ほりうち(ccbu8181) 2017-12-29 18:29:19 |
ユーレイルパスなど欧州の鉄道パスを日本に輸入している総代理店「レイルヨーロッパジャパン」の月刊ニュースの2017年12号の内容をご紹介します。旅行代理店向けのニュースですが、ヨーロッパの鉄道きっぷ・鉄道旅行商品についての情報が満載ですので、皆様に紹介させていただきます。
「旅のヒント」では、ベルギーとフランスを鉄道でめぐる美食の旅「大人女子のフレンチ・バカンス」を紹介しています。 ///鉄道フォーラム リリース文入力担当 堀内 聡/// レイルヨーロッパ ジャパンニュース 2017年12月 2017年第12号(12月22日発行通巻第203号) 発行:RAIL EUROPE JAPAN 《今月のニュース》 ●ICEのベルリン〜ミュンヘン線、運行時間が大幅短縮へ ●フランス-スペイン高速列車、180日前から予約可能へ ●鉄道パスの2018年新料金情報(ブリットレイルパス、ユーレイルパス) ●シーニゲプラッテとピラトゥスは50%割引きに、スイストラベルパスの無料適用範囲変更で ●フランス国内主要TGV駅ホームへの入場ゲート、グループ対応 ●夜行列車ナイトジェット、ローマ〜ミュンヘン/ウィーン線は19時ルール適用 ●プラットフォームへの入場ゲート設置、アムステルダム中央駅 ●ユーレイルパスとブリットレイルパスのキャンペーン! ●ヨーロッパの鉄道や街を紹介するテレビ番組 インスタ始めました! _raileuropejapan 《 Pick Up!》 ヨーロッパを代表する高速列車内の様子を写真でご紹介 《お知らせ》 ●「ヨーロッパ鉄道カタログ2018」、間もなく完成 ●日本語版「スイストラベルシステム2018」申込み受付け開始 ●一般消費者向けメルマガ会員のご登録について 《旅のヒント》 ●鉄道でまわる、美食の国ベルギー&フランス、大人女子のフレンチ・バカンス カナディアンネットワーク 内田智恵さん Rail Europe Japan Official site: http://www.raileurope.jp Facebook: http://www.facebook.com/raileurope.jp ヨーロッパ鉄道旅行ガイド: http://www.railguide.jp 本年もレイルヨーロッパジャパンをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。2017年の欧州レイル業界は、今までの厳しい状況を少しだけ脱出した一年だったように感じます。まだまだ先行きが心配ではありますが、FIT化が追い風となり、このままのぼり調子になってほしいと願うばかりです。 とはいうものの、2017年無事に幕を閉じることができますのも、ひとえに皆様のご支援・ご協力の賜物と感謝しております。まずは御礼を申し上げると共に、設立20周年へ向けて、鉄道商品のさらなる販売促進のため、今後も皆さまと共に成長出来ますように邁進して参りますので、宜しくお願い申し上げます。 すでにご案内させて頂いておりますように、本年から来年にかけても欧州の鉄道に関しては、多くのトピックスが控えております。2017年はいくつもの新しい高速路線が開通し、さらに時短で快適な旅が約束されました。 2018年は、新たにユーレイルトルコパス、ユーレイルセルビアパスに加え、ユーレイルチェコ共和国-ポーランドパスが登場します。また、スイストラベルパスでは、シルトホルン山とシュタンザーホルン山へ無料でアクセス可能となり、、FIFAミュージアムへも無料で入場可能となります。 さらに鉄道網も日々進化を遂げており、7月にはパリ〜ボルドーが1時間以上短縮の2時間4分で、ベルリン〜ミュンヘンが約90分短縮、ゴッタルドベースントンネル経由でフランクフルト〜ミラノが直通運行となり、ますます南北へのアクセスが便利になりました。 2018年には、フランス国内はもちろんのこと、バイエルン州からバルト海へ2時間15分短縮、ドイツ〜チェコ間の高速路線かなど、着々と高速鉄道網の延伸が進んでおり、今後もヨーロッパの鉄道はさまざまな旅行者の要望に応えられるように、またツアーでも利用しやすく進化していきます。弊社もアウトバウンド拡大に向けて旅行業界の皆様のお役に立てるよう活動してまいります。 2018年も引き続き、レイルヨーロッパをご愛顧くださいますよう、お願い申し上げるとともに、皆さまのご健康とご多幸をレイルヨーロッパスタッフ一同、心より祈念いたしております。皆さま、良いお年をお迎えください。 レイルヨーロッパジャパンスタッフ一同 |
