善を繰り返し行うことで、実用化に向けて取り組んでまいります。 ※レール探傷車とは、超音波を利用してレール内部の見えない傷を検出するための車両 <JR西日本グループについて> JR西日本グループは、「私たちの志」と「長期ビジョン2032」を掲げ、その実現に向けて、様々なパートナーの皆様と共に新たな挑戦を続け、イノベーションを推進しております。 <HACARUSについて> 『未来を造る人に 次世代の「はかる」を』というミッションを掲げ、少ないデータで、抜本的な問題解決につなげる「AIソリューション」を提供しています。2014年の設立から数多くの企業の問題解決に貢献してきた経験と独自の技術力で、人の知見を資産化し、オペレーションの効率化・省人化を成功させます。データの取得から既存システムとの連携までを一貫して支援し、人間とAIが共存する未来の実現に取り組んでいます。 会 社 名 株式会社HACARUS 所 在 地 京都市中京区高宮町206御池ビル8階 代 表 者 代表取締役CEO 染田 貴志 設 立 2014年1月 事業内容 製造業、建設業、インフラ領域におけるDXを実現するAI製品・ソリューションを提供 企業URL https://hacarus.com/ja/company/ 会 社 名 西日本旅客鉄道株式会社 所 在 地 大阪市北区芝田二丁目4番24号 代 表 者 代表取締役社長 長谷川 一明 設 立 1987年4月 事業内容 運輸業/流通業/不動産業/その他 企業URL https://www.westjr.co.jp/ 会 社 名 株式会社JR西日本イノベーションズ 所 在 地 大阪市北区梅田3-2-123(Compass Offices INOGATE 大阪 10階) 代 表 者 代表取締役社長 川本 亮 設 立 2016年12月 事業内容 コーポレートベンチャーキャピタルの運営業務 新規事業創出および事業運営業務 企業URL https://www.jrw-inv.co.jp/ |
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