NEWS RELEASE:全般      3
No.7950 【鉄道博物館】10/14-1/29「大機関車展〜日本の鉄道を引っぱった勇者たち〜」
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2023-09-30 00:18:01
鉄道博物館
THE RAILWAY MUSEUM                     2022年 9月27日
                              鉄 道 博 物 館

            鉄道博物館 企画展
  「大機関車展〜日本の鉄道を引っぱった勇者たち〜」の開催について


○1872(明治5)年10月14日に新橋〜横浜間に日本初の鉄道が開業して以来、日本の鉄道は長きにわたり、機関車が客車や貨車をけん引する輸送形態が主流でした。

○本展では、昨年10月より当館で常設展示を開始したEF58形61号電気機関車をはじめ、国鉄の電気機関車やディーゼル機関車を中心にその歴史と活躍を振り返ります。

○電気機関車やディーゼル機関車に関する貴重な写真や、初公開となる国鉄時代の車両計画に関する資料などを紹介する見どころ満載の企画展です。また、本展開催にあわせて様々な特別イベントを開催します。


1 会 期 2023年10月14日(土)〜2024年1月29日(月)

2 会 場 鉄道博物館 本館2F スペシャルギャラリー1

3 入場料 無料 ※入館料のみでご覧いただけます。
 【入館料(税込み)】
 ┌─────────┬────┬────┬───┐
 │         │ 一般 │小中高生│幼 児│
 ├─────────┼────┼────┼───┤
 │前売料金(前日まで)│ 1,230円│ 510円 │ 210円│
 │   当日料金   │ 1,330円│ 620円 │ 310円│
 └─────────┴────┴────┴───┘
※幼児は3歳以上未就学児。
※スムーズにご入館いただくため、鉄道博物館ホームページよりオンライン入館券の事前購入、もしくは指定のコンビニエンスストアでの入館券の事前購入にご協力ください。なお、障害者手帳等、各種利用券等をお持ちの方は事前に入館券をご購入いただく必要はございませんので、直接当館へお越しください。

4 主 催 鉄道博物館

5 後 援 東日本旅客鉄道株式会社
      さいたま市

6 展示内容
第1章 機関車から電車・気動車へ
 1872(明治5)年の鉄道開業以降、日本の鉄道は機関車が客車や貨車をけん引する運転方式が主流でした。しかし、日本の鉄道の線路条件では重量のある機関車を使った運転方式よりも、動力を各車両に分散して重量を平均化できる電車や気動車の方が適しており、国鉄は1960年以降、各線の電化やディーゼル化を進めました。1960年代後半には、電車や気動車が旅客輸送の主体となり、現在では、JR東日本管内において機関車の引く定期旅客列車はなくなっています。
 本章では、蒸気機関車、電気機関車、ディーゼル機関車のエネルギー効率や運用面の特徴を比較しながら、日本の鉄道の運転方式の変遷を紹介します。

第2章 日本の機関車
 国鉄時代の蒸気機関車、電気機関車、ディーゼル機関車のあゆみや、歴史的な特色を紹介します。

〇蒸気機関車
 鉄道創業期の1号機関車から始まり、日本の鉄道の使用条件に合わせた標準機であるD51形やC57形、そして日本の蒸気機関車の最後を飾ったC62形など、日本を代表する蒸気機関車を紹介します。

〇電気機関車
 大正期に海外からサンプルが輸入された電気機関車は、国産化への努力の結果、昭和戦前期には直流電気機関車の基本技術が確立されました。戦後は商用周波数での交流電化が実用化されて、技術的に大きく発展しました。こうした電気機関車の性能向上や、新幹線の実現など、のちの日本の鉄道の発展に影響を与えた出来事について紹介します。