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ほりうち(ccbu8181) 2017-12-29 18:34:08 |
今月のニュース
ICEのベルリン〜ミュンヘン線、運行時間が大幅短縮へ ドイツの高速列車ICEは2017年12月10日から、ベルリン〜ミュンヘン区間(ニュルンベルク、エアフルト、ライプツィヒに停車)の所要時間を従来よりも90分短縮し、約4時間30分で結ぶようになりました。運行本数はほぼ1時間に1便。このうち、ICEスプリンターは計6便運行され、その所要時間は約3時間55分と、従来よりも最大2時間も短縮されることとなりました。ドイツの主要2都市間の移動がさらに便利になります。 フランス-スペイン高速列車、180日前から予約可能へ フランス・パリとスペイン・バルセロナやマドリッドを結ぶ、フランス-スペイン高速列車は今後、乗車の180日前からチケットの予約・購入が可能となりました。フランス-スペイン高速列車はパリ〜バルセロナ間を2階建てのTGVで、トゥールーズまたはリヨン〜バルセロナ間とマルセイユ〜マドリッド間はいずれもAVEが運行しています。 鉄道パスの2018年新料金情報(ブリットレイルパス、ユーレイルパス) 英国を鉄道で旅するのに最適なブリットレイルパスは2018年、3.4%の値上がりとなります。ただし、スコットランドを含むブリットレイルパスは料金据え置きです。 一方、ユーレイル1カ国パスは、一部料金が値下がりしています。1カ国周遊の同パスは、パスごとに料金レベルが設定されています。2018年は料金レベルがCからDへ下がったことで基本的に値下がりとなります。一方、ユーレイルフランスパスとユーレイルルーマニアパスは値上げとなります。詳しくは、GSAにお問合せください。 ───────────────┬──────────┬───────── 鉄道パス名 | 2018年 | 2017年 ───────────────┼──────────┼───────── ユーレイル ベネルクスパス | D (159.5ユーロ) | C (196.0ユーロ) ユーレイル フィンランドパス | D (159.5ユーロ) | C (196.0ユーロ) ユーレイル アイルランドパス | D (159.5ユーロ) | C (196.0ユーロ) ユーレイル イタリアパス* | D (159.5ユーロ) | C (196.0ユーロ) ユーレイル スロヴァキアパス | F (77.5ユーロ) | D (164.0ユーロ) ユーレイル ブルガリアパス | F (77.5ユーロ) | E (121.0ユーロ) ユーレイル クロアチアパス | F (77.5ユーロ) | E (121.0ユーロ) ユーレイル チェコ共和国パス | F (77.5ユーロ) | E (121.0ユーロ) ユーレイル フランスパス | B (225.5ユーロ) | C (196.0ユーロ) ユーレイル ルーマニアパス | E (122.5ユーロ) | F (88.5ユーロ) ───────────────┴──────────┴───────── * ユーレイルイタリアパスの料金変更は、2018年4月1日から、それまでは197.5ユーロ。 ** すべて「大人1等フレキシータイプ3日間有効」の料金です。 シーニゲプラッテとピラトゥスは50%割引きに、スイストラベルパスの無料適用範囲変更で 既報の通り、スイストラベルパス所持者は2018年から、シーニゲプラッテとピラトゥスへの登山列車やロープウェイには50%割引きでの乗車となります。