ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2020-04-17 21:53:48 |
株式会社電気車研究会
鉄道図書刊行会 http://www.tetsupic.com 鉄道ピクトリアル THE RAILWAY PICTORIAL(c) 鉄道ピクトリアル5号別冊 雑誌06412-5 (L)-6/10 特別定価1590円[本体価格1445円] 2019年10月号別冊 アーカイブスセレクション42「国鉄急行列車変遷史 東海道・山陽線」 今回の別冊アーカイブスセレクションは,本誌で1978年から1996年にかけて長期に連載された「国鉄急行列車変遷史」の中から,連載初回となる1978年2月号(No.344)〜1980年6月号(No.376)の29回に亘った東海道・山陽線のパートを再掲したものである.「国鉄急行列車変遷史」は国鉄における旅客運輸史の視点から準急・急行・特急の優等列車の移り変わりをまとめることを目的にスタートした連載記事で,1972年2月号(No.261)〜1976年4月号(No.313)に連載され未完となっていた「国鉄急行列車愛称変遷史」をバージョンアップして構成されたもので,筆者は趣味人として当時国鉄運輸史研究の第一人者であった大久保邦彦氏を中心に,今も鉄道趣味・研究に活躍されている三宅俊彦氏,曽田英夫氏,寺本光照氏の同好の士が集まり,分担して執筆する構成であった. 連載開始にあたっては東海道・山陽・東北・常磐・奥羽・羽越・上信越・日本海縦貫・中央・総武・房総および関西・紀勢の順に記述される予定で,4年間に亘る連載を見込んでいたが,あまりに連載が長期に及び,執筆陣の諸状況等も変化し,上信越線までは完結したものの,結局所期の目的は達せず,1996年12月号(No.630)の日本海縦貫線の中途で連載打ち切りとなっている.今回,そうした中から上記のとおり東海道・山陽線に限定し,新たに関連の写真を挿入するとともに,原文の誤植等をできる限り修正して再構成した次第である. 執筆を4氏が分担されているため,必ずしも表現内容が統一されているとは言えないが,官設,山陽鉄道に始まる明治期から,昭和戦前,戦中,戦後を経て,山陽新幹線博多開業に至る国鉄急行列車の過程が凝縮して描かれており,往時の時刻表を基として大小のダイヤ改正はもとより,列車の編成形態,各々の列車について細かな時刻修正を丹念に追った記録は貴重であり,その価値はきわめて高いと思われる.鉄道趣味は一般的に車両興味が中心であり,運輸から概観した列車史をまとめた文献は多くなく,東海道・山陽線における往年に列車運行の回想とともに,鉄道興味促進の一助になれば幸いである.(編集部) 東海道・山陽線を彩った花形列車…………………………………………… 1 I 概説〔戦前編〕 1 長距離「急行」列車の始まり ………………………………………… 7 2 「最大急行」列車の登場 ………………………………………………10 3 特別急行列車の創設 ……………………………………………………12 4 3等特別急行列車創設 …………………………………………………14 5 戦前の黄金時代 …………………………………………………………18 6 戦中時代 …………………………………………………………………21 II 概説〔戦後編〕 1 戦災復興ダイヤ …………………………………………………………26 2 特別急行列車復活 ………………………………………………………27 3 近代化時代 ………………………………………………………………33 4 東海道新幹線開業 ………………………………………………………45 III 戦後の運転系統別変遷史 1 東京−山陽間 ……………………………………………………………60 2 東京−関西間 ……………………………………………………………67 3 新幹線 ……………………………………………………………………84 4 関西−山陽,赤穂・呉線 ………………………………………………99 5 東京−東海−関西間,東海道支線 ………………………………… 120 付章 1964年3月特急・急行・準急電車運用図ピックアップ …………… 154 |
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