〇ディーゼル機関車
 蒸気機関車の置き換えとして、当初は外国製エンジンを使用した電気式ディーゼル機関車が開発されました。しかし、あくまでも国産技術を確立させたいという国鉄の方針により、国産エンジンと変速機を用いたディーゼル機関車が実用化され、蒸気機関車は廃止されました。ディーゼル機関車の開発により、国鉄経営の近代化を進める動力近代化計画が達成されていく姿を紹介します。

第3章 機関車黄金時代
 本章では、戦後を中心に機関車が日本の鉄道の主役として君臨し、各地の旅客列車や貨物列車の先頭に立っていた「機関車黄金時代」を、写真を中心に振り返ります。

第4章 今を生きる機関車
 JR東日本をはじめ現在でも各地で活躍する機関車に焦点をあてます。さらに、「SLばんえつ物語号」として活躍するC57形180号機の全般検査の様子を紹介します。

第5章 EF58形のあゆみと“ロイヤルエンジン”61号機
 2022(令和4)年10月30日に当館で保存・展示を開始したEF58形61号機を中心にEF58形のあゆみを紹介します。また、当館展示の他の機関車についても紹介します。

資料編 電気機関車・ディーゼル機関車大全集
 当館所蔵の写真、図面、大型模型、ナンバープレートなどを紹介します。


7 特別イベント
 企画展開催にあわせ、特別イベントを開催します。

(1)学芸員による企画展ガイドツアー
 担当学芸員と一緒に企画展や車両ステーションを巡りながら、企画展の解説をお聞きいただけます。てっぱく大学(毎週土曜日開講)の一環として開催します。

■日  時 2023年10月28日(土)、12月9日(土) 13:00〜14:30
■場  所 本館1F 車両ステーション
      本館2F スペシャルギャラリー1
■定  員 20名程度(先着順)
■参加方法 開始5分前に本館2Fスペシャルギャラリー前へお集まりください。

(2)展示用機関車模型公開
 本展開催にあわせて新たに製作した、縮尺1/20の展示用大型機関車模型を公開します。当館での機関車模型の新規製作は約50年振りとなります。担当学芸員による模型製作過程の紹介や機関車の解説もお聞きいただけます。
■日  時 2023年11月5日(日)14:00〜15:00
■場  所 本館2F スペシャルギャラリー前
■定  員 20名程度(先着順)
■参加方法 開始5分前に本館2F スペシャルギャラリー前へお集まりください。
 ※模型公開後は、本展開催期間中、企画展会場にて展示いたします。

(3)EF58形61号電気機関車へのヘッドマーク・お召飾りの掲出
 EF58形61号電気機関車にゆかりのヘッドマークやお召飾りを掲出します。
■期  間 2023年10月14日(土)〜2024年3月31日(日)
■掲出スケジュール
 ┌──────────────────┬───────────┐
 │       掲出期間       │     種類     │
 ├──────────────────┼───────────┤
 │2023年10月14日(土)〜10月30日(月)  │ヘッドマーク「つばめ」│
 │2023年11月1日(水)〜11月20日(月)  │ホームページ、SNS等で │
 │2023年11月22日(水)〜12月11日(月)  │順次お知らせします。 │
 │2023年12月13日(水)〜12月28日(木)  │           │
 │2024年1月2日(火)〜3月31日(日)予定│お召飾り       │
 └──────────────────┴───────────┘

(4)EF58形61号電気機関車 気笛吹鳴
 EF58形61号電気機関車の気笛を鳴らします。現役当時と同じ音色をお聞きいただけます。
■日  時 2023年10月14日(土)、12月24日(日)、12月25日(月) 12:00〜
■参加方法 どなたでもご見学いただけます。
      ※気笛は1回のみ鳴らします。

※イベントの詳細は、以下にて順次お知らせいたします。
 鉄道博物館ホームページ(https://www.railway-museum.jp/
 公式Facebook(https://www.facebook.com/teppaku
 公式Instagram(https://www.instagram.com/railwaymuseum/
※告知内容は予告なく変更、または中止となる場合がございます。
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
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