ご注意ください。一方で、シルトホルン山(ピッツグロリア)、シュタンザーホルン山へと登るケーブルカーや登山列車などは、スイストラベルパス所持者は無料で乗車できるようになります。詳しくは、弊社GSAにお問合せください。 シーニゲプラッテは、アイガーやメンヒ、ユングフラウといった名山を正面で見ることができ、100年以上も前に開通したノスタルジックな雰囲気の登山列車が人気です。ルツェルンにも近いピラトゥス山は、世界一急勾配とされるラックレール式登山列車が人気です。 一方、2018年から無料でアクセスできるシルトホルンは、アイガーやメンヒ、ユングフラウをはじめ、ティトリスやリギなど中央スイスの山々まで絶景を望むことができます。ルツェルン湖の南側にあるシュタンザーホルンはアルプスの山々と点在するいくつもの湖を見渡す絶景が楽しめます。 フランス国内主要TGV駅ホームへの入場ゲート、グループ対応 既報の通り、フランス国鉄(SNCF)は、パリ・モンパルナス駅にプラットホームへの入場ゲート(=画像(C)NoriM)を設置していますが、グループ(団体)が、入場ゲートが設置されているTGV駅を利用する場合、TGV発車時刻の1時間前に必ず駅に到着し、インフォメーションデスクにて乗車の手続きをしなければなりません。その後、駅係員が入場ゲートまで案内します。 入場ゲートは、パリ・モンパルナス駅のほか、パリ・北駅、パリ東駅、パリ・リヨン駅、マルセイユ駅、ナント駅、レンヌ駅、リヨン・パーデュー駅、リヨン・ペラーシュ駅、ボルドー駅の各TGV駅に設置されます。各駅のプラットホームへの入り口のあたりに入場ゲートは設置されています。チケットに印字されているバーコードをゲートで読み取らせることで入場が可能となります。鉄道パスにはバーコードは印字されていませんが、座席指定券にはバーコードが印字されており、それをゲートで読み取らせるようにしてください。 時間的に余裕をもって駅に到着するよう、お客様にご案内ください。時間帯によっては、入場ゲートは大変混雑します。長い列ができていても、発車時刻になると、列車は出発し、TGVに乗り遅れるケースもあります。 夜行列車ナイトジェット、ローマ〜ミュンヘン/ウィーン線は19時ルール適用 夜行列車ナイトジェットのローマ〜ミュンヘン/ウィーン線は、ローマを18時58分出発し、通常ですと、鉄道パス利用者向けのお得な19時ルールは適用されませんが、目的駅に翌日4時以降に到着する同路線では19時ルールが適用されます。 19時ルールとは、19時以降に発車する夜行列車に乗る際、その夜行列車がその日に乗車する最初の列車であって、下車駅に翌朝4時以降に到着する直行便の夜行列車であれば、夜行列車の到着日のみを鉄道パスの通用日として記載できます。つまり、鉄道パスの通用日は1日のみの使用となります。 プラットフォームへの入場ゲート設置、アムステルダム中央駅 アムステルダム中央駅は2017年12月4日、入場ゲートが設置されました。これにより、駅プラットフォームへは鉄道チケットやトラベルカードなどを持っていないと入場できません。鉄道パス所持者は、パスカバーに印字されているバーコードを入場ゲートにかざしてプラットホームへと入場することになります。お客様には、早めに駅に到着するようおすすめください。 ショップやレストランなどへは、入場ゲートを通らなくてもアクセスできます。また、駅の反対側へ行く場合には、パッセージ(IJpassage, Amstelpassage)を通って移動できます。詳しくは、弊社GSAにお問合せください。 ユーレイルパスとブリットレイルパスのキャンペーン! 既報の通り、ユーレイルパスとブリットレイルパスのキャンペーンを実施中!通常よりも20%割引きでご利用いただけます。販売期間やご利用条件などの詳細は、弊社GSAへ、または弊社公式ウェブサイトで。ぜひお客様にもおすすめください。 ◎ユーレイルパス/オフピークキャンペーン キャンペーン内容:ユーレイルグローバルパス、ユーレイルセレクトパス(2カ国、3カ 国、4カ国)、ユーレイル1カ国パス(ギリシャアイランドパス含む) が20%割引き。 大人とユース向けの1等と2等が対象。 ※上記の大人向けパスを購入する際、同時に子供向けパスを予約す れば、大人1人に同伴する4歳以上12歳未満の子供(2人まで)が無 料。 購入期間: 2017年12月31日まで ※弊社公式サイトからは2017年12月27日まで 旅行(利用可能)期間:発券日から11カ月以内にヴァリデーションしなければなりません。 ご利用条件: 変更/払い戻しはできません。 ◎ブリットレイルパス/ローシーズンキャンペーン キャンペーン内容:ブリットレイルパス、ブリットレイルイングランドパス、ブリット レイルサウスウェストパス、ブリットレイルスピリッツオブスコッ トランドパスが20%割引き。大人、子供向けの1等と2等が対象。 ※上記の大人向けパスを購入する際、同時に子供向けパスを予約す れば、大人1人に同伴する5歳以上16歳未満の子供(1人)が無料。 購入期間: 2018年2月22日まで ※弊社公式サイトからは2018年2月20日まで 旅行(利用可能)期間:2018年2月28日まで ご利用条件: 通常の変更/払い戻し条件が適用されます。 ヨーロッパの鉄道や街を紹介するテレビ番組 ヨーロッパの旅の魅力を紹介する旅番組をご紹介します。すでにプログラムが発表になっているものについて記載しています。 ◎テレビ番組 タイトル:世界水紀行セレクション 太陽と情熱のアンダルシアスペイン・カディスからロンダまで 放送日:▼2017年12月24日(日曜18:00〜) タイトル:THE 世界遺産(TBS) ベストショット!2017年旅のすべて(39カ所の世界遺産全てを紹介) 放送日:▼2017年12月24日(日曜18:00〜) 空から見る地球 放送日:▼2018年1月7日(日曜18:00〜) エフェソス/トルコ 放送日:▼2018年1月14日(日曜18:00〜) ※12月31日は放送休止 タイトル:世界一周魅惑の鉄道紀行(BS-TBS) ♯208美味しい国ノルウェーベルゲン急行で行く世界遺産! 放送日:▼2017年12月25日(月曜20:00〜) タイトル:世界ふれあい街歩き(NHK BSプレミア) ドナウの真珠ブダペスト/ハンガリー 放送日:▼2017年12月26日(火曜20:00〜) ※2018年1月2日は特別編成のため休止 タイトル:小さな村の物語イタリア(BS日テレ) 第264回バローロ/ピエモンテ州 放送日:▼2017年12月23日(土曜18:00〜) 第265回マデーシモ/ロンバルディア州 放送日:▼2017年12月30日(土曜18:00〜) 第268回ピーニャ/リグーリア州 放送日:▼2018年1月6日(土曜18:00〜) 第266回プロチェーノ/ラツィオ州 放送日:▼2018年1月20日(土曜18:00〜) タイトル:世界の街道をゆく(テレビ朝日) 海と山を結ぶ歴史と文化の街道・イタリア(仮) 放送日:▼2018年1月8〜31日(月〜金曜20:54〜) タイトル:地球絶景紀行(BS-TBS) ♯376世界遺産3つの物語 放送日:▼2017年12月27日(水曜21:00〜) タイトル:岩合光明の世界ネコ歩き(NHKBSプレミアム) 放送日:金曜22:00〜 タイトル:世界の車窓から(テレビ朝日) 放送日:毎週月・火曜23:10〜 タイトル:「2度目の旅」シリーズ 放送日:火曜20:00〜(最終週除く) タイトル:旅するユーロ(NHK Eテレ) 旅するドイツ語(月曜23:30〜)/旅するイタリア語(火曜00:00〜) 旅するフランス語(水曜00:00〜)/旅するスペイン語(水曜00:25〜) タイトル:世界の窓(BS-TBS) 放送日:毎週金曜22:54〜 |
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ほりうち(ccbu8181) 2017-12-29 18:38:43 |
Pick Up!
ヨーロッパを代表する高速列車内の様子を写真でご紹介 レイルヨーロッパジャパンでは11月下旬から12月にかけて、レイルエキスパート養成講座(2017年)を修了し、優秀な成績でレイルエキスパートに認定された方々を対象に鉄道研修旅行を実施しました。研修旅行のスケジュールとそのレポートは、来月号でご紹介します。ここでは、乗車したフランス-スペイン高速列車、TGV リリア、そして夜行列車ユーロナイトの車内の様子を写真でご紹介します。 (1)ビュフェ車両で買ったランチ。車窓の風景を眺めながらのんびりと過ごしました。(2)「フランス-スペイン高速列車」の2階の1等席。太陽の日差しが心地よい車内。座席はゆったりと広々としています。 (3)フランス-スペイン高速列車の車内。バルセロナ〜ニーム間は2階建のDuplex 車でした。写真の右側に階段があり、1階へと降ります。2階席への出入り口には大きな荷物置き場が確保されています。(4)TGV リリアのトイレ/洗面台。とても清潔!(5)TGV リリア2等席(6)夜行列車ユーロナイト」の1等車両。寝台の番号が入口に表示されています。 (7)1等ツインの寝台です。スリッパと歯ブラシ、石鹸などのほか、ペットボトルの水が置かれていました。洗面台にも水が2本。清潔なリネン類は心地よく、天井が高いせいか、圧迫感もありませんでした。隣の部屋や廊下の声もほとんど聞こえず、ぐっすり眠れました。(8)乗車する際に車掌に手渡しした鉄道パスと寝台指定券は、翌朝、朝食ボックス&コーヒーとともに返却されました。オレンジジュース(100%果汁)、木の実入りのずっしりした感じのドイツ風パン、ジャムとバター、スナックなどが入っていました。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2017-12-29 18:40:49 |
お知らせ
「ヨーロッパ鉄道カタログ2017」申込み受付け中 ご好評いただいている一般消費者向けの最新「ヨーロッパ鉄道カタログ201」を制作中です。同カタログは写真や地図などを多用し、日本で販売している鉄道パスや列車などの情報を網羅しています。幅広くヨーロッパ鉄道の販売にご利用いただけます。 ※入力者注:資料の請求は旅行業者からになります 日本語版「スイストラベルシステム2018」、申込み受付け開始 スイス連邦鉄道、およびその他の交通機関で構成される、スイストラベルシステム(STS)の鉄道パスの詳細と路線図などを網羅した、2018年度版最新日本語販促ツール「スイストラベルシステム2018」(マップ)が完成し、お申し込みの受付けを開始します。 STSマップはスイス旅行に役立つ情報を網羅し携帯にもとても便利な大きさです。シーニックトレイン(景観列車)のルートを含む詳細な鉄道路線が記載された大型のスイス鉄道マップのほか、スイスパスやフレキシーパスなどの詳細(パスの種類や適用エリア)、スイス旅行に必要な情報を盛り込み、コンパクトなサイズに仕上げました。スイス旅行に持参しても、旅行プランを立てる際にも役立ちます。 ※入力者注:資料の請求は旅行業者からになります 一般消費者向けメルマガ会員のご登録について レイルヨーロッパジャパンでは、一般消費者を対象にした「レイルヨーロッパジャパンメールマガジン」の配信を行っています。このメールマガジンには、鉄道に関する最新ニュースだけでなく、政府観光局とリンクした各国の現地情報などが満載です。 一般消費者のヨーロッパ鉄道旅行へのモチベーションを高める内容となっています。配信は月1回、登録は無料です。受信ご希望の方は、こちらのURLからお申込みください。 http://www.raileurope.jp/subscribe/request_magazine.html |
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ほりうち(ccbu8181) 2017-12-29 18:43:40 |
旅のヒント
高速列車、夜行列車、景観列車(シーニックトレイン)や登山列車など、ヨーロッパにはさまざまなタイプの列車が縦横無尽に走り、観光客はもちろん、地元の人々にとっても大変身近な交通手段となっています。便利さだけでなく、車窓を流れる風景や地元の人々とのふれあい、列車での国境越えという体験など、鉄道旅行の魅力は尽きません。このコーナーでは、テーマを決めて鉄道を楽しむ旅のモデルコースとともに、駅構内や列車内でのサービスや設備などについてご紹介いたします。 鉄道でまわる、美食の国ベルギー&フランス 大人女子のフレンチ・バカンス カナディアンネットワーク 内田智恵さん 今月号の旅のヒントは、レイルエキスパート養成講座2017年にレイルエキスパートに認定された、内田智恵さん(カナディアンネットワーク)が作成したベルギーとフランスを鉄道で巡る美食の旅「大人女子のフレンチ・バカンス」をご紹介します。ユーレイル フランスパス(1等3日間)を使って、フレンチバカンスを満喫。ブリュッセル、ブルージュ、パリ、ボルドー、サン・マロ、ディナール、モン・サン・ミッシェルといったインスタ映えするスポットを求めて人気の都市を巡ります。20代後半から40代のアクティブな女性を想定したプランとなっています。<画像=パリ北駅に停車中のタリス(C)Christian Mueller - Shutterstock.com> ※ このプランは、2017年8月現在の情報に基づき記載されています。 旅程: 1日目 成田空港より、ANA便にてブリュッセル空港へ。ブリュッセル空港駅から列車に乗って約15分でブリュッセル北駅に到着。ホテルへ。 夏は日没が遅いので、さっそく街の散策に出かけましょう。世界遺産「グランプラス」と、小便小僧、ヨーロッパ最古のショッピングアーケード 「ギャルリー・サンチュベール」なども、明るいうちに回ることができます。 グランプラスの老舗の焼き菓子店「メゾン・ダンドワ」で、四角いブリュッセル・ワッフルと、丸いリエージュ・ワッフルを食べ比べてみるのもお勧めです。 【ブリュッセル泊】 2日目 終日、ブルージュ観光。ブリュッセル北駅からIC(急行列車)に乗って約1時間でブルージュに到着。1時間に2本の割合で運行しているので、自由な時間で出発できます。往復切符を買って出発です! ブルージュ駅からは徒歩でマルクト広場へ向かいましょう。途中、ベギン会修道院、聖母教会、鐘楼(ベルフォート)など歴史ある街並みをお楽しみください。水の都ブルージュでは、運河クルーズも欠かせません。 ランチには歴史ある地ビール醸造所「ドゥ・ハルブ・マーン」のカフェにて、人気の地ビールも味わってみましょう。夕方、IC でブリュッセルへ。 夕食はレストランが軒を連ねるイロ・サクレ地区へ。ベルギー名物、鍋一杯のムール貝のワイン蒸しとフリッツを是非、ご賞味ください。 【ブリュッセル泊】 3日目 【パス使用1日目】 ブリュッセル北駅からIC に乗って南駅へ(ABS 料金にて無料接続)。南駅9:13発のワインレッド色の車両がおしゃれな、高速列車・タリス(1等車)にてパリへ(所要約1時間32分)。お座席にて朝食がサービスされます。 パリ北駅に到着後は、メトロ4号線にてパリ・モンパルナス駅へ移動。 モンパルナス駅で荷物を一時預けして、駅周辺の散策へ。カフェでランチもよし、バゲット・サンドをお弁当に買って車内で食べるのもいいですね。 パリ・モンパルナス駅12:52発の高速列車TGV の新線 inOui(インウイ)にて一路、ボルドーへ(所要約2時間4分)。着後、タクシーにてホテルへ。 「月の港」と呼ばれる世界遺産・ボルドーの街を散策。ガロンヌ川にかかる橋の景色や、古い建築物に囲まれた広場、大聖堂などをゆっくりとお楽しみください。ワイン博物館「シテ・デュ・ヴァン」を訪問。2階の博物館エリア(有料)では、オーディオガイドを聞きながら五感を使って楽しむ展示や、テラスでのワイン・テイスティングをお楽しみいただけます。 ご夕食には、展望レストラン「Le7」はいかがでしょう。 【ボルドー泊】 4日目 終日ワイナリーツアー。サンテミリオン、メドックなどご希望のエリアへのツアーをお選びいただけます。日本語、英語各種タイプがございます。特にご希望のシャトーがある場合は専用車でのアレンジも可能です。 【ボルドー泊】 5日目 【パス使用2日目】 ボルドー・サンジャン駅8:02発の高速列車TGV の新線 inOui(インウィ)に乗ってパリ・モンパルナス駅へ(所要約2時間8分)。同駅でTGV(10:56発)に乗り継ぎ、サン・マロへ(所要約2時間25分)。サン・マロ駅からは、宿泊ホテルの無料送迎車にて対岸のディナールへ(予約制、所要約30分)。 ディナールは、ブルターニュ地方の海辺のリゾート地。別荘となる豪邸が立ち並ぶ、穏やかな町。お泊まりは、タラソテラピー施設が併設されたノボテル。 お部屋はシー・ビューのお部屋を。ベランダから海岸へ出ることもできます。 【ディナール泊】 6日目 ブルターニュ地方が発祥と言われるタラソテラピーのトリートメントでリフレッシュしましょう。ホテル併設のタラソテラピー・スパにて、海藻や海泥を用いてのマッサージやトリートメントをお楽しみください。セラピストと相談し、それぞれの方に合ったトリートメントを受けることができます。 午後はディナールの市街地を散策。ランチには、この地方の名物、そば粉のガレットや、クレープ料理がお勧めです。 【ディナール泊】 7日目 終日モンサンミッシェル観光。ホテルの送迎車にてサン・マロへ。Keolis バス(=予約制、9:15発)にてモンサンミッシェルへ。ご自身にてモンサンミッシェル観光。 修道院では、ゴシックや様々な建築様式の内部をゆっくり見学しましょう。回廊や礼拝堂、テラスなどため息が出る荘厳さです。 昼食はレストランやお土産店が並ぶ参道「グランド・リュ」にて、名物のオムレツや、羊料理などをご賞味ください。Keolis バス(=予約制、15:45発)にてサン・マロへ。ホテルの送迎車にてディナールへ。 【ディナール泊】 8日目 【パス使用3日目】 朝食後、9時頃、ホテルの送迎車にてサン・マロへ。列車の時刻までサン・マロの旧市街を散策しましょう。 サン・マロ駅12:03発のTGV に乗ってパリ・モンパルナス駅へ(約2時間44分)。昼食は車内にて。 車内販売で購入もできますが、乗車前にテイクアウトでランチを購入して持ち込むのも楽しみです。 タクシーにてオペラ座近くのホテルへ。夕方からは、パリ市内散策。まずはシャンゼリゼ大通りから凱旋門、エッフェル塔と定番スポットは、はずせません。 【パリ泊】 9日目 ホテルのチェックアウトを済ませ、フロントに荷物を預け、午後のバス時刻までパリ観光。美術館訪問やお店めぐりなど、自由にお過ごしください。 ホテルで荷物を受け取り、徒歩にてオペラ座前バス乗場へ。Roissy Bus にてシャルル・ド・ゴール空港へ。ANA便にて帰国の途へ。 【機中泊】 10日目 午後、成田空港到着。 ※日程表の発着時間は乗車日により多少変動することがあります。 ※ 旅程表にある文言など一部編集しています。ご了承ください。 旅行プランの概要とコンセプト: ワイン、グルメ、海辺のリゾート、旧市街散策 オシャレな高速列車で巡る人気都市 グルメ、ワイン、エステ、そしてインスタ映えする素敵な景色を求めて、「フレンチ・バカンス」の旅に出かけましょう。プチパリとも呼ばれ、美食の国として有名なベルギーでは、新鮮なシーフードやスイーツを楽しみ、美しい中世の建築物が残る街をゆっくりと歴史散歩といきましょう。フランスへの移動には、おしゃれなデザインの高速列車タリスや、TGVの新ブランドinOui を体験。フランスの隅々まで、高速列車が運んでくれます。ワイン好き憧れのボルドーでは、有名シャトーを訪問。美しいブドウ畑と、ワインを堪能していただけます。ブルターニュ地方の海辺のリゾートでの滞在、タロソテラピー体験は、大人女子のためのご褒美旅行とも言えるでしょう。 想定する顧客層は、20代後半〜40代のアクティブな女性、海外旅行は何度か経験済み。パリも既に訪問したことがあるので、ひと味違った旅行先、自分たちだけの旅を求めている層がターゲットです。 <画像=ブルージュの街並み(C)MariaPavlova-iStock> ホテルのサービスをフル活用 女子にとってスーツケースを毎日持って旅するのはちょっと辛いと思う人もいるかもしれません。連泊することでスーツケースの心配なく鉄道の旅を楽しめそうです。この旅のプランで利用するホテルを日程表から編集部が抽出しました。 ◎ブリュッセル2泊:イビス・ブリュッセル・オフ・グランプラス(グランプラス界隈、北駅から徒歩圏内) ◎ボルドー2泊:ベストウエスタン・グランドホテル・フランシス ◎ディナール3泊:ノボテル・タラサ・ディナール(サン・マロ駅からはホテルの無料送迎でアクセス可) ◎パリ1泊:ベストウエスタン・プルミエール・オペラ(オペラ座近くに位置します) 編集部からヒトコト: 大人女子向けの滞在都市、列車、アクティビティ 大人女子に人気のベルギー&フランスの旅です。グルメ、ワイン、水辺のリゾート滞在とタラソテラピー体験、ブルージュやモン・サン・ミッシェル、サン・マロなど、中世の街並みや雰囲気が残された町の散策、パリでのショッピングなど、活動的な大人女子にぴったりの旅プラン。2日目のブルージュでは世界遺産にも登録される古都の散策、4日目のボルドーではサンテミリオンやメドックなどのワイナリーツアーを、さらにディナールでもそれぞれ1日使ってゆっくりと滞在が楽しめます。ブリュッセルやディナール、モン・サン・ミッシェルでは名物料理や郷土料理の提案もうれしいところ。 高速列車タリスやTGV などをフル活用してスムーズな移動になっています。タリスでは、1等向けのサービスのひとつでもある座席での食事を堪能できます。乗車する時間帯によって食事の内容は異なりますが、このプランでは朝食が楽しめます。 ディナールで宿泊するノボテル・タラサ・ディナールの無料送迎車を利用するので、サン・マロ駅からホテルへの移動もスムーズ。 ※ここで明記している乗車時間や乗換駅は、季節や曜日、発車時刻などによって異なる場合があります。乗車される際は必ず、実際に時刻表でご確認ください。 ※また、列車情報、車内で提供される食事やサービスについても予告なく変更されることがあります。ご乗車の際には事前にご確認ください。 鉄道パス&チケット ・ユーレイル フランスパス(フレキシータイプ3日間)1等: タリス(ブリュッセル南駅 ⇒ パリ北駅<3日目>)、inOui(パリ・モンパルナス駅 ⇒ ボルドー・サンジャン駅<3日目>)、inOui(ボルドー・サンジャン駅 ⇒ パリ・モンパルナス駅)、TGV(パリ・モンパルナス駅 ⇒ サン・マロ駅<5日目>)、TGV(サン・マロ駅 ⇒ パリ・モンパルナス駅<8日目>) ・3日目のタリス乗車について、タリス乗車時は発車20分前までにチェックインとセキュリティチェックを行ってください。また、出発前にユーレイル フランスパス使用開始のバリデーションを忘れずに受けてください<日程表から編集部が抽出しました>。 ・鉄道チケット:IC(ブリュッセル空港駅 ⇒ ブリュッセル北駅<1日目>)、IC(ブリュッセル北駅 ⇔ ブルージュ<2日目>) ・タリスとTGV に鉄道パスを使って乗車の際は、別途、座席指定券が必要です。 ・ユーレイル フランスパスは、大人向けのパスのほか、2〜5人で同一行程を一緒に旅するグループ向けのお得なセーバーパス、12歳以上28歳未満の人に適用されるユースパスがあります。12歳未満のお子様は無料です人には、お得なツインパスがおすすめ。 Tips & インフォメーション ・ここに記載する列車や船、バスなどのスケジュールは時期などによって異なる場合があります。必ず事前にご確認ください。 ・目的駅に到着したら、復路の列車の時刻表を必ず確認してから観光へとお出かけください。不慣れな駅構内では目的とする場所に辿りつくのに多少時間を要することも考えられますので、時間に余裕を持って駅に到着するようにしてください。 ・列車、またはバスにご乗車の際には、時刻表を確認し、遅延なども考えられますので、余裕をもって行動するようにしてください。乗り継ぎの際は、余裕ある乗り継ぎ時間を確保することをおすすめします。 また、パリ・モンパルナス駅をはじめ、フランス国内の主要なTGV 駅には入場ゲートが導入され始めています。出発するプラットホーム番号が発車間際に駅のインフォメーションボードに表示されることもあって、入場ゲートは混雑します。ご注意ください。 ・ベルギー・フランダース政府観光局 ⇒ http://www.visitflanders.com/ja/ ・フランス観光開発 ⇒ http://jp.france.fr/ |
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